声のお仕事

著者 :
  • 文藝春秋
3.20
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本棚登録 : 217
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903866

作品紹介・あらすじ

「声で世界を変えてやる!」崖っぷち声優の、大きすぎる野望は叶うのか!?二十代後半、いまだ目立った実績のない声優の結城勇樹。背水の陣で挑んだ野球アニメ「センターライン」のオーディションでついにレギュラーを摑むが、その役は……なんと犬!?誰もが身近に感じながらも、知らないことの多い声優の世界に光をあてた、リアリティたっぷり、胸が熱くなるお仕事小説です。

感想・レビュー・書評

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  • 本を読んで脳内で自分流にイメージしていることを声だけで見ている人を裏切らないよう形にする難しさ。声優さんはすごい仕事です。
    声で世界を創る…夢を実現させていく勇樹は志を持ってもっと大きくなりますね。

  • アニメ好きな人や慣れてる人向けの今の売るスタイルなんだろうけど、表紙の絵や人物の絵はいらない。挿絵もないんだし固定イメージをむやみにつけるのは興覚め。

    自分が中年後半だからか 20代後半の声優男性の標準がわからず、なんとなく主人公が幼稚な感じがしたけど軽く楽しく読める。
    主人公が日常生活で出会う女性一人一人になんだかたの淡い気持ちを感じているのがふつうでいい。
    20代後半で神的に評価される大島さんの凄みが表現されきれてないのも残念だし、うさぎちゃんの言葉の悪さが浮くのは、彼女の描き方が中途半端だからだ突飛にうつるんじゃないだろか。
    題材はいいのに、著者の力量がまだまだ足りない。この業界もっともっと謎だらけだし、興味もある人も多いはずだし、もっと面白くできたんじゃない??

    声が世界を変える
    テーマは素敵だし、もったいないな。

  • 作中作の野球アニメはその占める量に対してあまり濃やかに感じられず、台詞と動画の説明のみで感情描写等がないこともあってかいまいち入り込めなかったけれど、駆け出し声優の結城のお仕事の日々が丁寧に落ち着いて描かれていて興味深かった。お芝居ものの持つキラキラさは控え目で、堅実で地に足の着いた雰囲気を感じた。

  • 運も実力のうち。本人の努力や人柄ゆえもあるけど周りにも恵まれてる。あと声優の副業というか自主制作ってそんな緩くできるんだね。

  • YA世代には声優というお仕事に憧れている人は多いと思う。この本は声優という仕事の現実の厳しさをつきつけてくる。

  • 「声で世界を変えてやる!」崖っぷち声優の、大きすぎる野望は叶うのか!?
    二十代後半、いまだ目立った実績のない声優の結城勇樹。
    背水の陣で挑んだ野球アニメ「センターライン」のオーディションでついにレギュラーを摑むが、その役は……なんと犬!?
    誰もが身近に感じながらも、知らないことの多い声優の世界に光をあてた、リアリティたっぷり、胸が熱くなるお仕事小説。

  • さくさく~っと・・・。でも最後のほうはいらなかったかな。

  • レギュラーも代表作もない崖っぷち声優が
    背水の陣で受けた野球アニメのオーディション。
    そこでの出逢いが彼を変えてゆく。
    お仕事成長物として楽しく読めたが
    せっかくの設定をもちょっと活かせたらもっと面白くなった気がする。

    【図書館・初読・9月29日読了】

  • いま活躍している人たちはいわゆる売れっ子というやつで、事務所所属をしても仕事がなくてずっとバイトをしている人たちが多いんだろうなあと思った。養成所に入って事務所に入るだけですごいと思うけど、その状態の人でも苦悩があることを初めて知りました。芸能系のお仕事話は都合の良い展開が多い気がするけど、これは少し違うかも。こういう職業は運や実力もあるけど、どんなに報われなくても諦めない人たちがなれるんだろうと思いました。諦めなければなれるわけではないけど、諦めた人はなれてないと思う。

  •  もうそれなりの歳でそこそこ長くアニヲタ歴があるワタクシの場合、業界の裏側というのも薄々察せられる部分があって、「声優」という職業がキラキラした眩さだけでないという事も当然解っている(つもり)
     芝居を生業とするというのは、かなり厳しいことではあるがその厳しさの一端や特殊性を書き出しているのは意味あることだし、出てくる作品タイトルやエピソードの元ネタを推測出来たりするのはヲタクの楽しみよね~

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著者プロフィール

川端 裕人(かわばた ひろと)
1964年、兵庫県明石市生まれの小説家、ノンフィクション作家。東京大学教養学部卒業後日本テレビに入社し、記者として科学技術庁、気象庁を担当。
1995年『クジラを捕って、考えた』を執筆し、ノンフィクション作家としてデビュー。1997年日本テレビを退社後、1998年『夏のロケット』で第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞し、小説家デビュー。
その後も小説とノンフィクション二つのジャンルで活躍を続け、2000年『動物園にできること』で第31回大宅壮一ノンフィクション賞候補、2004年『せちやん 星を聴く人』で第25回吉川英治文学新人賞候補。2018年『我々はなぜ我々だけなのか』で科学ジャーナリスト賞、講談社科学出版賞をそれぞれ受賞した。

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