キャプテンサンダーボルト

  • 文藝春秋
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本棚登録 : 3115
レビュー : 516
  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163901947

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    ヒーロー、野球、逆転劇、常識を疑え!

  • 伊坂幸太郎と阿部和重の共著。小説で共著ってあまり見たことなかったけど、違和感はなく、すっと物語に入り込めた。前にも伊坂幸太郎の「あるキング」を読んだせいか野球モチーフ好きなのかなとか考えてしまった。ゴールデンスランバーにも似たサスペンス感もありなかなか本を離すことができなかった。が、主人公が助けた女の子とか、野球なんだから元チームメイトがそれぞれチームワークを発揮するのかな?とかいろいろ考えてしまったのだけど、伏線回収がそこまでなかったかなとは感じてしまった。総じて面白かったけど長い。

  • どちらも好きな作家。

    仙台と山形、バス一本で繋がるところに縁があるってのは今まで気にしたことがなかった。
    むしろ、阿部和重なんて「ニッポニアニッポン」のイメージから新潟県出身かと勘違いしてたくらいだ。

    どちらがどこを書いたのか、共著の境はどこにあるのか分からないくらいスムーズに話は流れる。

    面白かったわー!


    「常識を疑え!」

  • おもしろかった!!

    阿部さんとの合作ということで、少し敬遠してたんだけど、やっぱ読んでみると、伊坂作品の特徴でてて嬉しかったあ笑


    スケールが大きく、ゴールデンスランバーを彷彿されたけど、しっかり解決しての後日談は新しく、阿部さん的な要素なのかな?と思ったけど、のれもまたほっこりと終わらせられることができる!

    井ノ原と相葉笑
    多分読者は井ノ原に自分を投影しながら、相葉に振り回される的な感じかな!でも相葉がいいんだよなあ、、伊坂作品に必要なこのぶっきらぼうな感じ、、、

    最近読んだ某漫画の超人外国人が、銀髪の怪物のイメージそのままだったな笑

    なにより、犬のポンセがよかった!物語の重苦しい雰囲気を和らげるような存在!やはり面白い話には、仲介というか一つ、ポンセのような存在が必要だと感じた。

    全体的に満足感もすごい!また合作とかしてくださーい!!

  • 「そうは行かない。仕事だからな」
    「井ノ原、おまえは律儀というか何というか、ちゃんとしてるよな。そういう性格に呼び名をつけたいくらいだ」
    「それを、真面目、って言うんだ。俺は真面目なんだよ」

    「盲点かも。でもそれって盗撮みたいなものじゃないの? 違法じゃ」
    「マーフィーの法則にもある。人生で楽しいものは、違法か、反道徳的か、もしくは太りやすい」

    『頑張らないと、と念じると同時に、「いつまで?」と自らの金切り声が頭の中で響いた。いつまでわたしは頑張ればいいの?』

    「プランBを」「プランBの内容は?」「それを考えるのが、プランB」

    「井ノ原、彼女はどうも当たりがきついけど、おまえが機嫌損ねたのか?」
    「おまえが起きるまでは、いい人だったぞ」
    「ついてねえな。ぎりぎり間に合わなかったのか」

    『こうなったらもう、勘を頼りに進むしかない。
    問題なのは、ふたりのうち、どちらの勘に頼るか、ということだった。』

  • 男受けの良さそうなお話。ちょっと女子には共感とかはない。けど面白かった

  • 男は短期的な快楽に夢中になり、女は長期的な幸福を求める。もちろんそれは、majorityとしての「男」や「女」に認められる、「一般的な傾向」でしかない。それに男と女、どちらが愚かだというわけでもない。その差違によって、バランスが取れているのも事実なのかもしれないし、大局的に見れば、そのことで誕生する子孫の数に調整が行われているはずだ。(続)

  • 2人で書いたのか??この話。アンソロジーとかだったらともかく、完全合作初めて読んだ。

  • 久しぶりに伊坂氏の新書を手にした。今回は合作ということだったが、どちらが、伊坂でどこが阿部氏なのか、ほとんどわからない。 沢山の伏線と印象的なせりふ「常識を疑え」とてもストーリ-読後も満足の作品であった。

  • 子供の頃から相葉は大事な判断を誤ってしまい、大きな借金を抱えてしまう。
    一方、井ノ原は子どもの高額な治療費を工面できず苦労している。
    そんな二人の幼馴染が再会し、とてつもない大きな事件に首を突っ込んでいく。

    私は面白いなーと思いました。
    いつもの伊坂さんの本のように、登場人物の会話のやりとりににやっとしてしまうし
    最後はすっきりした気分で読み終えました。

    阿部和重さんの本は読んだことがまだなくて気になっていて、
    伊坂さんの本は好きで、これを機会に読むしかないと思って読んでみました。
    阿部さんの本を読んだことがないからか、伊坂さんとどういう書き分けをしたのかが
    全然わかりませんでした。
    なので、合作はどんな風に書き上げられていくのか気になりました。

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著者プロフィール

1968年生まれ。『アメリカの夜』で第37回群像新人賞を受賞し作家デビュー。’99年『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞、2004年に『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞・第58回毎日出版文化賞、’05年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞、’10年本作で第46回谷崎潤一郎賞をそれぞれ受賞。他の著書『クエーサーと13番目の柱』『IP/NN 阿部和重傑作集』『ミステリアスセッティング』ABC 阿部和重初期作品集』対談集『和子の部屋』他多数。

「2013年 『ピストルズ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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