中島ハルコの恋愛相談室

著者 : 林真理子
  • 文藝春秋 (2015年5月28日発売)
3.42
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  • 本棚登録 :308
  • レビュー :60
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163902661

作品紹介・あらすじ

「私、ハルコさんに会えてよかった。何だか元気出ました」「でしょう? みんなそう言うのよね」厚かましさ世界一! 痛快無比、無敵のヒロイン中島ハルコが、男と女の恋愛のもつれた糸を、ばっさばっさとぶった切る! 読むとためになる、元気になる、いい女になれる(?)、超実用的恋愛小説

中島ハルコの恋愛相談室の感想・レビュー・書評

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  • 久々に林真理子さんの本を読みました。

    ハルコさん、最強です!
    こんなふうに生きてみたい~!
    でも、それは絶対無理なので、私もハルコさんと友達になりたい!
    そしたら、たいていのことは、「問題ない~!」と思えそう(笑)

    さらさら~と楽しく読めました。

    • 杜のうさこさん
      こちらでもこんばんは~♪

      林真理子さん、私ももう何年も、いやもしかしたら十何年読んでないかもです。
      azu-azumyさんが最強かつ、お友達になりたいハルコさん。
      どんな女性なんだろう…。
      気になっちゃう~!
      またまた読みたい本が増えてしまった♪
      ここのところがんばって積読山を低くしたのに(笑)
      あ、もう日付がかわってしまう。
      タイのお空に向かって、おやすみなさ~い(*^-^*)
      2016/02/20
    • azu-azumyさん
      杜のうさこさん、こんにちは~♪

      おっ!杜のうさこさんも林真理子さんはかなり読んでいませんね~^^
      読みたい本が多すぎて、なかなか林真理子さんにたどり着きません(^-^;

      ハルコさんねぇ…
      友達だったらもう最強だと思いますが
      友達でなければもう最高に面倒くさい人です!
      絶対に敵にだけは回してはいけない人~!

      杜のうさこさん、すごいペースで読まれてますね!
      わたしも杜のうさこさんのところにお邪魔するたびに読みたい本がどんどん増えていきます~
      きゃ====!!!!
      (これはうれしい悲鳴^^)
      2016/02/22
  • 図々しくてキャラの濃い、名古屋のオバチャン、ハルコという女性をフードライターの女性目線で描いた話。

    主人公のフードライター、いづみは仕事で訪れたパリでハルコという女性と出会う。
    会社経営者だというハルコは押しが強く図々しく、いかにもオバチャン!という感じの女性。
    何かというと自慢話ばかりして人から食事をおごられるなんて当たり前。
    だが、どこか憎めないハルコは求心力があり、何かと誰かの相談に乗っている。
    その様子を、何となくハルコとつきあうようになった、いづみの目線で描いた話。

    林真理子さんの話は何かというと、「バブルの頃は・・・」という話が出てくる。
    もう、ええ加減その話ええわ!とげんなりきてたけど、この話においてはそれがいい具合に使われていた。
    いつものちょっとシリアスで、取り澄ました人が主人公だと、バブルの自慢話は鼻につくけど、この話ではコミカルに響いていい感じになっている。

    ハルコは図々しくて、えらそうで押しが強い女性だけど、相談に乗るつもりなく乗って吐くアドバイスはそれなりに人生観を感じさせるものだった。
    それに、やはり林真理子さんの書くオバチャンという感じでどこか下品になりきれてなくて、見ていて不快感はなかった。
    大阪のオバチャンでなく、名古屋のオバチャンという設定にしたのも良かったと思う。

    こういう変わった、パワフルなオバチャンがいたら退屈しないし、この人と別れた後はホッとしながらもちょっと淋しい思いがするんじゃないかな~と思う。
    だから、主人公の女性も何となくハルコに関わってしまう。
    こういうパワフルさ・・・今の時代に失われつつあるもので、何となく懐かしい感じもしたし、こういう人がいる世の中って面白いと思う。

    お話は何となく「えっ?終わり?」という終わり方だったけど、それはこの話がまだ続くという事なのかな?と思う。
    最近、初めて読む作家の本をよく読んでたけど、そんな中読み慣れた作家の本を読むと、安心できるし、やはり林真理子さんはプロの作家だな~と思う。
    巧みな文章力で、軽く読ませてくれた本だった。

  • 30代後半の女性フードライター・いづみ。パリで出会った女性社長・中島ハルコに振り回されながらも逞しくなっていく。
    連作短編集で読みやすい。ハルコさんのズケズケ容赦ない物言いにそれはどうなの?と思うところもあれば、スッキリするところもあり。口に出せず心の中に溜まっていくもやもやが消えていくよう。
    一番は単純にハルコさんのおかげでいろいろ美味しいものを食べられるいづみが羨ましかった。

  • 豪快な本だった。
    こんなに自分のことをすごい人なのとアピールする人もいない。
    こういう人にばっさり斬られたい人がたくさんいそうだ。

  • ハルコの豪快さにシビレルゥ〜。
    こんなおばちゃんになりたいわ。
    これほどになるには、相当自分に自信がないとあかんと思うけど。
    しかし、好き放題グイグイ生きるのは気持ちよさそう。

  • 面白くて、笑いながら、あっという間に読み終わりました。

    それでたった今、先週録画した『すずらん本屋堂』という宮崎美子さん司会の番組を見ました。
    林真理子さんがゲストでした。

    最近決まった芥川賞直木賞の紹介もしていたけど、そんな彼らより、林真理子さんみたいに長期間にわたって売れる作品を出し続けられるほうが、スゴイと私は思います。

    林真理子さんと宮崎美子さんの対談を聞いて知ったのですが、この中島ハルコには実在のモデルがいるんですって!
    そのかたは最近、サインするときに『中島ハルコ』と書いているんですって!

    それとは別に、真理子さんが大好きなユーミンと話した時、ユーミンがこう言いました

    「この世の中には正しいことなんて何一つない
    言い切ったものが正解になる」

    もしかして、中島ハルコさんて、ユーミンでは??

    それは置いておいて、私のまわりにもかなり図太い中高年女性がいます。
    そのひとりが、なんとハルコという名前。
    この名前は図々しくなるのかなあ。

    私は彼女と出会ったころ、帰り途、車を運転しながら、彼女の言動を思い出し、泣いたものです。

    しかし今は、私も鍛えられました。
    私が習い事の発表会に出るという話を聞きつけた彼女
    「あんた、発表会に出るんだって?見に行くわよ」
    それに対して私
    「来なくていいです」

    そしてこの『中島ハルコの恋愛相談室』の182ページにこうありました

    >(ハルコさんと)つき合い始めて半年あまり、いずみ(30代)はハルコに対してずけずけものを言うようになった。とにかく彼女に気を遣ったら大変なことになってしまう。ずるずるといろんなものを取られ、いろいろなことを課せられてしまうのである。
    「それは無理」
    「それは出来ません」
    とこの言葉をいずみは連発するようになった。

    それは正解だと思う私。

    でも私はこんなふうな、図太い無神経なおばさんにはなりたくありません。

  • P171
    「女は男の下半身とセックスするわけじゃないの。
    男の全体とセックスするのよ。
    頭も心も込みでね。
    頭も心もよくてセックスもうまい
    なんて男はめったにいるもんじゃない。
    だったらどこかでこっちも我慢して
    イッたふりしたりして
    楽しませてやればいいの。
    そしてこっちも楽しむのよ」
    ---------------
    ※P26
    「不倫する醍醐味っていうのは
    ふつうの恋愛よりも
    ずっとドラマがあるっていうこと」

    ※P147
    「優しくて誠実な男なんかいくらでもいる。
    他にいろんなものを持っている男が
    優しくて誠実だから値打ちがある」

    ↑この二つは卓見!
    「ドラマがあることが〇〇の醍醐味」
    これは使える。〇〇が人生でも恋愛でも。
    他に持っているからそれが光る
    という発想もいろんな場で使えると思う。
    中島ハルコ、面白い

    P18
    これほどてらいなく
    自慢話を延々と出来る人間に
    初めて会った

    ↑圧巻と思えるところがここかしこ

  • 中島ハルコは林真理子さんですね!読んで目からウロコ、痛快。以前読んだ林真理子さんのエッセイにまるで中島ハルコばりの記述が有りましたから、なんだかダブってしまいます。確信に満ちた中島ハルコさんの言葉につい洗脳されそうです。

  • 20170911

  • 林真理子が書いたって感じがとてもする。
    ハルコさんみたいな人、現実にいたらおもしろいかな?とも思うけど、結局イライラしそう。
    終わり方が中途半端だった。

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