羽生結弦 王者のメソッド (Sports graphic Number books)
- 文藝春秋 (2016年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163903972
作品紹介・あらすじ
【NumberBOOKS 絶対王者・羽生結弦はいかにして作られたのか】2014年ソチ冬季五輪でフィギュア男子史上初の金メダルに輝いた羽生結弦。史上最年少の12歳で全日本ジュニアの表彰台に上がり、14歳で初出場した世界ジュニア選手権では、すでに「僕が日本で2人目の金メダリストになる」と宣言していた。15歳で世界ジュニア優勝、17歳で世界選手権銅メダル、19歳で五輪と世界選手権、GPファイナルの3冠達成。20歳で史上初の300点超えを果たした。「悔しすぎて、嬉しくなってきました」「僕はレジェンドになりたい。羽生結弦の名前を歴史に刻みたい」「これからは自分のなかで戦いを創り上げていかないといけない」「絶対王者になってやる」その柔和で端正な容姿からは想像できない強い意志を持った「羽生脳」と、そこから導き出される「絶対王者のメソッド」が浮かび上がる。プロローグ 世界王者への扉を拓いた”羽生メソッド”Chapter 1 ジュニア時代 2008-2010 13歳→15歳Chapter 2 シニアデビュー 2010-2011 15歳→16歳Chapter 3 東日本大震災の日々のなかで 2011 16歳Chapter 4 震災後の1年 2011-2012 16歳→17歳Chapter 5 海を渡る 2012-2013 17歳→18歳Chapter 6 ソチ五輪 2013-2014 18歳→19歳Chapter 7 王者の証明 2014-2015 19歳→20歳Chapter 8 絶対王者の冒険 2015-2016 20歳→21歳※Numberで撮影した未公開写真も満載
感想・レビュー・書評
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野口美惠さんが2008年から16年までの羽生選手を追った本だけど、とにかく羽生本なら売れるって程度の本でした。
羽生選手のクレバーさは実績などでわかっているし、常に自分を客観的に分析していることが書かれていたけれど、それもテレビなどで本人が語っているし…。
特別新しいことはなく、羽生選手以外の人があえて書く必要がある本ではないし、羽生コレクター向けの1冊でした。
※我が家で一番良かったのは、羽生選手がクロスをしている写真。上体と足の角度とか、スケーターとして勉強させていただきました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
260まで
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エッセイ。トライエラーを繰り返して、世界王者となるプロセス。
被災の経験を消化仕切るまでの思考の箇所、トロントへわたってすぐ自分を見つめ直す機会を得た箇所、ショート・フリーのトレードオフを克服する箇所が、感銘
「勝ちにいく」宣言で自分を追い込むというところは、参考になった -
【絶対王者・羽生結弦の13歳から21歳までの軌跡】フィギュア史上初の300点超えで世界記録を更新した羽生結弦。13歳の少年が絶対王者に至るまでの軌跡を本人の肉声とともに描く。