「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 844
レビュー : 94
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163901756

感想・レビュー・書評

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  • 大人気社会派ブロガー「ちきりん」さんが、自らのブログをどういった思想で運営してきたを述べた一冊。

    やはり人気のブログというのは、読者のターゲットと自分の書きたいものが明確だと感じる。

    運営していく中で少しづつブログの運営方法も変化していっているが、価値観が明確なのでどんどん人気があがっているのだろう。

    自分のコンテンツを作っていくために参考となった。

  • ちきりんというキャラクターとBlogサイトには運営ポリシーがあり、方向性がコントロールされている

  • 考えに共感する人を集めればいいんだな。
    そして、批判しない。

  • ちきりんさんがブログを設立したのは自分の意見(日記)を公開して読んでもらいたいから。
    そのために自分のブランドを確立して、ここまで徹底してブログに読者を引き込むための行動を取っているのだとわかったのが面白かった。
    そして偶然はあるにせよ行動の取捨選択は最初から基準が明確なおかげで悩む必要が最小限で済むのがすごい。

  • 人気ブログ「Chikirinの日記」の著者が、トップブロガーに上り詰めた経緯、ブランディングのポイント、執筆上の工夫をまとめた内容。
    後半、「Chikirinの日記」の過去のベストエントリ21本を掲載しており、ネットでどんなコンテンツがウケるのか、ヒントになるります。


    ・ブログを書くにはそもそもどうしたいのか目的が必要。

    ・トップブロガーになる人はそもそも最初の執筆動機、戦略が違う。自分の思考の記録を残しておくことが最初のきっかけ。

    ・「誰も読まないという前提で紙に日記を書き続ける」より、「誰が読んでも不思議ではないという前提で、ネット上に日記を公開する」ことのほうが、リスクが少ない

    ・独自ドメインも取らず、実名も社名も学歴もプライベートも公開せず、あくまで中身で勝負。

    ・「サイレントマジョリティを意識する」

    ・なめらかに発音(発声)できる文章を書くことです。書籍もブログも、最後には必ず音読し、スラスラ読めるよう「てにをは」や語彙を整えます

    ・思想に関わるエントリを検索されやすい時期に書くと、注目を集める

    ・フェイスブックは実名SNSなので、「自分のリアルな友人に知らせたい、意義のある話」が、より積極的に拡散されます

    ◆自分のメディアを作るための5か条
    1.コンテンツを散逸させない
    2.ネットの中の人にはならない
    3.つながる世界でつながらない
    4.オープンな場所に居続ける
    5.信用力を売らない

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  • この本はちきりんさんがどのようにして自分のメディアを作り上げてきたかということが詳細に書かれていた。chikirinの日記があれほどのメディアになった理由として、①継続して取り組んできたこと②マイルールを持ち独自性を出したこと③時代の流れに乗れたこと、の3つがあると考えた。また①と③は密接に関係していると思うし、先見性を持って取り組んできたことがいつか花開くというパターンは他の取り組みにも見られると思う。この人はやはり頭のいい人で魅せ方やひきつけ方を相当知ってる人だと思った。自分も何か発信していくメディアを持つ必要があると感じた。

  • SNS以外の記録を初めてみようと思ったタイミングで読んでみた。ベストエントリ集もあったのがとても良かったです。ベストエントリは後でもう一度読もうと思います。
    とにかく自分の書きたいことを書くこと、そしてテーマを一貫させること、これは心がけて記録を続けてみよう。その上で、自分の書くことがどれだけ注目されるのか、もしくはされないのか、ちょっと楽しみです。何だか「育成する」感じあるな確かに……。
    一先ず2か月続いたし、ここを見る人はそんなにいなそうだから、初めてリンクを貼ってみます。
    「全国地方暮らし満喫録」
    https://manymanylife.hatenablog.com/

  • ブログ運営の舞台裏と本人が選んだブログ記事で構成されているが、どちらも読み応えあった。

    小学5年生の時に「ニ十歳の原点」を読んで、日記を書き始めた。著者にとっての日記は「今日はこんなことを考えた」という思考の記録で、高校時代には、その一部を友人に見せたりもしていた。Chikirinの日記は、ブログサービスを使って日記を書くつもりで2005年に始めた。2008年の半ばに、はてなブックマークが大量に付けられるようになり、アクセスが急増した。さらに、ツイッターで人気が加速した。ブログが人気化すると、ネットメディアの編集者などから転載や執筆依頼の連絡を受けるようになった。

    「一生の間に、最低でも二つの異なる働き方を体験したい」と考え、2010年末に外資系企業を退職した。アジアの都市で日本語教師でもしながら暮らすことを考えていたが、退職直後に出版した「ゆるく考えよう」がヒットすると、雑誌や新聞、ラジオから取材や出演の依頼が殺到するようになったため、ブログ運営に集中することにした。ブログのPVは月間200万、収入はAmazonアソシエイトとGoogleアドセンスだけで年間500万円弱に達している。「ちきりんセレクト」では、著者の愛用商品を紹介している。

    「ゆるく考えよう」の印税収入は500万円あまり(4万2000部、文庫1万6000部)、「自分のアタマで考えよう」は1500万円あまり(11万3000部)。その後の作品も700万〜800万円(5万5000〜6万6000部)に達している。本書の基になった「Chikirinの日記の育て方」は電子書籍として出版し、同程度の印税収入を獲得している。

    「下から7割の人のための理科&算数教育」
    日本の教育では、生産者(技術者)になるための教育には熱心だが、生活者のための科学教育には重きが置かれていない。富国強兵のための教育という思想が、根強く残っているからでしょう。

    「思考と分析、その微妙かつ決定的な違い」
    分析の結果は情報しか含まれておらず、誰がやっても同じ。思考の結果は、分析結果以外のことも考え、自分の基準に照らして判断するもので、価値判断が含まれる。

    運営方針や目的を明確に定めていること、わかりやすい文章にまとめていることが成功した要因だったのではないかと思う。日記の書き方についても、改めて考えさせられた。社会の動きや自分が入手した情報に絡めて、自分がどう考えたかを記録すれば、自分の関心事項や問題意識を確認することができ、活動や成果を積み重ねることができるだろう。

  • 社会派人気ブログ「Chikirinの日記」の運営裏話とブログの記事内容を、ブログを運営する本人がまとめた本。

    ○前半・ブログ運営裏話:
    自分の希望をはっきりさせ、その希望を実現するための方針を立てたうえで、方針に沿って取捨選択することの重要性を強く感じる内容。

    ○後半・厳選ブログ記事21本
    取り上げられた記事のどれも面白かった。物の見方・切り口が独特。
    例えば、「大企業で学べば実力がつくと考える若者がいる。しかし、意味不明な商慣習を持つ日本の大企業で職業訓練を受けると、逆に自分の将来価値を壊す」、
    「全国の子供たちはお年玉をソッコーで使うべき!」、「大学受験と同じように就職試験でも検定料を取れば、100社受けたけど全部落ちたという悲惨な状況がなくなる」などなど。

    一般的な見方とは異なる発想ながら、全文読むとその明快な論旨に納得できるようになっている。さらに、それぞれのブログ記事の炎上度(共感だけでなく反論が大きかったか)も載っているのが面白い。

    というわけで、個人的には、ブログ運営の様子を読むつもりが、後半のブログ記事に満足したところである。

著者プロフィール

【ちきりん】社会派ブログ「Chikirinの日記」運営者

「2013年 『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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