完本 うらやましい死に方

制作 : 五木寛之 
  • 文藝春秋
3.71
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本棚登録 : 65
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900445

作品紹介・あらすじ

日本人はこんなにもうつくしく逝けるのか――。二十一世紀に入り、日本人の死生観は変わった。ドラマティック・エンディングからナチュラル・エンディングへ――死は、劇的な大事件から、身近でさりげないものに変わった。誰にでも確実に訪れる死と、私たちはどう向き合っていくのか。見送る人に鮮烈な印象をのこした市井の男女三十通りの「逝きかた」。そこから失われつつあった日本人への信頼感がふたたび静かによみがえってくる。超・高齢化社会を鋭く見据えた、語りおろしインタビューと「十六通りの二十世紀の死」を併録。第75回文藝春秋読者賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 羨ましい死に方について一般公募をした中で選ばれた実際の臨終の話が並ぶ。死に直面した時、冷静に周りにも気遣いをして亡くなる人の話がたくさん。心が温かくなった。
    「死に方に生き方が現れる」というのには激しく同意。誰もが最も怖れる死の間際にその人の本質が現れるなぁと最近しみじみ思う出来事があった。

  • よく生きることはよく死ぬことって言葉があったような気がする。
    市井のいろんな人たちのいろんな死に方。
    本当にこのように死ねたらーと思うような死に方がたくさんある。
    死ぬまでは生き続けるのは普通のことだけど、どのように死にたいかということを考えることもよりよい生き方に続く一つの方法のような気がする。

  • 「幸せな去り方」を真剣に考える時代。これを、ナチュラル・エイジングの後の、ハッピーエンディングと呼んでいます。

    ある程度の収入のある人は年金を辞退して、医療費も全額払うようにする。しっかりした資産のある人たちが老後にすべき仕事は、美術品のコレクションではなくて、終末をすごすためのホームや、不遇な状態にある老人たちが生きていけるような施設を自分たちでどんどんつくって、それにおのれの名前を冠していくこと。

    昔は寺に寄進しました。
    老人階級は老人階級で独立して、若年層・青年層の負担者とならないということを目標として頑張ることがいい。

    自分の死生観を鍛えて、穏やかにさりげなく死を迎えていく。これからは、孫や子たちに囲まれて、惜しまれて死を迎えるということはほとんど不可能です。孤立して死を迎え準備をしなければいけない。

  • 【日本人への信頼がふたたび静かによみがえる】今世紀、ドラマティック・エンディングからナチュラル・エンディングへと、日本人の死生観は変わった。鮮烈な印象の「民草の死」集。

  • 死に際に関しての投稿集。
    家族に見守られての安らかな旅立ち、身支度を整えた潔い旅立ちなど様々なうらやましい死に方が紹介されています。

  • 電車の中で不覚にも泣いてしまった

  • 五木寛之氏の浄土思想をもとにした、一般の人からの
    死に関しての投稿集みたいなもの。
    自分が死ぬことについては、大病してから以前より、
    身近になったと思います。
    ただ、この本の内容は高齢の方、老衰や往生された人
    の話が多く、まだあまり身近に感じられる内容では
    なかったかと。たとえば、こういう死に方が
    うらやましいなあというような感想を持った話は
    なかったです。

  • 市井の男女の幾通りもの逝き方から、それぞれの死に方を問う。
    五木氏の高齢化社会における社会のあり方の提言もあり、興味深く読める。

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