卜伝飄々

  • 文藝春秋 (2015年8月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784163903187

みんなの感想まとめ

実在の剣豪、塚原卜伝の物語が描かれており、彼の武道に対する情熱や独特の戦い方が魅力的に表現されています。エピソードの中には、箸でハエを捕まえるなどのユニークなシーンがあり、勝利を目指す彼の必死な姿に共...

感想・レビュー・書評

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  • 歴史上、様々な剣豪がいて、時空を超えて剣を合わせれば誰が強いと思いを巡らせるのは楽しい。大谷翔平とベーブルースを深くするようなもので、答えなど出るはずもない。
    残っている伝説の多さでは、塚原卜伝の右に出るものはないかもしれない。何せ、あの時代にしては長寿で、修行の期間も長い。卜伝の伝説的所業の様々を描いいて楽しい読み物である。

  • 男の子はこういうのに弱い。

  • 箸でハエをつかんだり、鍋ふたでやっつけたり、こういうエピソードが好きです。勝つために必死の姿は、共感できます。

  • 有名な剣豪なのだが。無骨な感じではなくそれこそ飄々と描かれていて楽しめた
    私同様モテないとこも共感?

    血気にはやる若侍を小島においてけぼりにする噺は卜伝の逸話だったのですね。

  • 2019.10.24 読了

    塚原卜伝の 話。
    ていうか、塚原卜伝て ほんとにいた人
    なんですね。。。
    名前は聞いた事あったですが、
    架空の人物?と思ってました。

    可愛らしいおじいさん、みたいな描かれ方で
    読みやすかった。

  • 塚原卜伝の剣術ものと期待して読んだので、ちょっと期待はずれ。
    一つ一つの逸話は淡々としたものが多く、読んでもふ~んという感じ。
    宮本武蔵、柳生兵庫などのような物語性は感じなかった。

  • 剣豪である卜伝。
    名を上げようとする他の剣士から狙われるが、飄々と煙に巻く。
    しかしその実勝つためには、事前に下調べをして、剣を交わらせた時に唾を顔に吐きつけるなど手段を選ばない。
    卜伝の、飄々としながらも自分の考えを持ち、その自分の尺度で大切なものは守り、それ以外のものには拘らない姿に好感を持った。
    まあ、ただの助平なジジイでもあった。

  • 面白かった。
    塚原卜伝の後半生がコミカルに描かれていた。
    命のやり取りなのだから、本当はもっと血生臭くて、ドロドロとしたものだろうに。卜伝がタイトル通り、飄々としているので、とても爽やかに感じてしまった。
    「生き残るためには何でもする」「戦わずに勝つ」まさにその通りだと思った。「七、八分勝つ」も言い得て妙。現代にも通じる部分もある。
    最後、武蔵は出てこなくても良かったかな。バカボンドのイメージに邪魔されてしまった。

  • オール讀物2010年10月号、2011年3,6,9,12月号号発表の5編に書下ろし3編を加えて2015年8月に刊行。8編の連作短編。奇をてらうことなく、剣聖卜伝のユニークな考えをストレートに淡々と語り、いつもの風野作品とは、少し違うところが良かった。

  • 著名な剣豪が老いてからの戦い
    飄々としておもしろかった

  • 風野さん初読み。剣聖・塚原卜伝の晩年を描く。戦わずして勝つ「無手勝流」を標榜する一方で、剣名を高めたい者やかつて打ち負かした者らに付け回される日々。死ぬまで高みを目指す男の飄々とした人生を、飄々とした筆致で描いていて面白い。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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