黄金の時

  • 文藝春秋 (2015年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784163902746

作品紹介・あらすじ

野球嫌いのはずの父は、昔マイナーリーガーだった



野球嫌いのはずの父の遺品の中にある一枚の写真。そこにはアメリカで野球をしている若き日の父が…。野球好きに捧げる父と子の物語。

みんなの感想まとめ

父と子の不器用な関係を野球を通じて描いた感動の物語は、遺品の整理をきっかけに、父の知られざる過去が明らかになる過程を描いています。主人公は、商社マンの父の訃報を受けて遺品を整理する中で、一枚の写真を発...

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと話が強引か。
    半分くらいから段々だるくなってきたのは多分それが理由。

  • マイナーリーグとはいえ、頼まれたからってどうなの。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    売れっ子作家の本谷要は、作家になることに反対し、音信不通となった商社マンの父・総一郎の訃報を聞き、心ならずも、遺品の整理をすることとなった。要は、その中に一枚の写真をみつける。そこには、南海ホークスの村上雅則が、日本初のメジャーリーガーとなる1年前、1963年に、マイナーリーグ・サクラメント・ゴールドハンターズで野球をする若き日の父があった―。仕事一筋で厳格だった父は、若き頃、自らと同じように祖父に反抗し、異国の地で新たな野球の魅力に取りつかれていたのだった。「父と子」不器用な三世代の男たちを、「野球」を通して描いた感動の物語。

  • 野球嫌いのはずの父の遺品の中にある一枚の写真。そこにはアメリカで野球をしている若き日の父が…。「父と子」不器用な三世代の男たちを、「野球」を通して描いた感動の物語。

    作中、取材について「記者は事実を明らかにするために取材するが、作家は妄想を膨らませるために事実を調べる」という表現があった。新聞記者出身の作家らしい表現で、印象に残った。ストーリーも米マイナーリーグの描写は巧みで飽きさせない。
    (B)

  • 今年の1番はこれで決まりかなあ。父と息子の話で野球の話。中一で野球部の息子にもこの本を薦めましたが今、部活から帰って来てパワプロで栄冠ナインやっている。パワプロのメジャー編に入っていたサクセスがマイナーリーグで奮闘するルーキーの話だったのだけれど、作品のモトはまさにサクセスの主人公。堂場氏の作品はどれも割と昏いのだけど、若者がスポーツするストーリーはやはり瑞々しく本当に読んで良かったので⭐️5つとしました。

  • 絶縁状態だった父の遺品整理で見つけた、厳格で野球嫌いの父がアメリカのマイナーリーグでプレーする写真。真相に調べにアメリカへ渡った息子と、19歳の父のパートが交互に展開され、特に良かったのが父のパートでした。初めての試合で通用しないと悟った父が選択した日本の精神でのプレーと、派手さはないそのプレーによって変わりゆくチームにページをめくるたびに引きずり込まれました。ひねり過ぎて消化不良なラストで、そこは素直に感動させて欲しかったと思わないでもないですが、昔の父の短い野球人生だけでも読む価値アリかと思います。

  • 野球小説としては面白いと思いました。
    しかし、メインは親子の物語。
    だとしたら、野球を中心にして、この舞台設定でというのはなにかもったいないというか、必然性が感じられないというか・・・。
    本当に野球小説としてはおもしろかったんですけどね~

  • 久しぶりの堂場作品。野球(ベースボール)がテーマだけど、競技というよりは、人生観とでもいいますか。

  • 自分が知らない父の記録への興味からそれを調べる旅に出て2世代続いた親子の確執の真相を暴くことになる。ミステリーの要素がありつつばらばらだったチームをまとめていく様子などが描かれていて楽しめた。

  • 堂場瞬一さんの野球小説。やっぱいい。

  • 2015 7 16

  • 堂場さんのスポーツ物って好きやなあ~
    今回は昔のアメリカのマイナーリーグでの話。北部カリフォルニアの話なので、結構地名が分かって位置関係が掴めて良かった。ややこしい親子だけどね。

  • 絶縁状態だった父親が急死し、遺品の整理をしていた作家の主人公が若き日の父親がアメリカのマイナーリーグでプレーしていたことを知り、アメリカに渡り調査を開始する。
    若き日の父を調べる主人公と、マイナーリーグでプレーする若き日の父親の視点が交互で描かれ著者らしい心理描写が秀逸で、親子の問題をよくとらえていると思った。

  • 八月からの手紙を思い出しました。

    作家:本谷要の父が亡くなった。
    父と要との間には確執があった。
    父の遺品整理をしているうちに、厳格だった父が若き日にアメリカで野球をしていたであろう写真を見つける。
    野球嫌いだった父がなぜ。。。

    作家の性癖からか、その写真の真相を突き詰めるべく、海を渡りアメリカへ。

    若き日の父と要の話が交互に入り混じっていてとてもおもしろかった。
    堂場さんの父と息子との関係性はいつも考えさせられる。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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