ガンルージュ

著者 :
  • 文藝春秋
3.40
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本棚登録 : 241
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904054

感想・レビュー・書評

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  • 軽いハードボイルドかな。日本の田舎で韓国の要人を韓国特殊部隊が拉致し、巻き添えで子供も拉致されてしまう。子供の母親と女教師が救出に向かうが…軽いエンターテイメントのノリなので本の厚さの割りにアッサリしていた。図書館で借りた本。

  • 軽ーい、元公安物の話だ。これも氏の話の展開としてはあり得ないが、面白い一気読みのエンターティンメント作品だ。あり得ないと書いたが、それが昔日本で、起きた『金大中事件』を考えるとあり得なくもない。韓国の特殊部隊が、日本で、韓国要人を拉致する話で、それに中学生が二人巻き込まれる。その親は何と昔……。いやあり得ない、スーパーウーマン二人の話だ。

  • 韓国最凶の特殊部隊vs主婦&女教師コンビ!?
    一気読み必至の超弩級エンターテイメント!
    「そんなバカな~」とツッコミながらも最後まで楽しんで読みました。月村氏の著作では
    本作の前に「槐」を読みましたが、屈強な男をものともせず戦うスーパーウーマンの様な
    設定が好きなのかな?たまたまかな。次はもっと男くさい作品を選んでみようと思う。

  • スーパー主婦とスーパー女教師のお話。
    ちょっと都合よすぎないかというシュチュエーションも否めない感があったけど、エンターテインメント性はあって面白く読んだ。
    先生、もうよりは戻せないのかしら?

  • 月村氏らしいキレのあるアクション、良くも悪くもマンガ的アニメ的であり、アニメ脚本、シリーズ構成を手掛けてきた月村氏の足跡がうかがわれる。

    韓国特殊工作員グループが群馬県水上市にて拉致事件を起こし、運悪く少年少女が人質となる。警察機構は公安の暗部によって事件より遮断され当てにはならない、救出に命かけるのは女二人のバディーである。一人は38歳主婦であり少年の母親、元警官であり実行犯のリーダーとは浅からぬ因縁を持つ。ここまではまぁよい、主婦歴が10年以上なのに特殊工作員と五分以上の戦闘力を持ってたり、射撃の精度がほとんど100発100中だし、何人殺すんだよ~ってメンタル的にも超ド級。でも違和感は感じない、なんていってもアニメの脚本的に読み進めて読者は勝手に脳内動画再生すればよいのだから…

    でもでも、もう一人少年少女の担任女教師33歳の設定は飛びすぎてた。本読みの人なら今作の一番の注視ポイントは彼女に違いない。田舎の体育教師でジャージが普段着であるが、元はアマチュアロックバンドのヴォーカルであり、別れた元カレは新宿署で飼い殺しの目にあってる元公安のキャリア。そして元カレは公安必殺の闇情報を握っていて、常に公安の監視対象…これは大沢在昌氏の「新宿鮫シリーズ」の鮫島と晶しかいないいじゃん!

    「新宿鮫」本編では「絆回廊」で二人は別れてしまうけど、さらに数年後こんなふうに二次創作に及ぶとは?月村氏の中でか?それとも月村、大沢両氏の間でやりとりがあったのか?そのあたりに興味は尽きない。

    女二人の活躍で人質も救出されハッピーエンドでの終幕であるが、アニメ的作風の中にも「公安」の闇を感じさせる挿話を絡めてあり、氏の代表作「機龍警察シリーズ」の重厚さに通じるものを感じた。

    最後に思うことは金属バット最強!ですね。

  • 元公安刑事の主婦と女性体育教師がタッグを組み、韓国の特殊部隊を相手に死闘を繰り広げる。

    設定も展開もぶっ飛んでいてツッコミどころ満載だけれど、それをいちいち突っ込んでいては野暮というもの。素直にエンタメとして楽しんで読むのが正解!な作品。元公安の律子はともかく、運と度胸だけは抜群の美晴のキャラが面白すぎる。ここまでくると、どんなご都合的展開でも許せちゃう。そして、俄然気になる美晴の元カレだけれど、最後まで登場せず。未読なので気づかなかったけど、なるほど、あの作品の彼なのか。ファンの人には堪らない設定だろうな。
    まぁ、「機龍警察」とは全くかけ離れた軽さだけれど、暇つぶしがてらに読むには、とても楽しい作品でした。

  • まあまあ

  • 徹底してエンタメ。あえてトンデモ、陳腐にしている節もあるのではと感じる。何で新宿鮫?と思わせるのも作者の思惑のうちか。単巻作品は超人連発だが、世界観が繋がったりしないのかな。7.0

  • 元公安の母親ともとロッカーの担任が子供を救出。

  • 韓国の特殊部隊に拉致された子供を救出するために、戦いに挑む元公安警察官の母親とミュージシャンの落ちこぼれ教師。月村了衛の作品なので、楽しみにして購入しましたが、設定が飛躍し過ぎではと感じました。機龍警察のようなストーリー展開の面白さ、深さもなく、アクションシーンは、この作者らしい感じはでていますが、正直ちょっとがっかり、どうせならどっぷり公安警察モノにして欲しかった。次の作品に期待です。

著者プロフィール

1963年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2012年に『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、2013年に『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、2015年に『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞を受賞。他の著書に『神子上典膳』『機龍警察 狼眼殺手』『コルトM1847羽衣』『東京輪舞』などがある。

「2019年 『悪の五輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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