武道館

著者 :
  • 文藝春秋
3.46
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  • (8)
本棚登録 : 2011
レビュー : 319
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163902470

感想・レビュー・書評

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  • アイドルテーマ
    最後は自分の気持ちを押し通して得た二人の幸せが
    ちょっとつまらないと感じてしまったのは、歳のせいかな

  • 本音としては浮気と同じで
    絶対バレない様にして!
    と願うばかりです

  • 学生の頃に読んだ方が、面白かっただろう。
    今の私には、響かず。。。
    私は大人になったのだな。

  • アイドルは、夢を見せるのが仕事。じゃあそのためには本当の自分を殺さなければいけないの?
    現実の世界も昨今のアイドルブームによって、多くのスターが生まれたけれど、そんな彼ら彼女らもこんな風に苦悩してるのかなあ…なんて考えてしまう。
    余計なお世話は重々承知…

    最後のちょっとしたサプライズは物語のクライマックスに相応しく、ちょっと泣きそうになりました。

  • ううん・・・。時間が飛ぶのがちょっと判りづらいかも。まあまあかな。

  • 【No.349】「自分がこうして人前に出る仕事をしていることだって、ずっと信じられていないので、たぶん、このままずっと、この感じが続いていって、どこかでなじむんだろうなって思います」「自分のこと考えるのももちろん大事だけど、自分たちのパフォーマンスを見てくれる人たちのこと想像しながら踊らないと」「いろんな苦労や努力をして、どうにかその狭いトンネルをくぐり抜けることができれば、そこにはきっと自分のことを褒めてくれるたくさんの人が待っているんだろうなと、そんなことを思っていた」「煽り耐性、スルースキル、それらの言葉は自分たちが小さなころにはこの世になかったのに、本当についさっき生まれたような新しい言葉なのに、その習性をあらかじめ持ち合わせていることを当然のように求められる」「怒りが態度や言葉として人間の外側に現れたそのとき、その人の器にはもう何も入らなくなっている。つまり、怒るということは、自分の中にある器の許容量や、形をさらけだすということだ」「みんな、好きなように、好きなことを話している。持ち物、服装、すべて、自分の好きなものを選び取っている。自分が好きなもの、満足するものは何なのか、いつしか人は選べるようになる」「限りあるものから何を選ぶ取るかということは、自分はどんな人間なのかという気付きに、繋がる」「ツッコミって、大事だと思うんだよな。その人の、なんか触れにくいことって、ツッコむとチャームポイントに変わるんだよ」「異物に対する反応って、人間の本質が出るの」「正しい選択なんてこの世にない。たぶん、正しかった選択、しか、ないんだよ。何かを選んで選び続けて、それを一個ずつ、正しかった選択にしていくしかないんだよ」

  • 3.2

  • ブレイク前のアイドルグループに所属している主人公が、自分の本心と周囲から要求される『アイドル』としての振る舞いのギャップで苦しむ物語。

    朝井リョウっぽい言い回し(文の書き方?)もたくさんあるし、主人公がやや達観気味なのもいつも通りで安心して読めた。
    主人公が抱えている苦しみは、昔からよくある本音と建前のギャップによって生じる問題とほぼ一緒だと思ったから、悩みとしてはあんまり新しさは無かった。
    ストーリーもわかりやすくて、良くも悪くも想像できる範囲の物語だった。

  • 女性アイドルグループの話ということで、はじめは加藤シゲアキさんの「閃光スクランブル」を連想したりしたけれど、読み進めるうちにこの本ならではの空気で一杯になった。最後の歌詞も気取っていない分だけ何だか胸を打つ。詳しくはないけれど、モデルになっていそうな出来事や人物を思わず思い浮かべながら読んだ。成長期が終わったら体型が落ち着くとか、良いなあ…。妹キャラで、ファンに対して甘え上手なだけでなく誰よりアイドルでいることに対してストイックなるりかが、頑なでそれをたしなめられてしまったけれど格好良いと思ってしまった。

  • アイドルっていう職業は大変だなー。高校生なんだもんね。
    選ぶこと。捨てること。正しいこと。ダメなこと。

    もっとドロドロヒリヒリするかと思ったけど、そうでもなかったな。
    お母さんのくだりはキュゥってなったけど。

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著者プロフィール

朝井 リョウ(あさい りょう)
1989年、岐阜県生まれの小説家。本名は佐々井遼。早稲田大学文化構想学部卒業。
大学在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、後年映画化された。
大学では堀江敏幸のゼミに所属し、卒論で『星やどりの声』を執筆。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少。『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
その他代表作に『少女は卒業しない』、映画化された『何者』がある。

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