朝が来る

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 578
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163902739

感想・レビュー・書評

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  •  最後は感動的な場面で終わるが、あまりにも大きな課題が出過ぎているだけに、エッどうなるの?と後味の悪さは否めない。中学生だった少女のひかりが奈落へ突き進んでいく様子に臨在感があり、悲惨だった。きっと少女のこのような心の動きは現実にありそうに感じる。序盤で主人公だと思った幼稚園児の朝斗くんが主人公ではなく、中途からひかりが主人公として中心を占める理由はこの最後の場面にあったのだ。

著者プロフィール

辻村深月(つじむら みづき)
1980年山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、2017年『かがみの孤城』で「ダ・ヴィンチ ブックオブザイヤー」1位、王様のブランチBOOK大賞、啓文堂書店文芸書大賞などをそれぞれ受賞。本屋大賞ノミネート作も数多く、2018年に『かがみの孤城』で第6回ブクログ大賞、第15回本屋大賞などを受賞し、2019年6月からコミック化される。他の代表作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。2020年、河瀬直美監督により『朝が来る』が映画化される。

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