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Amazon.co.jp ・本 (440ページ) / ISBN・EAN: 9784163902135
作品紹介・あらすじ
箱館・五稜郭の戦いを指揮したフランス軍人
徳川幕府に軍事顧問として雇われ、
陸軍の近代化にあたっていたフランス陸軍士官、ジュール・ブリュネ。
大政奉還が行われ、幕府が終焉するとともに軍事顧問団は解任されるが、
幕臣・榎本武揚や新選組副長・土方歳三らとの関わりのなかで、
日本人の士道(エスプリ)に心をうたれたブリュネは、
母国での輝かしい未来を捨て、戊辰戦争に身を投じることを決意する。
映画「ラストサムライ」主人公のモデルになったといわれる男を描いた、
歴史エンターテイメント大作。
みんなの感想まとめ
歴史的な背景を舞台に、個々の信念や士道を貫く姿が描かれた作品で、特に主人公ブリュネの成長と人間関係が魅力的です。幕末の動乱の中で、フランス軍事顧問団との交流を通じて、日本人の士道に心を打たれ、彼が選ん...
感想・レビュー・書評
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ネタバレ/下有劇情慎入
法蘭西砲兵中尉ブリュネ在慶應三年年尾(1868年1月)搭船來到大阪,他是法國軍事顧問團的一員原本要前往操練兵士,然而卻適逢鳥羽伏見之戰爆發,在混亂的大阪城中結識了土方(並答應教授他西洋軍學)以及榎本,提供幕府軍事建言但關鍵的及慶喜卻夜間東逃,一行人與幕臣運送金銀搭船東上。
軍事顧問團繼續在駒場指導傳習隊,然而之後整個顧問團被解除職務,ロッシュ公使也因為一直以來過度偏向幕府政權而被解除職務,法國政府新政策則是想要在兩個勢力之間保持中立,然而薩長背後顯然是有英國的影子。ブリュネ百無聊賴地待在橫濱,也不滿地認為既然英國站位薩長,法國應該為了情誼不記得失地站在大君政府身後,法國總是跟在英國後面亦步亦趨的外交姿態也引起他的批評。
江戶迎來無血開城,ブリュネ的學生們隨著大鳥、土方前往關東(打算從關東打回來包圍江戶),ブリュネ很熱血地決定要以個人的身分投入支持友人的這場戰爭。然而法國自維也納會議體制以來,包括克里米亞戰爭,外交上向來都是與英國同一陣線,新任公使ウートレー提醒他,現在法國在歐洲即將與普魯士開戰並不適宜以法國國軍名義在這裡另開新戰場況且這裡從來就不是法國的核心利益:公使並指出,現在英、法在之前簽署的「局外中立」的約定(1865年第一次征長之後諸外國所結成的誓約,同意不支持長州也不支持幕府,當時英國因為風向有利於(法國支持的)幕府因而也急於達成協議),現在英國想要廢棄這個協議,如果讓英國真的參加這場日本的內戰,他的友人們恐怕很快就了無勝算,因此法國考量國益也必須在此拖住英國大家一起保持表面上的中立。
ブリュネ在義大利大使館落成慶典之後脫走,以個人身分投入大君陣營搭上榎本的船前往仙台,上官シャノワーヌ大尉還給他一個把箱館當成人質的建言,這與榎本的規劃的旗本開拓蝦夷有共同之處。東北戰況並不理想,甚至耳聞英國其實有七百人部隊投入作戰(!),諸藩陸續投降,因此艦隊就前往北海道,並壓制當地,然而卻折損最新銳的開陽艦(之前被颱風摧殘過,因為始終沒有建立戰功,海軍強力主張要砲擊江差。江差實際上已經變成空城,開陽反而在這邊座礁。開陽艦失去戰力,英法只願意承認這是一個事實上政權,不願同意局外中立。
無論如何,北海道進行了日本史上第一場投票,成立蝦夷共和國,ブリュネ成了共和國正式雇用的法國軍事顧問,想要推動法國大使館出來調停與ミカド政府的關係,也被ミカド政府拒絕。美國的甲鐵艦交貨給新政府(原本是大君政府下的訂單),讓海上勢力瞬間傾斜,甲鐵艦奇襲計畫也失敗,而各國政府放棄局外中立撤離箱館,英國政府甚至直接派士官搭上新政府的艦隊指導。共和國已露敗相,ブリュネ的手下負傷只好撤退搭上法國船前往橫濱,想請求大使館介入調停,沒想到大使下令將ブリュネ遣送回法國接受軍事審判。ブリュネ靈機一動綁架有交情的艦長請他改道箱館,到了箱館,共和國已經是投降前夕,而部下カズヌーヴ已經在船上病逝,ブリュネ接受了高松凌雲的請託,把友人「イシガタ」(法文H不發音)化名成該部下給載到馬賽。ブリュネ之前寫給拿破崙三世的信起了作用,皇帝嘉獎了他,因此ブリュネ反而變成為了友情而戰的凱旋英雄。
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大國博奕,國益必定是最優先考量,因此完全可以理解當時法國公使決定拋棄之前挺大君政府的立場的決定。然而為了友情、義理、武士道精神,拋棄一切算計而戰,這種熱血也是真武人重要的素質。
幕府的強大武力迅速崩壞,當然跟慶喜的行為有很大的原因,但幕府海軍一再被惡劣天氣襲擊之後又遇到甲鐵艦轉交新政府的時點,只能說天要亡大君政府,不得不亡,讓這些家臣們違反天命的掙扎更顯悲壯,突襲甲鐵艦的行動是場不可能的任務,但也不禁想像如果沒遇到暴風、如果成功之後今天的北海道會是什麼樣子。
背反國益、忤逆天命與上司ブリュネ,是徹底的浪漫主義者,為此他辭去前程似錦的仕途,還不得不被迫拋棄在當地的妻子富,看著徒弟們與部下戰死,被遣送回國的船上乍似絕望,然而故事中最後把友人「イシガタ」趁亂帶到馬賽(而上官也配合假裝此人ブリュネ的部下),這才是作者在這部因友情而的戰的故事中所譜出的最極致的浪漫。故事裡一步一步往低潮鋪陳德川家臣們的最後一舞,然而在故事的最終有了這麼一個令人眼睛一亮的彩蛋。歷史是殘酷的,架空的逸話也只是某種不平之鳴的幻想,然而這個最終的結局,儘管可能性實在太低,但卻是整個故事的畫龍點睛。讓人不禁想像,今後ブリュネ日益輝煌的從軍生涯中,他的「部下」是否也與他一起並肩而戰呢。 -
佐藤節を味わうための作品であり、佐藤賢一初心者は先に他の作品を読まれたほうがよろしかろう。
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徳川幕府がその最末期にフランスから招聘した軍事顧問の砲兵将校で、箱館戦争ではフランス軍籍を捨て旧幕府脱走軍・榎本政権に参加したジュール・ブリュネを描いた歴史小説。
フランス軍事顧問団の存在は、横須賀製鉄所やガルトネル事件などとともに、末期徳川幕府の買弁性の指標として、歴史学では古くから否定的に捉えられているが(ただし近年は一部見直されているようだ)、いかに主観的には騎士道的な情熱からの「善意の協力」であっても、客観的には植民地主義的な内政干渉でしかないブリュネの行動を「正当化」するために、本書では新政府・薩長勢力こそ英国の傀儡であったという「英国陰謀論」を採用している。グラバー商会のような英国資本が薩長側に軍事援助したり、江戸開城交渉に英国公使パークスが関係したことは事実だが、薩長の指揮官が英国人ばかりとか、英国軍が参戦していたというあからさまな虚構は、いかに「小説」であっても感心できない。フランスの外交路線の変転(特にロッシュの親幕路線の転換をめぐる混乱)や軍事技術の急速な変化(「五稜郭」はすでに時代遅れの要塞)については、史実に比較的忠実な上に、それが物語の展開にうまく結びついているだけに、安易な陰謀論の利用は非常に残念である。
意図的な史実改変とは別に、初歩的な考証ミスが散見されるのも問題である。例えば「日本語にいう『目から鱗が落ちる』ような思いがした」(p.111)という下りがあるが、この諺は『新約聖書』の「使徒行伝」からの直訳に由来し、当時の日本語にはなく、ましてやフランス人カトリック教徒の心理表現としてありえない。あるいは大鳥圭介が妻を離縁して「旧姓を名乗らせることにしました」(p.138)という台詞があるが、江戸時代の武家女性は結婚後も「父姓」であり、離婚による「旧姓」復帰は原則としてない。歴史小説の場合、こうした基本的なミスは命取りであり、本書の価値を著しく落としていると言わざるをえない。 -
今年読んだ中で、今のところ、1番!
小説には、筆者の伝えたいことがある。しかし、それが何であるかを読み取ることは、読者に委ねられる。
「エスプリ」自らの信じた道を貫き通すべし。
土方の救済。 -
フランス物に比べて面白くナイ。
スケールはあるのになあ。
思い入れがありすぎ?
登場人物が格好良くない。
ダイナミックじゃない。
愛しく感じられない。 -
ラスト・サムライのモデルとも言われる、ブリュネを主人公にした一冊。
3つの視点が味わえる。①軍事顧問という、一線を画した立場でありながら、義を重んじ、旧幕臣の戦いに身を投じる。ラストサムライであるブリュネの生き様。②フランス人から見た戊辰戦争以降の幕末史。③英仏を中心とした幕末の国際事情。
400ページ強の本でありながら、テンポよく読める。しかし、土方のあの終わりは。。。賛否両論あろうが、「お話」が過ぎて、私は「否」です。 -
「ラ・ミッション」
たまたま本屋で「小説・フランス革命」の著者・佐藤賢一の本を見つけたので、面白いのではないかと思って購入した。
幕府側フランス軍事顧問団・ブリュネ中尉の見た日本の戊辰戦争と言っていいだろう。
幕府側に軍事顧問団としてフランスから派遣されたブリュネたちは、伝習隊という陸軍を組織して日本人を指導していたが、彼らが鳥羽伏見の戦いで大阪にいたところから話しが始まる。
ところが、大阪城にいたはずの徳川慶喜がさっさと江戸に帰ってしまい、その後、幕府側は軍事顧問団解任してしまう。立場がなくなった彼らはその後悶々としてしていたが、自分たちが指導した伝習隊、そして幕府側の榎本武揚、大鳥圭介、土方歳三らの親交から箱館戦争にフランス軍を自ら辞めて参加することになる。
歴史のとおり勝ち目がどんどんなくなっていき、厳しい状況に巻き込まれていく様はなんとも読んでいて苦しい。しかし、その戦いを最後まで支えているのは幕府側の武士道とフランス革命を支えた国民国家としてのフランスの大義だったように思える。
戊辰戦争の前からイギリスとフランスの外交戦があり、フランスは幕府にイギリスは薩長を支援しており、小説の中ではイギリスは戊辰戦争の間に、軍籍を一時離脱した軍人が薩長軍を公然と指導していたと描かれている。
そして、列強各国、英米仏独露が局外中立を守ったため日本が独立を保たれたと言うように描かれている。それは、イギリス側が日本では中国のようにはうまく行かないと言って嘆いている点にも表れている。確かに明治維新の話は日本内部の戦いばかりが物語になってよく知られているが、列強の外交的な面はあまり語られることが少ないのでなかなか面白い視点だと思う。
しかし、やはり負け戦ばかりで話は暗くなんともやりきれない思いだ。結果的には函館は落ちブリュレはフランスに戻ることになる。
エピローグではマルセイユに帰るとブリュネは英雄として迎えられ、なんと土方歳三がフランスに落ち延びていたという結末は、函館の硝煙の臭う重い雰囲気と明るい地中海のマルセイユの青空の対比がまぶしい心憎い結末だった。 -
江戸幕府に雇用されたフランス軍事顧問団が五稜郭まで付き合っていたとはつゆ知らず。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%8D
前作の庄内藩といい明治維新ですら知らないエピソードがたくさんあるんだと痛感する次第。 -
フランス人から見た戊辰戦争。
フランス人軍事顧問ブリュネ、この小説の主役は、映画ラストサムライのモデルになった人! -
素晴らしい。さすがは佐藤賢一。
ブリュネも格好いいが、イジカタさんが素敵すぎる。カズノブとしての余生を書いてほしいと、切に願います。 -
戊辰戦争をフランス人から見た物語。視点が面白い。
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