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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784163904269
作品紹介・あらすじ
セックスなんて、しなくても生きていけるはずだった
日奈子に突然つきつけられた夫の不倫写真。
しかし、夫は性的不能のはずだった。
夫の衝撃的な告白で崩れていく幸せな生活。
そして、日奈子が気付いた自分の本当の気持ちとは……
やるせない心情を繊細に生々しく描き出す長篇小説。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人間関係の微妙なバランスをテーマにしたこの作品は、セックスレスの夫婦が直面する複雑な心情を描いています。登場人物たちは、互いの本音を語れずに曖昧な言葉で関係を保とうとする中で、心の葛藤や痛みが浮き彫り...
感想・レビュー・書評
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セックスレス夫婦の抱えるアンバランスさを描いた作品。確かにアンバランスだとは思うけれど、じゃあどこから手をつけよう?という感じもなく、ただ陰鬱な状態が続きます。うーん
性生活に留まらず、そもそも関係がアンバランス。でも同時に、何もかも完全にバランスの取れた関係というのも存在しないよなとも思いました。 -
色々な意味でキツい作品。加藤千恵さんらしからぬというか、加藤作品にしてはかなりダークサイド。
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こども時代のトラウマがもとで、「太ったおばさん」としか男女の関係を持てない夫。愛情は自分に向けられているけれど、自分以外の人とは関係を持てることにショックを受ける妻。
直接的な描写が無駄に多いように思えて、あまり好きになれませんでした。 -
ある日愛人が押しかけてくるという物騒なところからはじまる不倫サレ妻が主人公の、最後までモヤモヤする話。夫が「オレが悪かった。何でもするから許して」の時にもレス解消したいの本音を言わない主人公。まあ、どっかで言えてたらこんな事にはなってないよね。私は本音をぶちまけてしまうタイプなので、うーん…。いくら幼少期に性的虐待トラウマあっても、その加害者に似た相手にしか欲情しないって言われたら引くわぁ。
レスで不満持ってる夫婦ってこんな感じなのかな。 -
こういうことってもしかしたら本当にあるのかなあ…と、夫婦どちらの気持ちにも寄り添いながら読みました。
一度バランスが崩れてしまうと綺麗に元通りにするのはどうしたって難しい、と改めて思わされました。 -
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セックスなんて、しなくても生きていけるはずだった
夫の不倫によって崩れたり幸せな結婚生活。
でも本当は、
ずっと壊れていたのかもしれない
(帯より)
仲のいい夫婦。
他人から見たら羨ましがられるような夫婦。
だけど心の中のモヤモヤは話し合えずにいる。
好きという気持ちだけじゃどうにもできないことがある。
どちらも悪くないと思う。
欲情されたかった。好きな相手なら尚更そう。
きちんと話し合いができて、未来が明るいものになりますように。 -
最初の方は不倫の話かと思ってたけど
読み進めていくと…。
夫から何の話もなく身体の関係を持たれてたこと
信用したいのに疑ってしまうこと
どうしたら理解してあげられるかetc...
色んな葛藤をしながら前進していく。
私もそういう経験をしたから震えたり
「分かる!!!」と思ったり。
夫婦だから正直に話ができるとは限らないし
思ったことをストレートに伝えるにも怖くなる。
何でも言い合える関係になるって
すごいことなんだなと思ったり
最初から想いがぶつけられてたら
色々と変わってたかもしれないなーて
たくさん考えさせられる本でした☺︎☆ -
人の醜さってなんなのだろうと考えさせられました。不純だって100%なら純粋です!というある人の名言が頭に浮かびました。積読はしないと思いますが、日々のストレス発散に読むのが丁度いいなと思いました。
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なんとなく図書館で手に取った本。
夫が不倫していた女性の訪問により、突然日常を壊された女性の内面が書かれているのだけれど、間々に出会った頃の情景が描かれてやり切れない気持ちになる。好きなのになぜ許せないのか、どうしたら許せるのかの葛藤がツラい。夫のしたことは許されないけれど、夫も被害者だからこそ難しいところもあったり。何でも言い合える関係って貴重なことなんだな。 -
夫婦の性について焦点を当てた話。
夫婦にとって性ってなんなんだろう。
夫が性を外で満たしているという事実を知った途端、今まではないものにしていた自分の気持ちに向き合わざるを得なくなった。
バランスを崩した夫婦関係は、夫が修復を望んでももう元どおりにはならない。
性に向き合って、自分の夫を求める気持ちを伝えても、夫はその言葉を拒絶する。
なんだかもやもやしたまま終わる作品だった。
いい余韻。 -
ずっと黙っていた、ぬるま湯の関係で。人から良い旦那さんだねと言われる。確かに優しい。でも性的トラウマで妻ではない醜い中年女にしか欲情しない夫。
突然現れたその不倫相手と自称する女と、それを否定しない夫。土下座して謝られても、募るのは不快感ばかり。触られるのも触れたものを触るのも到底無理な心理状態。
「別れる」という選択肢が浮かばなかったのは、今までずっと夫の収入でのみ生活して来たから。これから別れたとて、同じ水準で生活できる訳もなく、また慰謝料を貰うという事は別れた後でさえ、夫の影響があるという事。その事実に耐えられない。全てが夫の収入で賄われている事を幾度もトレースする。
浮気をされた代償、セックスの価値を下げる為に出張ホストと行為をしてみるが心の靄は晴れず、実家が弟夫婦の子供の玩具で埋め尽くされている現実。目の前の仲の良い家族が横切り、スイッチが入る。
本当は欲情されたかった。子供が欲しくても行為がなければ得られないから。自分からそんな事を言うのは心臓が飛び出るくらい恥ずかしい事。
離れたくない思いがぬるま湯を生み、生活の全てが夫の稼ぎで運営されている事にも引っかからず生きてこれた。この専業主婦問題、どこに着地点があるのか…?
著者プロフィール
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