- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163901497
感想・レビュー・書評
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めまぐるしい展開で一気読み。細部は「ちょっとなんだかなぁ」と思わせるけど、物語の流れを重視してのことなのでしょうね。ただ「どんでん返し」のパターンが分かって来ちゃったのは残念というか、きっと「こうひっくり返るよね」と思いながら読んでる自分がちょっと残念だったかな。
さて『静おばあちゃんにおまかせ』を読まなくちゃね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冤罪によって引退を決意した裁判官は、静おばあちゃんだったことに驚くと共に、素敵♪と思ってしまいました。
渡瀬さんも素敵だし、ラストのちょっとだけ出てくる女優さんも何だか涼やかで素敵でした。 -
他の話では既に強面の班長として名を馳せている渡瀬刑事の若い時代の話が出てきて、若者扱いされているのが新鮮でした。また、先に『静おばあちゃんにおまかせ』を読んでいたので、静さんの裁判官時代が読めたのも良かった。静さんが思わず吹き出しそうになったくらいに可愛らしい、渡瀬刑事の下の名前が気になります。
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中山七里さんの本は何冊か読んでいるが、渡瀬刑事も高円寺さんもお初でした。 でも冤罪を題材に、司法、検察、警察に対し真実を求める刑事! 実際はいないんだろうが、いてほしい! これが小説の醍醐味! 今度、渡瀬刑事や高円寺さんの出て来るシリーズを読んでみたい
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静おばあちゃんにおまかせ、を読んでから読んだ方が楽しいミステリ。
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組織とは、何だ?
そういう怒りを持ち続けるのは、難しい。 -
よく目にする作家さんだが、初読み。
冤罪ミステリ。
自白強要なんて何だか別世界の話だ、と思っていたのだけれども取り調べのシーンの恐ろしさに
もし私だったら速攻で落ちるだろうなと。
冤罪はキツイなぁ、遣る瀬無いなぁ、とページを捲るスピードが落ちたのですが、渡瀬刑事の真摯さに救われて何とか読了。
青臭いというか全うと言うか、こういう刑事らしい刑事、嫌いじゃないです。
他にも何冊か積んでいる作品があるので続けて読んでみようと思います。