- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163904313
作品紹介・あらすじ
稀代の勝負師、エディー・ジョーンズは、グッドボスだったのか、バッドボスだったのか2015年9月19日、英国の地で世界を驚かせた、ラグビー日本代表の大勝利。あの感動的なシーンを迎えるまでには、指揮官エディー・ジョーンズとチームの間に長い戦いがあった。選手やスタッフは肉体的にも精神的にも追い詰められ、極限に達していた。そこで生じたパワーが、あのワールドカップで強豪南アフリカを倒したのだ。ワールドカップ後、選手、関係者30名以上に取材をし明かされた真実は、日本ラグビー界に「成績」と共に残されるべき稀有な「プロセス」だ。ワールドカップは、エディーの戦いであり、エディーとの戦いだった。本書はその一部始終である。
感想・レビュー・書評
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裏側がタップリ
衝突も力になることを証明してくれているが、当事者たちはしんどかったんだろうなぁと読んでいてこちらもしんどくなった。 -
半分泣きながら読んだ。
エディーにとって、選手たちにとって、スタッフにとって、想像を絶する闘いの日々の末に訪れた歓喜の瞬間が生きいきと描写されて涙腺が弛むのを禁じ得ない。
何度読んでも泣ける。 -
ナンバーと重なる部分も多かったけどスポーツジャーナリズムすごい!村田にフォーカスが当たってるのは嬉しかった。出られなくて残念だけど
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おすすめ度:95点
稀代の勝負師、エディー・ジョーンズ━━。彼なくして、2015年ワールドカップラグビーでの日本代表の世界ラグビー史上に残る活躍はなかった。
エディーは、選手、スタッフらを極限まで追い込み、人生最大の負荷をかけ続けた。
極めて密度の濃い4年間。
選手、スタッフたちの己とエディーとの葛藤と軋轢が赤裸々に語られる。決して順風ではなかった猛練習の苦闘の日々。
歴史を変えるのは誰?俺たちが歴史を変えるんだ。そして、歴史は変わった━━。 -
読んでいて心が熱くなる。まるで、代表チームに参加しているかのような気持ちになってくる。物語としても引き込まれるが、ビジネスに通ずる部分が多々あり、仕事にもつながる1冊。
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Good Boss,Bad Boss
エディーの机に残された一冊の本。
エディーは果たしてよい上司だったのだろうか。自分なら恐らくついていけないタイプの人間。
そんなエディーの物語。 -
【なぜ勝てたのか――。総力取材による全内幕】崩壊寸前までチームを追い込んだ指揮官の意図と選手・スタッフの複雑な思い。30人を超える関係者の証言により明らかになる新事実。