ミッドナイト・バス

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 763
レビュー : 145
  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900063

感想・レビュー・書評

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  • 泣きっぱなし。みんな健気に頑張り生きていて、心に染み込み、いっき読み。

  • 【夜行バスをめぐる、家族再生の物語】東京での仕事を辞め、故郷で夜行バスの運転手となった利一。様々な事情を抱え夜を渡る人々を見てきたが、ある夜思わぬ人が乗車する。

  • 14/09/06読了
    怜司が好みすぎる笑

    とても好きな話だった。胸をえぐられるような感覚も、涙ぐんだり、ふと笑ってしまったりするのも。

    利一を中心とした家族の物語。家族の周りにいるひとが語り部になることはあっても、家族である怜司、彩菜、志穂の心情が語られることはない。会話から滲み出る家族のすれ違いと愛情が愛おしくて切なくなる。終盤、美雪の視点で、彩菜が美雪に歩み寄り、美雪が怜司を受け止めるシーンがよかった。

  • 家族愛、途中まで頑張って書いてたんだけど力尽きたか…

  • 静かに静かに心揺さぶられた

  • 暗い話題の多い話だったけど、怜司の「お父さんの幸せは、僕らの幸せだ」と言う言葉に共感しました。本当に、両親には幸せな老後を過ごして欲しいと思います。

  • 夜行バスの運転手とその家族、元妻、恋人たちが、欠けたピースを求めて悩みながら、前に進んでいく姿を描く。直木賞候補作だったので、手に取ってみた。

    視点がころころと変わっていくのはいいが、素人っぽいぎこちなさもあり、やや読みにくくも感じた。
    勇気がなくて、結局はいつも逃げ道を探し、親しい人たちを傷つける主人公のエゴ、隙間にいるだけでいいと健気ぶる恋人、どちらも鼻について私には受け入れがたかった。
    いい味を出している脇役もいるのだが、やはり核となる人物に感情移入できないと、読書は楽しめないんだな、と改めて感じた。

  • 図書館。50才になる高速バス運転手、利一の家族のお話し。
    一回りも若い恋人の志穂と交際を進めて、子供たちも旅立ちそろそろ身を固めようとした矢先に、十数年前に離婚した美雪が利一のバスに乗ってくるところから話が始まる。
    長男の怜司と長女の彩菜、そして離婚した美雪もそれぞれの道を進んでいたが、それぞれの壁にぶつかりいつしか新潟に集まるようになった。
    利一は家族の心配事に身を寄せるうちに恋人と擦れ違ってしまうが、それも家族のためと奮起。
    しかし、それぞれの問題を解決したとき、自分ひとりであることに気づき、ふたたび都合よく恋人に寄りすがろうとする。
    家族の父親としての一面と、男としての一面の間をさまよいながら、各自の成長を見届ける利一のお話。

  • 2014.8.10

  • 登場人物たちの行動が理解できなくて、感情移入できず。
    特に、主人公の優柔不断さにいらっとしっぱなしでした。

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著者プロフィール

伊吹有喜(いぶき・ゆき)
1969年三重県生まれ。三重県立四日市高等学校、中央大学法学部法律学科卒業。四日市市観光大使。1991年に出版社に入社。雑誌主催のイベント関連業務、着物雑誌編集部、ファッション誌編集部を経て、フリーライターになる。2008年に永島順子(ながしま・じゅんこ)名義で応募した『風待ちのひと』(応募時のタイトルは「夏の終わりのトラヴィアータ」)で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞。2009年に筆名とタイトルを改め同作で小説家デビュー。2014年『ミッドナイト・バス』で第27回山本周五郎賞候補、第151回直木賞候補。2017年『彼方の友へ』(実業之日本社)本作で第158回直木賞候補。

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