わずか一しずくの血

  • 文藝春秋 (2016年9月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784163903019

作品紹介・あらすじ

連城三紀彦、幻の名作がついに単行本化!



薬指に結婚指輪をはめた左脚の白骨死体が山中で見つかり、

石室敬三とその娘は、その脚が失踪した妻のものだと確信する。



この事件をきっかけに、日本各地で女性の身体の一部が発見される。

伊万里で左腕、支笏湖で頭部、佐渡島で右手……それぞれが別の人間のものだった。



犯人は、一体何人の女性を殺し、なんのために遠く離れた場所に一部を残しているのか?

壮大な意図が、次第に明らかになっていく。



埋もれていたミステリー長篇が、二十年の時を経てついに刊行!

連城ファン待望、必読の一冊です。

みんなの感想まとめ

複雑に絡み合うミステリーの中で、失踪した女性の家族を襲う猟奇的な事件が描かれています。全国各地で発見される女性の身体の一部と、過去の白骨死体が織りなす奇妙な符号に、読者は不安と興味を掻き立てられます。...

感想・レビュー・書評

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  • エロいし、動機不純だし、意味わからなかった。刑事辞めるほどの人物か?何に共感して共犯になったのかわからなかった。
    先を読む気になかなかなれず、読むのに時間がかかった。

  • 私の好きな連城三紀彦さんの美しい文章を期待して読んだのですけど
    わからない、面白くない

  • ドロドロした性癖がね。ただ後輩刑事の動機がよく分からない。というか理解できませんでした。

  • 難しかった。百歩譲って女性が犯人に惹かれるのはいいとして、辻村があそこまでのめり込む理由は?あまり理解できませんでした。

  • まさか今になって新作が読めるとは思いませんでした。といっても連載自体はけっこう昔だったようだけど。それはどうでもいいです。とりあえず、本にならないまま埋もれてしまうような事態にならなくてよかった。
    全国を股にかけた猟奇バラバラ事件。失踪した女性の家族にかかってきた謎めいた電話。過去の白骨死体と、現在起こった殺人事件との奇妙な符合。さまざまな要素がぐるぐると入り組んで、非常に奇怪な読み心地の作品でした。これはいったい何なのかまったく見当がつかないまま、雰囲気に呑まれたまま読み続けましたが。
    最後まで読むと、どう考えても噛み合わないかに思えたそれぞれがきっちりと一つの物語として組み上げられてしまったのに驚愕。そして謎の男の正体と、彼の行動の意味にも愕然。本当に、最後の最後まで見当がつきませんでした。こういうの、今の人は思いつかないかもなあ。
    ミステリとしての読み心地もだけれど。耽美な雰囲気も魅力的な一作です。

  • 全国から見つかる別人のバラバラ死体と聞いてアゾートか?となったが、そうでなく。
    母国という女っていう表現にスケールでかいなと思いつつ、戦争のような持っていき場のない怒り、悲しみ、その他の感情を突き詰めると国になるんだろうなと思う。

  • 読みやすかったけどオチが壮大すぎてついていけない感が否めなかった(´ω`)

  • 犯人 当ての小説ではないよね。

  • 連城三紀彦の短編は外れが無いと思っています。
    この長編はイマイチでした。
    犯人の動機が良くわからないし、最後まで読みましたが、途中で辞めようかと思いました。
    辞めた刑事の心も良くわからないままでした。

  •  奇想天外な内容〜読みごたえあります。

  • 花葬シリーズで一気に連城三紀彦ファンになって読んでみたけど、あれ・・・ミステリーじゃない?てなった
    後から調べたら、後期の作品はあまりミステリー調じゃないみたいねー

    それよりこの作品をたまたま帰省中の沖縄で読むことになってぞわぞわした

  • なんてーか…結局モテる男ってーか女の気を引く男ってのはヤベーなってことか…??

  • 読ませる文章はさすが。
    かなり引き込まれる。
    それによって「読もう」と意気込むことなく、この本を手に取ることができる。

    そして事件のスケールの大きさは素晴らしい。
    日本全国で展開された事件が一つの収束へ向かっていく様は気持ち良い。

    しかし結末まで読み終えたときに「そういうことか!」と膝を打つ爽快感のようなものはない。
    なので確かにスケールが大きく、思わせぶりでページをめくらせはするが、期待したほどの結末ではない小説、というのが全体的な感想だ。

  • 日本全国からバラバラ死体が発見されるって、有名な作品があったような…
    筋違いな実現の可能性の薄い復讐だと思った。
    文体は連城節だけど、いつもは官能的って感じだけど、本作はエロかった。

  • 連城三紀彦を初めて読む人にはあまりお薦めできない作品だった。
    描写から伝わるのは、犯人が性癖を拗らせた、しかしやたら魅力的な男性という一点に尽き、関わった人間の多くがそれに絡みとられて犯罪を難解にしているだけ。ストーリーの巧みさは感じられず、最後まですっきりしなかった。
    するする読める文章なだけに残念。

  • これが遺作になるのかな。

  • 妖しく淫靡なめくるめくミステリ。もう一つの持ち味である驚愕ミステリとしては弱い。6.0

  • 2017.01

  • 登場人物が多く、目まぐるしく視点が変わるのでなかなか読むペースが上がりませんでしたが、切断され白骨化した左足の持主である妻から電話がかかってくるというインパクトのある掴みと濃密な官能描写で惹きつけられました。
    真相は、広げた大風呂敷を畳みきれず突っ込みどころ満載。真犯人の動機や破滅していく女たちの心情もよく分からず不満が残りました。

  • 遺作。懐かしい連城節を楽しんだ。

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著者プロフィール

連城三紀彦
一九四八年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。七八年に『変調二人羽織』で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。八一年『戻り川心中』で日本推理作家協会賞、八四年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。九六年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。二〇一三年十月死去。一四年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

「2022年 『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

連城三紀彦の作品

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