西洋菓子店プティ・フール

  • 文藝春秋 (2016年2月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163904016

作品紹介・あらすじ

女を昂奮させない菓子は菓子じゃない



スイーツは誰かの心を不意につかんで新しい場所へと羽ばたかせるスイッチ。下町の洋菓子店を舞台に繰り広げられる鮮烈な六つの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の亜樹があまり好きになれなかった。お客さんを喜ばしたいという気持ちでケーキ作りに夢中になるのはいいのだけど、それだけではなあと思う。自分の事ばかりしか考えてない。というか、自分の事はわからないのかな?途中からそれにイライラしてしまった。祐介をもっと見て。周りをもっと見て。お客さんの喜ぶ顔が見たいという気持ちと同じ事なのに…。最後はそれに気付いてよかった。

    それに気付かしてくれたのは、おじいちゃんだ。おじいちゃんの言葉が毎回心に響く。ハッとさせられる。まるで私に言われているみたいだった。外見を見るだけではだめ。内面をよく見るのが大事。

    亜樹にイライラしてしまったけど、亜樹のパティシエとしての姿は好きだ。探求し続けて、いつか自分だけの特別なケーキを見つけてほしい。

    おじいちゃんのシュークリーム、亜樹のシュークリーム。私だったらどっちが好きかな?食べ比べたーい。

    食べ物系の物語はどうもダメ。食べたくなってしまう。今回は、どうしても食べたくなって途中でケーキをネットで注文してしまった。

    • なおなおさん
      メイさん、おはようございます。

      ケーキをネットで注文してしまったとのこと。
      面白いです。メイさん、可愛いです(^_^)
      ケーキはこれから届...
      メイさん、おはようございます。

      ケーキをネットで注文してしまったとのこと。
      面白いです。メイさん、可愛いです(^_^)
      ケーキはこれから届くのでしょうか。楽しみですね(^_^)/~
      2022/06/07
    • メイさん
      こんにちは、なおなおさん。

      ケーキ買っちゃいました。(^-^)明日、届く予定です。仕事も休みだし、美味しいケーキ、コーヒーでまったりしたい...
      こんにちは、なおなおさん。

      ケーキ買っちゃいました。(^-^)明日、届く予定です。仕事も休みだし、美味しいケーキ、コーヒーでまったりしたいです。

      今日、図書館に行って絵本のコーナーをいろいろ見てみました。なおなおさんの言われたとおり、お薦めの本は表紙が見えるように飾ってありました。私が読みたいと思った絵本が全部あったので、よかったです。また、おいおい読んでいきたいと思います。
      2022/06/07
    • なおなおさん
      メイさん、お返事をありがとうございます。

      ケーキは明日届くのですね。
      まったりタイムに同席したいです。こちらはこちらでやるとしますか…。
      ...
      メイさん、お返事をありがとうございます。

      ケーキは明日届くのですね。
      まったりタイムに同席したいです。こちらはこちらでやるとしますか…。

      メイさんが読まれる絵本も楽しみにしています(^_^)
      2022/06/07
  • 私はお菓子が好き。特にケーキが。
    それだけで聞いたこともないお菓子の名前が出てくると、どんな形でどんな色で、どんな味か想像するだけで楽しい。
    だけど、ただ甘いだけの話じゃなくて、一人ひとりが悩みやいろんな思いを抱えて生きている。

    じいちゃんの発する言葉は、奥が深くて心に刺さった。
    嗜好品ってのは、はけ口の対象になりやすい。
    これにはちょっとドキッとした。
    じいちゃんのシュークリームとショートケーキ
    楽しく味わいたい。
    美味しい紅茶とともに。

  • 東京下町の商店街にある老舗洋菓子店「プティ・フール」を舞台に繰り広げられる6編の連作短編集…。菓子職人のおじいちゃんとお店を支えるおばあちゃん、そんな2人のもとで働く孫娘の亜樹、新米弁護士で亜樹と婚約中の祐介、亜樹に憧れを抱く元同僚の澄孝、澄孝のことが好きなネイリストの美波、お店の常連でシュークリームを買い込む美佐江…そして、沢山のスィーツもいい感じでストーリーに味わいを添えてくれます!

    普段あまり本格的なスイーツには縁のない私ですが、作中に出てきたスイーツを検索して、あぁ~これ!おいしそうっ♪みたいな感じでちょっと幸せな気持ちになりました!でも一番食べてみたいのは、おじいちゃんの作るオーソドックスなシュークリームだったりします…。

    ストーリー的には登場する人々が葛藤を経て、最終的には自分を認めてあげられるようになる…ような印象の内容でしたね。私的には亜樹は新しいものを「プティ・フール」に取り入れて自分のカラーを前面に押し出したい気持ちもわかるけれど、ここまでおじいちゃんとおばあちゃんが守ってきた伝統みたいなものも大事にしてほしいと思ってしまいました。まっすぐでぶれない気持ちを亜樹も美波も持っているけれど、美波を応援したくなりました。

  • いつまでも「女子」である20〜30代の女性のための本だった。
    髪も顔も服も手先も、うんとかわいくお洒落をして、そしてうんとお気に入りのパティスリーで美味しいケーキを食べて、楽しくて贅沢な時間を過ごしたい気持ちになった。

    甘くて、だけどほろ苦さもあって、少し酸味もある。まさに、人生や人間関係をスイーツに例えたような本だった。
    みんながみんなそれぞれ、「大事にしているもの」やこだわりを持っているのが良かった。
    それぞれ違うこだわりを持っているからこそ、気持ちがすれ違ったり、関係が変わったりする。

    シュークリームが食べたい。ピーチメルバも、エクレアも、フォンダンショコラも。ラム酒がうんと効いたスイーツも。あったかい紅茶つきで。

    話の中では「ロゼ」が好きだった。

  • 片想い、カップル、結婚、仕事、秘密について。おもに洋菓子を背景にした物語。

    想い人への気持ちや関係性、もっている仕事に対して、常に前向きに上向きに情熱を注いで頑張っている。けど、今、向き合わなきゃいけない大切な事から逃げたり逸らしたり。自分を誤魔化したりする若者たち。

    そんな彼らを、酸いも甘いも噛み分けるオトナが上手に諭して導いてくれている。
    じいちゃん、ばあちゃん、長岡さん、弁護士事務所の上司たち。
    スマートな先輩が、こんなふうに話を聴いてくれて嫌味やマウントなどせず卒なく教示してくれるなんて有難いこと。
    素直に気付きを得てやり方を変えられる若者たちも可愛い。

    洋菓子屋が舞台で菓子職人が登場するのだから当然スイーツがたくさん出てきます。
    読んだことのないカタカナの菓子を検索しては、味を匂いを食感を想像し喉を鳴らす。たまらん。どきどきするような刺徴あるものも、甘く包み込むような安心するものも等しく魅力的でした。

    脳内配役は、
    亜樹は小林涼子で。
    スッとしたスタイルでクールなポーカーフェイスもキュートな笑顔も合う。
    澄孝は神木隆之介で読み進めていたのだけど、どうやらスラッと背の高いオシャレな雰囲気で、美意識の高い美波に「きれいだから」好きと言わしめるほどのビジュアルらしい、というあたりで途中から岡田将生を登用しました。後輩役が似合う。
    じいちゃんは、本作ではギョロッとした目つきらしいですが、私の中では火野正平かな。

    珠香と亜樹のくだりは、もう少ししっかり回収してくれてもよかったような、このままがいいのか、何だかちょっぴりモヤモヤ。

  • 亜樹ちゃんはあのままで良いのかも。
    お菓子を作ることに関しては甘くなった方がいいと思うけど、あれで亜樹ちゃんが素直になってしまったら、魅力的すぎて色んな異性から取り合いが始まるのではないか…!と、わたしは杞憂している笑

    お菓子も美味しそうで、わたしもじいちゃんのシュークリームが食べてみたいなぁ。
    ショートケーキも。
    とてもオシャレな名前のお菓子たちも魅力的だったけど、昔からあるシンプルなお菓子たちも、わたしは好きです。

  • 下町の西洋菓子店を舞台にした連作短編集。祖父の洋菓子店で働く””亜樹”を中心とした6つの片思いの話。皆、自分の気持ちを言葉にして伝えようとしないので、もどかしく感じました。

    本や章のタイトルから受ける、甘いイメージとは異なり、やっかみや嫉妬といった苦い感情表現が多いのが印象に残りました。片思いといえども、恋というには重い。仕事や立場も相まって、どんよりとした空気がたちこめます。それでも、各章の終わりには、各々が自分の気持ちに答えを見つけるので、少し晴れやかに。

    おじいさんのシュークリームのように、相手に寄り添う優しさを忘れないようにしたいと思いました。

    老舗の洋菓子店のケーキと、フランス菓子店が提供する本格的なケーキ。どちらもすごく美味しそうに描かれています。読んだら食べたくなるに違いありません。

  • 下町のケーキ屋さんを舞台に描く人間模様。
    ものすごく美味しそうなスイーツと絡めつつ、視点が変わるたびに文体も変わる連作短編です。

    寂れかけた商店街にある、昔ながらの西洋菓子店プティ・フール。
    懐かしい味のお菓子をきっちり作るじいちゃんの店に、
    本格的なスイーツを創作もする孫娘・亜樹が加わりました。
    店番には、優しいばあちゃんも欠かせない。

    子供の頃から祖父母の店が大好きだった亜樹。
    中学の時に美しい同級生と親友になり、魅入られるようなひとときを過ごした鮮烈な思い出。
    その子のために、初めて菓子を自分で作ったのでした。

    クールな先輩だった亜樹に憧れている若いパティシエの澄孝。
    亜樹が店をやめた後も気になって仕方がなく、勉強のためのケーキ屋巡りのついでを装って、亜樹のいる店を訪れます。

    澄孝のことが好きなミナは、ネイリスト。
    綺麗なものが大好きで、オシャレには気が入ってます。
    まったくの片思いと知りつつ、澄孝に付き合い‥?

    店の常連客の美佐江は、悩みを抱えている様子。
    店にあるお菓子を大量にまとめ買いしていく。おそらくは‥
    そんな買い方を亜樹は断りたい気持ちだったが‥

    亜樹の婚約者は、人のいい弁護士の祐介。
    大手事務所をやめて、今は商店街にある小さな事務所でご近所の人の愚痴を聞くことも。
    仕事に打ち込む亜樹に惹かれたのだが、しだいに亜樹との間にずれを感じて‥

    それぞれに大事にしているもの、打ち込むものがあり、その上での動揺や変化があります。
    軽薄にも見られかねない若い女の子ミナが、やりたいことがはっきりしていて、気持ちいいですね。
    うじうじしていた美佐江さんも、最後には?

    仕事一途な亜樹は職人気質というより、天才肌のアーチスト的な印象。
    まだ若くとんがっていて、時には周りが見えない。
    片思いの連鎖はわかりやすいけど、それで‥
    微妙にすっきりしないのがなんでかなと考えてましたが、この終わり方だと、亜樹自身が何をどう受け止めたのかがはっきりしないからかも。
    じいちゃんの指摘はキビシイけど、なんとも的確ですね。
    そんなじいちゃんの隣を歩いてきた、ばあちゃんの余裕も、とても素敵。

    亜樹の作る濃厚なスイーツを、特別な日に、優雅なお店で食べたい!
    ただ毎週食べたいのは、じいちゃんのシュークリームでしょうね☆

  • 祖父の西洋菓子店で一緒に働くようになった亜樹を中心とした6つの物語。
    ソフノ作る昔ながらの優しいケーキと亜樹の作る斬新なフランス菓子がうまく対比して、それぞれの主人公が抱える表と裏の部分を表しているようだった。
    お菓子の描写も繊細で、千早さんらしさを感じた。
    ラストは、ここで終わっちゃうの?という尻切れトンボな印象。

  • 昔ながらのケーキ屋さんは私の地元にはないのですが、社会人として住み始めて2年目のこの街にはあります。
    繊細な味の芸術的なケーキではなくて、なんだかほっとする懐かしい味が食べたくなることってありますよね。
    お店は大きくないけれど、おじいちゃんパティシエの地元の人に愛される優しいケーキ。

    そのお店を思い浮かべながらこの小説を読みました。

    今年もモンブラン買いに行こうかなぁ。


    嗜好品ってのは、捌け口の対象になりやすい。
    けどね、どんな食べ物も口にする人の幸せを願って作られているんです。
    だから、楽しく味わってやって欲しい。


    We sometimes want to eat a cake which has a gentle taste.
    It makes me feel relaxed.
    We can be more kind to others when we have something sweet.

  • 昔ながらのケーキ屋さんを中心に短編集。
    定番と新作、おじいちゃんと孫。
    スッキリとはしない終わりかただけど、少し前向けそうな形。

  • まず、このカバーのデザインと色合いが涼やかで、とても気持ちがよかったです。

    そしてなぜか主人公の亜樹よりも、
    主婦・美佐江と、ネイルサロンで働くミナを応援したくなりました。

    次から次へと、美味しそうなお菓子が登場します。
    でも読んでいて一番食べたくなったのは、
    じいちゃんのやわらかい皮のシュークリーム。
    パティシエではなく、菓子職人だというじいちゃんが作る昔ながらのほっとした味。

    そういえば、有名パティシエの作った大人気のスイーツ、
    おしゃれで美味しくても、たまにピンと来なかったりするのって、そういうことなのかなぁ…。

    印象的だったのは、「夫婦は他人で作るものだと思う。」の一言。
    そっか…一見冷たく感じてしまうけれど、
    他人だからこそ感情的にならずに対処できることもあるんですよね。

    お菓子も人間関係も、甘くてやさしいだけじゃだめ。
    時に厳しく、互いに尊重し合えることが大事。
    このあたりまえのようなバランスが難しいです。

    そして、じいちゃんの上手をいくばあちゃん。うふふ。

  • 千早茜さんの本は『男ともだち』をかなり前に読んで、二作目だと思います。

    これは小さな町の洋菓子店をめぐる人たちの連作ですが、主人公の亜樹の成長譚かな、と思いました。
    でてくるスイーツはとってもスイートだけど、ストーリーはちょっとビターでもあります。
    出てくる女の子、男の子のお話しは、すれ違いあり、片想いありです。

    澄孝くんとミナがうまくいくといいのにとか、美佐江はなんで、あんな夫と暮らしているのか、別れればいいのにと思った。
    一番好きだったのは、亜樹と珠香のお話し。
    珠香の中高生の時のキャラクターは大変そうだけど、好きでした。でも珠香も成長したんですね。

    亜樹は一番最後の『クレーム』ではなんだか、今まで他の女の子たちの目に映っていた大人な亜樹じゃなくなっていて、ちょっとがっかりしたような・・・。
    でも最後は、まあよかったのかな。

  • 洋菓子店を営む祖父と孫、周囲の人々、それぞれの視点で各章が描かれるオムニバス形式の短編集。

    仕事と結婚、恋愛感情、不倫と摂食障害、昔の秘密…登場人物たちの悩みや葛藤が丁寧に描かれている。

    めちゃくちゃ刺さるわけではないけれど、わかるなぁとじんわり響く、そんな感じ。
    軽くてサクサクと読み進められた。

  • んー期待値が高すぎたみたいです。

    表紙やタイトルから、綺麗で美味しそうなスイーツやカフェの話かなと想像していました。
    読み進めると、なにやら人間の複雑な関係性や感情について綴られており、ほのぼの?とはしていなかったです…

    私の好みじゃなかっただけで、思ったより大人な話で好きな人は多いかと。

  • 祖父の営む昔ながらの西洋菓子店で働く女性パティシエ、亜樹のお話。
    でも、ちょっと話があっちこっちに散らばってしまっている?特に不自然でも不快でもないけれど。
    ちょっとそんなことを思いました。

  • 洋菓子店を舞台にした連作短編集。

    甘い菓子の名前とは裏腹にピリリと辛味の効いた物語には千早さんならでは。

    女を興奮させない菓子は菓子じゃないってすごい破壊力ある言葉だなぁ。

    じいちゃんもばあちゃんも潔くて好きだし、甘い物は苦手なんだけど、亜樹のつくる菓子を食べてみたい。

  • 久しぶりにこの作者の本を手にしました。プティ•フールを舞台に描かれています。外からみると、手に職を持ってすごいなと思う人も実は当たり前だけど、悩みを抱えていたり、あがいているのかきちんと書いてくれています。
    個人的に気になったのは、身だしなみを整え、幸せそうに見える主婦が、幸せの象徴である甘いものを吐きだこができるまで消費行動していること。お店の人が気づいたのに夫はいつか気づいてくれるんだろうかそして彼女はどういう選択をするんだろうか。恋愛系のドロドロしたものにならず、お仕事小説にならず、それでも、お店でスイーツを買ってきラッピングしてくれた状態までそれぞれの章を仕上げてくれているので、じゃぁ後は、読み手の解釈かなぁってちょっと思いながら。正直それぞれ、嫌だなぁと思う内面はきちんと描かれています。主人公には職人気質な部分と後輩だから、同じ職人だからいろんなことが共有できると言う気持ちはわからなくもないけれど、恋人としてはちょっとやきもきするのは当たり前だろうなぁって思いましたし。ちょっと後輩の気持ちを利用している部分があるなーってちょっとずるいなぁって。じゃぁその後輩くんもどうかと言うと、自分に思いを寄せてくれる女性を振り回している部分もあったりで。とは言え誰でもそんなもんですかね。結局自分勝手になるよね。甘いだけじゃなくビターな部分、そういったものもきちんと描いてくれているのでそれが魅力かなと思いました。
    読むとスイーツが食べたくなるけど、ちょっとビターに思いますので、コーヒーを片手に読んでる気分です。主人公のおばあさんのように、紅茶専門店のマスターのように、いろんなことを気づき、きちんと見れる人間になりたいな。と思いました。

  • 物語の中のそれぞれの人たちが抱える胸のうち。じいちゃんの秘密とは?はっきり明かされないのもなんか良い。ミナのファッションが絶妙に平成っぽいのもいい。ミナ好き。応援したくなる。
    装丁も美しく、この本自体がお菓子の箱みたい。

  • 登場人物のひとり語りが交代で進んで行く
    視点が変わると見え方も変わる

    自問自答しながら、そこにスイーツが絡んで美味しそう

    じいちゃんや紅茶専門店マスターは流石の年の功で言葉も態度も含蓄あり

    読了後、スーパーにシュークリーム買いに行って食べた。じいちゃんを思い出しながら

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著者プロフィール

1979年北海道生まれ。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。09年に同作で泉鏡花文学賞を、13年『あとかた』で島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で渡辺淳一賞を受賞。他の著書に『からまる』『眠りの庭』『男ともだち』『クローゼット』『正しい女たち』『犬も食わない』(尾崎世界観と共著)『鳥籠の小娘』(絵・宇野亞喜良)、エッセイに『わるい食べもの』などがある。

「2021年 『ひきなみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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