情け深くあれ 戦国医生物語

  • 文藝春秋 (2016年2月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784163904061

作品紹介・あらすじ

若き医師は、戦乱の世をいかに生きるのか



侍がいやになり、故郷を捨てて京で医者修行中の英俊。戦乱の世に翻弄されながら、彼は果たして“慈仁”の境地に辿り着けるのか。

みんなの感想まとめ

戦国時代を背景に、主人公が医者として成長していく物語が描かれています。もともと侍であった彼は、故郷を捨てて京で医療を学びながら、様々な患者やその家族との関わりを通じて人間的な成長を遂げていきます。戦乱...

感想・レビュー・書評

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  • 戦国時代、京で医生をしているもと武士の主人公の成長物語。様々な患者やその家族との関わり合いのなかで、否応なく戦乱に巻き込まれていく。
    女性の描き方が淡白というか、存在感なくてちょっと物足りないかな。

  • 京の薬師の話。曲直瀬道三の弟子。明智光秀や萩野悪衛門こと赤井直正が絡む。
    オチは読めなかった。父親や許嫁に抱いていた幻想が、まさに鉄砲によって打ち砕かれたか。「情け深くあれ」との師の言葉がここで生きてくるのかもしれない。
    身重の妻を死に追いやったのは非情な光秀だったのだろうか。安易な自身の決断やあいまいな意思が招いた部分はなかったろうか。認めるのが苦しくて黒井城に籠ったのかも。恨みのやり場がなくて武士に戻ることを決断したのか。それによって幼稚な思い込みが砕かれて医師としての自分に立ち戻ったのかも。彼がこのあとマリア様をどうするのかも気になった。

  • 侍がいやになり、故郷を捨てて京で医者修行中の英俊。戦乱の世に翻弄されながら、彼は果たして“慈仁”の境地に辿り着けるのか。

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著者プロフィール

1958年岐阜県生まれ。一橋大学卒業。1996年「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。98年『簒奪者』で歴史群像大賞、2003年『月ノ浦惣庄公事置書』で松本清張賞、04年『村を助くは誰ぞ』で歴史文学賞、08年『清佑、ただいま在庄』で中山義秀賞、14年『異国合戦 蒙古襲来異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞2014をそれぞれ受賞。『太閤の巨いなる遺命』『天下を計る』『情け深くあれ』など著書多数。

「2017年 『絢爛たる奔流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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