ちいさな城下町

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 153
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900865

作品紹介・あらすじ

ぼくの城下町の好みは十万石以下。そのくらいが一番それらしい雰囲気を今も残している――2014年3月に急逝したイラストレーター・安西水丸が惹かれてやまない城下町を訪れ、歴史的人物や事件にまつわるエピソード、町の名物やたたずまいをスケッチ。読むと電車に乗って旅に出たくなる、楽しいエッセイ集です。登場するのは、村上市(新潟県)、行田市(埼玉県)、朝倉市(福岡県)、飯田市(長野県)、土浦市(茨城県)、新宮市(和歌山県)など、日本全国の20都市。岸和田市・中津市・高梁市は単行本のための描き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 旅行に行きたくなる。

    ・村上市(新潟県)
      宮尾酒造 〆張鶴
      瀬波温泉 汐美荘
      村上茶 鮭
    ・行田市(埼玉県)
      忍城
      のぼうの城
      水の城 いまだ落城せず
      さきたま古墳公園
      忠次郎蔵 もり蕎麦
    ・高梁市(岡山県)
      備中松山城
      吉田 璋也 
    ・鳥取市
      たくみ工藝
    ・新宮市(和歌山県)
      新宮城 尾鷲
    ・大洲市(愛媛県)
    ・亀山市 三重県
      関宿

  • 水丸さんらしく淡々とした、小さな旅の記。歴史好きだそうで、各地の城下町について、その成り立ちや歴史上の出来事にかなり筆が割かれているところが、よくある文化人の地方探訪ものとは少し趣を異にしている。おおげさに面白がるわけでなく、ケチをつけまくるわけでもなく、少し引いた旅人のスタンスが心地よい。

    祭が有名なある城下町についてのこんな一節なんか、いかにも水丸さんだなあと思う。
    「祭り嫌いのぼくとしては、何でこんなことしなければいけないのか、他にするべきことがたくさんあるだろうに、などとおもって見ていたが、それにしても他に類のない勇壮な祭りだった。」

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  • 地味ながらもそこにあった藩、城主の変遷、城下の形成と現在などがとつとつと語られている。

  • 城下町とのご本人の想い出の関係や、城下町を訪れた時の感想・気持ちがやわらかな文章で書かれている。一緒に歩むように情景を思い浮かべつつスラスラと読めて、面白い。

  • 渋い城下町。

  • 石高は多くなく、歴史の授業で出てくる有名な大名がいたわけでもなく、天守閣が立派なわけでもなければ石垣がろくに残ってすらいないようなところまで、全国各地の、多くの人が目を向けないような城下町をめぐるエッセイです。

    訪れたい街がたくさん出来ました。

  • 2014年に逝去した著者による全国的には知名度がやや低いかつての城下町の探訪録。現在では石垣の一部しか痕跡をとどめないような城にまつわる武将や藩主のエピソード、町の来歴などが軽妙な語り口で綴られる。独特の味わい深いイラストも大きな魅力である。

  • 2014年9月10日、5刷、帯付
    2015年8月13日伊勢BF

  • 土浦と木更津はマラソンで出掛けているのですが、城趾があるイメージがありませんでした。それぐらい小さな城趾を巡っています。のぼうの城を見たばかりですが、本書によると石田三成による行田市の忍城の水攻めが失敗に終わった原因は、豪雨にあい、築いた堤が決壊したそうです。映画だと、三成に雇われて堤を築いた堤の外の農夫が忍城城主に味方して堤を崩したことになってました。

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著者プロフィール

イラストレーター。1942年、東京都生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。電通、平凡社などを経て独立、フリーのイラストレーターとなる。朝日広告賞、毎日広告賞など受賞多数。広告、装幀、漫画、小説、エッセイ、翻訳など多方面で活躍。著書に『アマリリス』『荒れた海辺』(小説)『魚心なくとも水心』『ちいさな城下町』(エッセイ)『真夏の航海』(トルーマン・カポーティ著/翻訳)『がたん ごとん がたん ごとん』(絵本)など。2014年3月逝去。

「2018年 『東京美女散歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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