イナカ川柳 農作業しなくてよいはウソだった

  • 文藝春秋 (2016年4月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784163904382

作品紹介・あらすじ

都会への憧れ、くどい人間関係、楽しみは街道沿いのチェーン店。

現代日本のイナカを笑いにくるんで届ける人気連載、ついに単行本化!



コラム誌としても人気の高いテレビ情報誌「TV Bros.」の人気投稿企画、「イナカ川柳」。

都会からは考えられない田舎のいまを、ときに憎しみを、ときに愛情を、ときに哀切を持って描き出す川柳コーナー。

約10年にわたる連載から、傑作・怪作・珍作を精選、約400句を一挙収録!



・プチ家出 街まで100キロ プチじゃない

・町挙げて 大河の接点 探し出す

・ごじゃっぺを 言ってんじゃねえよ デレスケが

・今日だけで ジャンボ尾崎を 5人見た

・西友と ジャスコとサティと 西友と

・イケメンは 嵐の大野が 崩れたの

・金髪が テキパキ事務を こなしてる

・ゆるキャラが なかったことに なっている

・憧れの 先輩んちが ホカ弁屋

・寒いとか そんなレベルの 話じゃねえ

・気がつけば 隣の嫁は 外国人

・用水路 プカプカ浮かぶ クロックス

・猪は 速い固い 止まらない

・これでもな 拓けてきたんだ この辺は

・スナックで ママと社長が メルトダウン



シャッター街にチェーン店。老人ホームにパチンコ屋。

どこに行っても似たような景色が広がっている。

されど、それは愛すべき我が故郷。

その愛憎が、詩になる。



人は減っても生きてます!





(目次)

第一章 山



平野

バイパス

言語

第二章 婆





第三章 家

親族

家畜



第四章 道





第五章 夜

イケメン



上京

帰郷

第六章 行政

危機

起死回生

第七章 春







そして

感想・レビュー・書評

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  • 私は90歳を超え、今はホームに入所している本好きの義父専門のコンシェルジュだ。
    だいぶ老眼も進んでいるものの、
    「字ぃ、細かくねくてー、あんまし難しくねくてー、
    面白い本よみてぇなぁー。今度来る時、何か持ってきて。」
    そんな希望を満たしている本はあるかな?
    誰かの為に本を探すって、ちょっと楽しい。

    今回はこの本にした。
    田舎暮らしで畑仕事大好きだっら義父にこのネタどうかな?ハマるかな?

    >バス停がトトロに出てくるあの感じ。

    ホント、あの感じだから。

  • うん。

    大体こんな感じ。
    一部声出して笑った。

  • 面白い。楽しい。腹を抱えて笑った。川柳って楽しいですね。
    例一つ「駅長を呼べと言ったら猫が来た」
    タマ駅長ですか。

  • 田舎な感じを笑おうと思って手に取ったが、まさかの共感…。そうか、都会の人にしてみりゃ、うちは田舎なんだなと実感…。

  • 前橋のキャシーさんの本かっ!

  • どれも面白く、何句かは思わず吹き出すほどツボったが、改めて読むと、「はじめに」に書かれていることは重たい。今の日本の地方の衰退状況をTV番組情報誌編集者という特定の視点から捉えていて面白い。「笑えない」状況だからこそ、あえて「笑ってみる」という単にアイロニーで終わるのではなく、何かちゃんと考えさせられる本であることに後から気付かせられた。

  • 「何もかも巨大なイオンが包み込む」「猿が出る 鹿、熊、猪 リスが出る」「見渡せばバス停と木とYショップ」「シケた日の漁師は昼から嫁を抱く」「ダイエーがサティになって今イオン」「しまむらの服着て今日もしまむらへ」「コストコのあるトコに越す事にした」「婦人科で産む人診る人同級生」「地区行事一枚噛んだら逃げられない」「撮られてた畑でアオカングーグルに」---リアルな田舎、これからはグローバルかローカルか、今現在の田舎、ラストランナーではなくフロントランナーになる予感がします(^-^)

  • エロと毒の入ったイナカあるある川柳。
    ほどほどに下らなく、意地悪で、泣き笑いな句の数々と「はじめに」の文章が何だか切ないなぁと思う。
    ただ雑誌の単行本化にありがちな話だけど、こういうのは薬味と同じで多すぎず少なすぎずが難しい。似た作風なのが多くて途中で飽きてきちゃうってのもあった。
    10年の総集編ということなので年度別とかで時代の移り変わりを感じさせるつくりでもよかったかもなーと思った。

  • いまどきのイナカ事情がよーくわかって興味深かった。ただし住むもんじゃないなと痛感した。やっぱ都会の方がいい!

  • テレビブロス連載。いい味

    農作業、しなくていいは、ウソだった
    ボンボンのドローンが鷹にさらわれる
    イノシシは、早い固い、止まらない

    ジャスコ裏、畑・老人、地平線
    ばあさんは、歩くいなかの盗聴器
    プチ家出、町まで100キロ、ぷちじゃない

    学校と病院過ぎてバス独り
    学校の、利権で生きてる洋服店
    残ってる、ビミョーな秀才、公務員

    何もない、夢も希望もコンビニも
    やっぱりイナカ、百人減ってもダイジョーブ
    短冊の願いが「長寿」と「金」ばかり

    都会(東京)と田舎の落差
    嫁姑問題、嫁不足、外国人嫁なども
    ユーモアにくるんであるけれど、結構正鵠。

    究極の都会のテンション平野レミ
    なんてのも好き

  • 少しベクトルがズレてた。
    読んだ後の爽快感がない。笑いジワもできない。
    何故ならあまりに自虐性が強いから。
    残念。

  • おもしろかったです。
    写真がまたよかった。

  • 【人気連載10年分の傑作選!】都会への憧れ、くどい人間関係、楽しみは街道沿いのチェーン店。現代日本のイナカを笑いにくるんで届ける人気連載、ついに単行本化!

  • 田舎あるある。

    自分のようなイナカもんにはニヤリとするネタ満載だが、さすがに途中でちょっと飽きた。

    んで、投稿してる方々、けっこう都会モンなのね(九州の端っこから見ると)。

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