- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163901756
感想・レビュー・書評
-
ちきりんさん
今の会社に入社するまでは知りませんでした!
たった今聞いたちきりんさんのVoicy
"自分が何に興味があるのか、明確になった素晴らしい授業でした"
出席せずに最後のレポートさえ提出すれば
みんなにAをあげる
といった社会学の教授の教え
"未来で何が起きるかを予測したければ
なるべく偏りを無くしてものを見る"
例)今季の野球はどこが優勝すると思う??という問いを熱狂的な巨人ファンにした場合
正確な答えが返ってくるだろうか?と。
すごく勉強になりました!!
逆に、偏った意見を主張していればそういった相談を受けることはないのだな、とも思いました。
自分が言いたいことを主張するのでなく、
あくまで
相手が言って欲しいことを言葉にする力
なるべく偏りのある意見を主張しない生き方
徹しようと思います!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者のブログは一度も拝見したことがないのだけれど...
前半はブログ運営にあたっての裏側的な内容で、印象的なことや参考になったこと
・公開の場を意識しながらも読者がいる前提でブログを書いていなかった
・収益化をほとんど行っていないこと
・出来事ではなく思考を記録した日記である
・思考の記録を振り返る時や読み手にいつの記事か分かりやすい「日付」が重要だった
・1エントリーに1つのメッセージ
・1冊の本、一回の対談から10も15(約1ヶ月間)もブログを書ける
後半は反響のあったエントリを一部掲載
著者の視点は本質をついているから凄い。そして言語化文章化が上手いだよなー...
著者の考え方や物事の捉え方に触れる度に思わされるのが、自分はなんて考え無しに日々を送ってきたのだろうか、という情けなさに近い感情。きっとこの思考方法ってのは癖に近いものがあるので簡単には変えられない。なので違う考えや著者の様に本質を見抜いている様な考えに多く触れるしかないかな。著者の本は5冊目、いい加減ブログを検索してみよう -
『自分メディアを運営している方は必見!セルフブランディングの参考書』
■読了時間 3時間10分
■この本をオススメする人
・ブログ、YouTube、SNS等の「自分メディア」を伸ばしたい方
■感想
前半は著者がブログを始めた経緯や目的、ブランディングについての考え方が書いてあり、後半は著者が選定した過去のブログ記事のエントリー集です。
著者はもともとブログ運営のきっかけが、収益化ではないという珍しいタイプですが、自分メディアの価値を上げるという目的が明確になっていたため、ここまで個人ブログを成長させることができたのだと思います。
「そんじゃーね」という締めの言葉に込められた意味や、読者を増やすために"やるべきこと"と"やらなくてよいこと"の判断基準が確立されており、ブログだけでなく、YouTubeやSNSなどの自分メディアを運営している方には、セルフブランディングの参考書として一見の価値ありです。ただ、何よりも重要なことは「継続する」ことであると感じました。
私自身は著者のブログもSNSも拝見しておりませんが、著者のツイッターではブログ内容に対して、反対意見が出ることもしばしばあるそうです。たしかに、白黒つけるストレートな意見と、どこか達観したような書きっぷりは反感を買うことがあるのも頷けますが、そもそも著者のブログ記事は物事を深く考えないと書けない内容であり、あるテーマについて読者に考えるきっかけを与えること自体が、非常に価値のあることだと思いました。 -
信用性の維持のために自ら課しているルールについて、大変参考になった。
-
ちきりんさんは自分のブログを愛しています。ブログを知ってもらおうと本を書く。ブログは自分の記事に共感してくれてる読者が集まる場所にしたい。自分で本当によかった商品だけを紹介したい。人気になりたいわけでもなく、お金儲けをしたいことでもない。ここにある意味ブログが人気である秘訣があるような気がします。
自分の考えに自信をもってブレずにブログを運営していくことがまずは大事であることに気付かされた一冊でした。 -
ちきりんさんのブログの考え方が書かれている。
ブログやる人には参考になる部分も。
炎上マークでいくつかのエントリーが紹介されていたのも面白く読み応えがあった。 -
ちきりんというキャラクターとBlogサイトには運営ポリシーがあり、方向性がコントロールされている
-
”個人出版された電子書籍『「Chikirinの日記」のつくり方』の紙版。読了して「思考プロセスの記録」をつけていこう、と改めて思った。おかげで、はてなダイアリーからはてなブログに乗り換えるきっかけにもなり、ちきりんさんには感謝!
2015年2月8日を機に、思考プロセスとしてのアウトプットをもっと残していこう。
1ヶ月前に読了してたのだけど、登録していなかったので簡単に…。
<キーフレーズ>
・信用
・何を伝えよう=メディア
・マイルール
・想定読者を絞る
・コンテンツをつなぐアイコン(そんじゃーね)
・ネットの中の人にならない=リアルな社会で耳にしないことは書かない
・サイレント・マジョリティの動向を気にする(PV等)
・ふんばってリピーターをつくる
・思考プロセスの記録
※2015やってみよう。まずは週3 (土)午前、(月)朝、(木)朝
<抜き書き>
★ブログを書く時も、「何を書くか」ではなく、「今日は何を伝えようか」が最初に決まります。(p.46)
※これ、けっこう大きな違い。「伝える」意識
・結局のところコンテンツ製作者にできることは、そんなものに振り回されることなく、自分の書きたいことを書き続ける、ということしかないのです。(p.54)
※そんなもの=どのSNSで話題になるか、どのキュレーションサービスに選んでもらうか
★「Chikirinの日記」想定読者 絞り込みの条件(p.67)
・資本主義を信じていて、
・社会的な事象やビジネスに関心があり、
・既成概念を排し、自由かつオープンに考えることに前向きで、
・解を得ることではなく、自分で考えるヒントときっかけを求めている人
・難しい問題を考える時にも深刻になりすぎず、ユーモアを理解できる人
※ペルソナ、というか、具体的な条件を書き出してみるといいね。
★ふたつの判断基準(p.69)
個別の取材や執筆依頼を受けるか否かの判断基準は、次の2点に決めました。
・時間や手間がかからないか
・ブログを読んでほしいと考えている特定の共通点を持つ読者(以下、想定読者)を、どれくらい増やせるか
※これを2軸のマトリックスで考えて、受けるかどうかを判断する
・「そんじゃーね」の大きな意味(p.75)
・私が続編的な本を書かないのは、新たなブログ読者を獲得するのに、効率が悪いからです。(p.135)
※ぶれない目標!(p.69との関連)
★「考える」とはインプットをアウトプットに変換するプロセスのことです。その変換プロセス(思考プロセス)をビビッドに記録しておけること、読者の方にも見ていただけること、これが、私がインタビュー型の連載エントリを気に入っている理由です。(p.142)
※これが本当の「考える」こと。公私ともにさらに身に付けていきたい。
<きっかけ>
個人ブログの今後についてのヒントを得るために。”