水死人の帰還

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163902753

作品紹介・あらすじ

「九年前の祈り」で芥川賞を受賞した作家の、奇想あふれる6篇。これが小説の底力!遠い号砲が、オジイの戦争の記憶を呼び覚ます。悪戯者の猿は、オバアの血を騒がせる。冥界から使者が訪れ、水死人は姿を変えて帰還する――。最初の作品から20年の光跡を示す、魅惑の短篇集。

感想・レビュー・書評

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  • 夢の中のような判然とし難く混沌とした世界。
    生々しく必要以上に具体性も持つ描写は悪夢のよう。
    表題作の水死人の帰還がいちばん読み物として読めた。

  • 未発表作品と様々な時期に書かれた短編を集めた作品集。

    最初の作品は特長ある長い文節が読み辛くどうしても内容が頭に入らず挫折。

    筆者の本は二冊目だがやはり主体がつかみきれなかった。むつかしい…

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著者プロフィール

1970年、大分県生まれ。小説家、仏語文学研究者。現在、立教大学文学部文学科文芸・思想専修教授、放送大学客員准教授。2001年、「水に埋もれる墓」で朝日新人文学賞、2002年、『にぎやかな湾に背負われた船』(朝日新聞出版)で三島由紀夫賞、2015年、『九年前の祈り』(講談社)で芥川龍之介賞受賞。エッセイ集に『浦からマグノリアの庭へ』(白水社)、訳書にV・S・ナイポール『ミゲル・ストリート』(小沢自然との共訳、岩波書店)、ポール・ニザン『アデン・アラビア』(河出書房新社)、アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』(新潮社)ほか多数。

「2018年 『ヨロコビ・ムカエル?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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