ガンルージュ

著者 :
  • 文藝春秋
3.40
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本棚登録 : 241
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904054

感想・レビュー・書評

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  • 第二の金大中事件が群馬県を舞台に起こった。ペク氏の誘拐に巻き込まれた中学生の秋来祐太朗と同級生の神田麻衣。ストーリーとしては誘拐事件に巻き込まれた祐太朗と麻衣の休出作戦だ。設定で面白いのは、救出するのが、警察や公安ではなく、祐太朗の母親である秋来律子と祐太朗と麻衣の学校の先生である美晴の二人であること。律子が誘拐現場で殺されたペクの警備員の死体から拳銃や予備弾倉を抜き取ったシーンから、律子はただ者ではないことに気づかされる。母は強しと言うべきかと思うのも束の間。律子の過去、祐太朗の出生の秘密が明らかになる。その背景が分かれば、あとは冒険小説としてジェットコースターのような展開を楽しめばいい。先生の晴海も素人ながら大活躍する。読んでいてかなり爽快感を味わえる。とにかくスピード感が気持ちいい。それでいてどこかコミカルなところもあるので、笑えてしまうところも多数。そもそも設定が漫画?と思ってしまうくらい突飛なものであるので、設定の意外性が笑いにもつながるのである。ここまでくると、律子を主人公にしたシリーズ化を期待したい。美晴のシリーズでもかなり面白いものができそう。いっそのこと二人のバディものでシリーズ化してほしい。

  • 土漠の花が面白かったので期待したが、つまらなかった。女性をアクションの主人公にすると、ステレオタイプすぎるようになる危険があるが、これもその1つ。

  • スピード感があって、出てくる先生に笑わせてもらいながら、一気に読みました。

  • 2016年2月文藝春秋刊。書下ろし。律子と美晴という女性2人と特殊部隊の戦いが凄い。運も武器にする戦いは、SFXかマンガの世界のノリです。テンポが良く、破天荒で、あっという間に読み終わりました。楽しめました。

  • 深みはそれほどないが臨場感とスピード感が満載で一気読み。突拍子もないシーンが多いが先生のキャラがそれを許している。月村作品としてはちょっと異端な感じ。それにしても先生にしろ別れた彼にせよ鮫を想像せずにはいられない!

  • 韓国の特殊部隊に拉致された子供を救出するために、戦いに挑む元公安警察官の母親とミュージシャンの落ちこぼれ教師。月村了衛の作品なので、楽しみにして購入しましたが、設定が飛躍し過ぎではと感じました。機龍警察のようなストーリー展開の面白さ、深さもなく、アクションシーンは、この作者らしい感じはでていますが、正直ちょっとがっかり、どうせならどっぷり公安警察モノにして欲しかった。次の作品に期待です。

  • 抜群に面白かった。いつもは超重い話ばかりだが、今回はいいキャラがいて軽快さもあった

  • 5月10日読了。図書館。

  • 拉致された息子を助け出す。母親と担任が特殊部隊をやっつける。あり得ない運の良さだが、先生のバット強すぎ‼
    2016.5.10

  • あっという間に読めました。
    文句なく楽しめました。
    圧倒的な強さの2人が、次々とテロリストを倒していきます。
    あっけないほどです。
    ある作品とのコラボのような作りです。
    この辺の類似性も考えながら読むと、楽しめます。

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著者プロフィール

1963年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2012年に『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、2013年に『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、2015年に『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞を受賞。他の著書に『神子上典膳』『機龍警察 狼眼殺手』『コルトM1847羽衣』『東京輪舞』などがある。

「2019年 『悪の五輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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