ありきたりの痛み

著者 :
  • 文藝春秋
3.14
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本棚登録 : 53
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903910

作品紹介・あらすじ

日本と台湾を行き来して過ごした子ども時代の思い出。影響を受けてきた小説や音楽への偏愛を綴った自伝エッセイ。小説の取材で訪れた台湾と、『流』に登場する馬爺爺(じいさん)のこと。五年半連載した映画コラムと、テキーラマエストロの資格を取るほど愛好するテキーラの紹介。直木賞受賞からパーティーまでの、狂騒の一ヶ月――。小説『流』が前代未聞の満票で直木賞を受賞した東山彰良、初のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • エッセイと映画コラム。 なるべく一冊はエッセイを選んで 作者の方を知りたい!と 思っています。 映画コラムは、たくさんの映画を観ている!と 仰る通り・・・ホントに映画通でした。 私が今まで読んだ、色んな方のエッセイのなかでは、ちょっと笑いの少ない真面目な方の エッセイかなぁ。 重苦しい小説を書く東山さんが ドタバタしてる感じが意外でした。

  • 久しぶりにエッセイを読んでとまどってしまったし、作家本人に割と思いを馳せないのでなおさらだった。
    が、彼の妻は『もうすぐ47歳になる直木賞も受賞した』夫を『ひろい食いする男』だと思っていることは正しく受け取った。大笑い。

  • 新聞コラム連載(来歴や映画紹介)をまとめた一冊。
    まだ彼の小説作品を読んだことがないが、タイトルとカバー写真(森山大道の映した雨の台湾)に惹かれて読んでみた。少しワイルドな語り口調が印象的。
    読書が好きな作家とそうでない作家がいるのは何故だろう。東山氏は前者(この本の中でも彼の生き血となった読書遍歴が語られている)、森博嗣は後者(小説を全く読まないし、自分の刊行本さえ読まないらしい)。

  • 2016 1.28

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著者プロフィール

東山彰良(ひがしやま・あきら)
1968年台湾生まれ。2002年「タード・オン・ザ・ラン」で第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞。03年同作を改題した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』で作家デビュー。09年『路傍』で第11回大藪春彦賞。15年『流』で第153回直木三十五賞。16年『罪の終わり』で第11回中央公論文芸賞を受賞。近著に『ありきたりの痛み』『僕が殺した人と僕を殺した人』、リレーミステリーアンソロジー『宮辻薬東宮』にも参加している。

「2017年 『女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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