美は乱調にあり

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (2014年5月22日発売)
3.18
  • (0)
  • (6)
  • (8)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 61
感想 : 13
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163900698

作品紹介・あらすじ

大正期最大のアナーキストにして、危うい魅力を放ち幾多の女性と浮名を流した大杉栄と、彼の妻となり、共に甘粕事件で虐殺された「青鞜」最後の編集者伊藤野枝。女性の自立を志し、大いなる愛と情熱を胸に時代を駆け抜けた野枝と「青鞜」の女たちに刺激を受けて「『東京ラブストーリー』の赤名リカのキャラクターを考えた」と言う柴門ふみさんが、大杉と野枝の生き方を描いた瀬戸内寂聴さんの原作を漫画化。百年前のお話とは思えぬ瑞々しさと新鮮さ、野枝や大杉の躍動感あふれる姿は、現代に通じる瑞々しさ!

みんなの感想まとめ

多様な愛の形と女性の自立をテーマにした物語は、時代を超えて現代にも通じる力強さを持っています。大杉栄の自由な生き方に振り回されながらも、自らの道を切り開く伊藤野枝の姿は、読者に勇気を与えます。特に、彼...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 瀬戸内寂聴の小説を漫画化したもの。思想的なところにはあんまり踏み込まれておらず、三角・四角関係の描写が殆ど。なので、甘粕事件の動機も大杉らの風紀紊乱への怒りということがクローズアップされている。なお、与謝野晶子がらみで、森田草平の煤煙事件にも1章が割かれている。

  • 2019/8/30

  • 大杉栄のフリーラブに振り回される三人の女の話。
    振り回されながらもたくましく生きる伊藤野枝にフォーカスして見てしまう

  • 伊藤野枝。
    やっぱり。私のMUSE。

  • 個人的にはタイトルは『炎の女達』とした方がしっくりくる。偉そうな理想を語られていても結局のところ御セックスしか頭にないんかと子供サイドからは言いたくなる。

  • 文学史を学んでいたけれどこの漫画に出てきた青鞜の作り手にこんなストーリーがあったとは……知らなかった自分が恥ずかしい。
    昔の日本にもこういった人がいたんですね。現在もどちらかというとフリーラブ的な考えはあんまり支持はされていないように感じますが……

    実在の人物のこういった漫画は面白いし勉強になる。前知識なしで読んでその後調べる…のが趣味です。

  • これほど、各キャラに感情移入できないストーリーも珍しかった~(;-_-) =3。

    時は大正時代。女性解放のために力を尽くした伊藤野枝や平塚らいてう、彼女たちに関わる社会主義者・大杉栄を中心に話は進みます。
    ただ、皆、欲望に忠実で、うらやましい気もしました。

    伊藤野枝はだんだん大杉の影響か、弱者が虐げられることに憤りを感じるのだが、子供のことはほったらかしで、夫の「一番の弱者は幼い息子じゃないのか!」と責められる。
    これは本当にそうだなぁと思いました。
    理想は語るけど、身の回りに目がいかない愚かさ。

    最後には官憲によって野枝は28歳で殺されるのだけど、燃え尽きる彗星のような生涯だったかな~と思います。
    そこには良いも悪いもないんでしょうね。

  • C

  • 【究極の愛を描いた名作、待望の漫画化!】稀代のアナーキスト大杉栄と「青鞜」最後の編集者伊藤野枝。二人の強烈な個性と壮絶な愛を描いた瀬戸内寂聴作の小説、待望の漫画化。

  • 長嶋有さんがテレビで紹介していたので読んでみる。

    進歩的という思想に囚われたがために、自由恋愛を強要される女性たち。
    しかし、自由恋愛が生み出すのは、結局男性の優位に過ぎず、むしろより前時代的な男性本位な関係や、なまなましい嫉妬心である。
    進歩的といわれた女性たちが、このようななまなましい恋愛関係に翻弄されていたというのは、今から見れば皮肉的とも思えるが、このような恋愛関係に翻弄されるということ、そしてそのことが表に現れ大衆の目にさらされるということ自体が、当時は進歩的だったということなのかもしれない。

    いつの時代もダメな男に惹かれる女性はいる。

  • 草野マサムネ氏が推薦していたのでいつか読みたいと思っていたのですが、漫画版を先に読んでしまいました。

  • ……そういえば
    村岡花子や柳原白蓮…なども、ほぼ同世代。
    彼女らの成した事を考えると
    虐殺されることなく天寿を全うしていたとしたら
    どういう人生を歩んだんだろう…か?と思ってしまう。

  • 神近市子が他人とは思えない。この人の感じたキツさは手に取るようにわかる。生涯大杉栄を許さなかったというのも共感できる。もっと彼女のことが知りたくなった。

全13件中 1 - 13件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1957年徳島県生まれ。お茶の水女子大学卒。79年漫画家デビュー。『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』『同窓生 人は、三度、恋をする』『恋する母たち』など、著書多数。エッセイ集として『恋愛論』『大人の恋力』『そうだ、やっぱり愛なんだ』『老いては夫を従え』など多数。2016年、25年後の物語として描かれた『東京ラブストーリー  After 25 years』で柴門ふみブーム再燃。夫は弘兼憲史氏。

「2020年 『オトナのたしなみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柴門ふみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×