武道館

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 2011
レビュー : 319
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163902470

感想・レビュー・書評

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  • アイドルがアイドルとしての仕事をする中での日常。すごくうまいことを言っているように感じる一方でなぜか共感まではいかない、なんとももどかしい感情が残った。大きな山などはなく、あくまでも日常と、スキャンダルや炎上にさらされた時、当の本人はどんな気持ちでいるのか、を表現していたのは面白い。

  • アイドルという名の一般人が程々に苦悩する話?

    なんじゃこりゃ?と思う程、どうでもいい話でした。

    AKBとか他のグループアイドルをモチーフにして、アイドルの心情を描きたかったのかもしれませんが、チョー薄っぺらくて何の感想もありません。

    実際は人気を得るために、必死の努力や若さゆえの苦悩もあるのでしょうが、それが全く伝わらない。

    元々、アイドルが身近になり過ぎて、ワザワザ小説で書くほどの何かがないのかもしれませんが…

    まー、オッサンが読む本ではないということですね。

    アイドル好きか、暇でしょうがない人以外にはオススメしません。

  • アイドルというだけで、世間の一方的価値観を押し付けられる。仕事以外で写真に写れず、恋愛も許されず、アイドル以外で成功することも疎まれ、ブランド品を持つと叩かれ、年齢を重ねることでの劣化すら許されない。
    周囲の価値観にあった<正解>を選択選ぶことばかりにおわれ、そして自分を失っていく。
    笑顔の中でたくさんの葛藤をしてるんだな〜と思った。売れたのにすぐ脱退する意味がわからないと思ってたけど、こんな感じなのかもしれない。
    現実のエピソードが盛り込まれてるので、妙にリアルで<あの人がモデルかな>などと探ってしまう。

    時系列や主語が急に変わってしまい、少し読みにくかった。

  • めっちゃリアルな芸能界というかアイドル事情w
    でも最後はやっぱ引退しちゃうのか・・・
    10年後に再集結公演は絶対アツイ(完全なファン目線

  • アイドルは虚像である。でもその虚像は誰が作り出しているのだろう。ファン?メディア?運営する大人?それともアイドル自身?生身の10代20代の女の子がアイドルであることが描かれている。少なからずこういうことを感じながらアイドルはアイドル然としているのだろうか。

  • ネットで散りばめられているエピソードをかき集めただけの内容。扱っている題材には興味あるだけに残念。ちょっと期待はずれでした。

  • アイドルの目線で書かれたお仕事小説か。舞台裏や私生活、恋愛的なことが描かれている。ネット社会の怖さとか、コアなアイドルファンの気味悪さの方が印象に残った。

  • グループアイドルの話。読み進めるのが苦行に感じ飛ばし読み。内容が全く興味ない事なので仕方ない。

  • 出来事の回収をしないまま次の場面に変わってしまうのが多いのと、テンポ感がいまひとつなのでなかなか進まなかったが、最後は面白かった。

  • AKBをモデルにしたとしか思えない、現代アイドル商法の光と影。アイドルはより明るく、ファンは辛辣に描かれる。そして最後、スタッフが読者に投げかける。「アイドルをアイドルたらしめてるものなんて、なんなのかわかんないっすねえ」と。
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    全体的にダラダラと物語が進んでいき、読んでいてかなり苛立ったが、最後にようやく巻き返しがあったので最後まで読んだかいがあった。

著者プロフィール

朝井 リョウ(あさい りょう)
1989年、岐阜県生まれの小説家。本名は佐々井遼。早稲田大学文化構想学部卒業。
大学在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、後年映画化された。
大学では堀江敏幸のゼミに所属し、卒論で『星やどりの声』を執筆。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少。『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
その他代表作に『少女は卒業しない』、映画化された『何者』がある。

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