ガンルージュ

著者 :
  • 文藝春秋
3.40
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本棚登録 : 241
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904054

作品紹介・あらすじ

「あたしたち、最強の相棒。」韓国最凶の特殊部隊が日本に潜入。迎え撃つは、元公安のシングルマザー&女性体育教師!?・あらすじ韓国の大物工作員キル・ホグン率いる最精鋭特殊部隊が日本で韓国要人の拉致作戦を実行した。事件に巻き込まれ、人質となってしまった中学1年生の祐太朗。日本政府と警察は事件の隠蔽を決定した。祐太朗の母親で、かつて最愛の夫をキルに殺された元公安の秋来律子は、ワケあり担任教師の渋矢美晴とバディを組み、息子の救出に挑む。因縁の関係にある律子とキルの死闘の行方は。そして絶体絶命の母子の運命は――。・著者コメント「(アクションorサスペンスor興奮に)手に汗を握りつつ、泣いて笑ってしんみりと。私の持てる技術をありったけ投入した、あなたのためのエンターテインメントです」・著者プロフィール:月村了衛(つきむら・りょうえ)1963年大阪生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2012年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞を受賞。2013年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞を受賞。2015年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土爆の花』で第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)と、驚異的なペースで受賞を重ねている。他の著書に『神子上典膳』『黒警』『機龍警察 未亡旅団』『機龍警察 火宅』『槐』『影の中の影』などがある。

感想・レビュー・書評

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  • 月村了衛祭りは続く。

    韓国の大物工作員キル・ホグン率いる最精鋭特殊部隊が日本で韓国要人の拉致作戦を実行した。事件に巻き込まれ、人質となってしまった中学1年生の祐太朗。日本政府と警察は事件の隠蔽を決定した。祐太朗の母親で、かつて最愛の夫をキルに殺された元公安の秋来律子は、ワケあり担任教師の渋矢美晴とバディを組み、息子の救出に挑む。
    因縁の関係にある律子とキルの死闘の行方は。そして絶体絶命の母子の運命は――。

    「槐」と似たような設定だが、こちらの方がすっきりしている。某人気刑事小説(最近新作なし)を思わせる設定は、ギャグですか?

  • 軽いハードボイルドかな。日本の田舎で韓国の要人を韓国特殊部隊が拉致し、巻き添えで子供も拉致されてしまう。子供の母親と女教師が救出に向かうが…軽いエンターテイメントのノリなので本の厚さの割りにアッサリしていた。図書館で借りた本。

  • #読了。
    日本国内で韓国要人が韓国の大物工作員キル・ホグンによって拉致される。巻き添えに人質となってしまった祐太郎の母親は、かつて公安に在籍し、夫となる同僚をキルに殺された律子。祐太郎の担任教師の晴美とともに救出に向かうが。。。
    シリアスさは失われてしまうが、「新宿鮫」と読んだ方には面白いネタが。あの話はいつ出てくるんだ?とストーリーを横においてしまうような面白さも。

  • 韓国の特殊部隊に拉致された子供を救出するために、戦いに挑む母親と教師。とにかく痛快でテンポがよくてスリル満載、そして笑えます。ぐいぐい引き込まれて一気読みでした。
    母親・律子は元プロなのでいいとして。教師・美晴が素人の割には凄すぎ! 最強の運が招く予期せぬ展開に、むしろ敵の方が可哀想になってしまいました(笑)。あれだけいろんな武器持った精鋭が、金属バットに勝てないだなんて。どんだけ強いんだ金属バット!
    しかし。真に怖いのは日本の警察なのかもなあ……と思えてしまうのは私だけではないはず。実態はよく知らないけれど、公安ってとっても怖いイメージです。

  • 図書館で。女バディー、かっこいい‼ バトルのシーンはスピード感が有って楽しく読みました。実際にはあり得ない(?)設定だからこそ、無心で読書を楽しめた本でした♪

  • 元公安の主婦と体育の先生がバディーとなり 韓国特殊部隊と戦う!

    相変わらずの 超エンターテイメント! 月村了衛らしい・・・かな

  • なんとも明るくいっちゃってる感じのアクション連発。有り得ないほど敵が弱い。というか主人公の女性二人が強すぎ。この有り得なさが嫌いな方は読んじゃいけない。腹が立ってくるだろうから。私は馬鹿げてるほど突き抜けている感じは大好きだ。ただ気になるのは「槐」あたりから少しばかり金属的な冷たさや重々しさが無くなってきている気がするのだ。ま、いいか。面白ければ。
    今回はやたらとエピローグ的な部分が長かった。なにか意図があったのだろうか。敵が倒れた後の終章がやたらと長すぎてちょっと気になった。
    とにかく今一番旬の月村さん。このまま突っ走ってください後をついていきます。

  • 軽ーい、元公安物の話だ。これも氏の話の展開としてはあり得ないが、面白い一気読みのエンターティンメント作品だ。あり得ないと書いたが、それが昔日本で、起きた『金大中事件』を考えるとあり得なくもない。韓国の特殊部隊が、日本で、韓国要人を拉致する話で、それに中学生が二人巻き込まれる。その親は何と昔……。いやあり得ない、スーパーウーマン二人の話だ。

  • 元公安の秋来律子と体育教師の渋矢美晴のコンビが、律子の掠われた息子を救うために、韓国の特殊部隊と戦うお話でした。
    物語としてはシンプルですが、律子と美晴の組み合わせが面白かったです。そして金属バット最強!(^^;

  • 母親と担任教師が拉致された子供を救出するため、韓国特殊部隊を追跡する。母親はシリアスパート、先生はコメディーパートでストーリーに緩急があり飽きずに読み進められる。先生の元恋人は明らかにに鮫島警部だけど、新宿鮫読んでない人は完全に置いてけぼり。最後の「保険」も新宿鮫っぽい。新宿鮫大好きな自分は凄く楽しめた。

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著者プロフィール

1963年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2012年に『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、2013年に『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、2015年に『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞を受賞。他の著書に『神子上典膳』『機龍警察 狼眼殺手』『コルトM1847羽衣』『東京輪舞』などがある。

「2019年 『悪の五輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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