寄生虫なき病

制作 : Moises Velasquez‐Manoff  赤根 洋子 
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 419
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900353

感想・レビュー・書評

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  • 寄生虫、、微生物、細菌、ウイルスなどが、不在であることの問題。
    健康志向の人なら、獲得しておきたい知識になると思う。

  • ☆自ら寄生虫を腸内感染させ、自己免疫疾患を治療

  • 【文章】
     読み易い
    【ハマり】
     ★★★★・
    【共感度】
     ★★★★・
    【気付き】
     ★★★★★
    ・人間に害を及ぼすものを排除してしまった結果、病に対する抵抗を低下させてしまった可能性がある
    ・清潔でいることで、人間が弱くなってしまう

  • 近代になってから猛威をふるうようになった病気の原因は何なのか。アレルギー症状や自己免疫疾患の原因は寄生虫など体内細菌の不在によるものではないか という様々な研究成果から書かれている。自閉症と腸内環境の関連など初めて聞くものもある。体内生態系の破壊に原因があるというのには納得がいく。遺伝子とエピジェネティックスと体内生態系が複雑に関連している。遺伝子改編、選択に進む事が恐ろしい。

  • 最近よくきくアレルギー疾患は、環境破壊物質や食事が原因だと言われてきて久しいが、なんと人間を取り巻く微生物への曝露が減少したからではないか、という仮説が展開され、統計的なエビデンスが続々と提示されている。
    他には、ピロリ菌は実は有用であるのでは?とか、自閉症、ガン、うつ病なども同様の理由によるのでは、という、もうすべてが軽い驚きと納得感で充足される。
    ページを括るたびにわくわくする読書体験は、久しぶりだ。

    その後の研究成果がとても気になる。

  • 帯文:”我々は恐るべき代償を支払っている” ”驚愕の科学ノンフィクション”

    目次:第一章 寄生虫に感染しにゆく、第二章 我々は「不潔なサル」である、第三章 自己免疫疾患の島で何が起こったか、第四章 寄生虫治療、最初の試み、第五章 喘息が出現しはじめた理由…他

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:491.9||V
    資料ID:95140573

  • 現代に生きる私たちは是非一読すべきだと思います。

  • 周りの菌や寄生虫との共存について考えさせられました。 この本を読んでからは、石鹸でゴシゴシと手を洗わなくなり、消毒液なんて怖くて使えなくなりました。

  • 非常に面白い本でした。腸内細菌とか腸内環境とか最近流行ってきていますが、その系統の話のレビューのようになっています。「寄生虫なき病」という表題が必ずしも適当なのかどうか解りませんが、いわゆる学問的な寄生虫だけではなく、ピロリ菌や腸内細菌についても広く触れられています。寄生虫や細菌、ウイルスなどが原因の感染症と言う概念とは全く別の、進化の過程でずっと一緒であった共生生物の不在による疾患という概念を非常に多くの文献を紹介しながら丹念に説明してくれます。アレルギー疾患、自己免疫疾患、抗生物質の濫用などに興味がある方は読んでみても良いのではないでしょうか。「地球温暖化」話などよりはよっぽど重要な話ではないかと思われます。

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