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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784163904450
作品紹介・あらすじ
食について語れば、人間の核心が見えてくる。
各界で“食べものとの関係に濃厚な気配が感じられる”人に会いに行き、
食をめぐる対話を重ねると、
そこには驚くほど豊かで多様な物語があった。
雑誌「オール讀物」で足かけ3年にわたって連載した「この人のいまの味」を単行本化。
29人との「食」をめぐる対話。
【目次】
デーブ・スペクター
林家正蔵
ハルノ宵子
黒田征太郎
ヤン・ヨンヒ
伊藤比呂美
ギャル曽根
美木良介
土井善晴
辻芳樹
松井今朝子
安藤優子
ジェーン・スー
渡部建
光浦靖子
堀江貴文
大宮エリー
高橋尚子
吉田秀彦
髙橋大輔
田部井淳子
山崎直子
畑正憲
小泉武夫
服部文祥
宇能鴻一郎
篠田桃紅
金子兜太
樹木希林
感想・レビュー・書評
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20170710読了
2016年出版。表紙の色彩よ!と思ったらやっぱりフリーダ・カーロだった。●雑誌で3年にわたる連載をまとめたもの。平松さんがインタビュアーでお相手と食との関係を掘り下げていく。グルメな人ばかりをチョイスしているわけではないのがおもしろいところ。食に対するスタンスや好みは人それぞれ。●デーブ・スペクター、林家正蔵、ハルノ宵子、黒田征太郎、ヤン・ヨンヒ、伊藤比呂美、ギャル曽根、三木良介、土井善晴、辻芳樹、松井今朝子、安藤優子、ジェーン・スー、渡部健、光浦靖子、堀江貴文、大宮エリー、高橋尚子、吉田秀彦、高橋大輔、田部井淳子、山崎直子、畑正憲、小泉武夫、服部文祥、宇能鴻一郎、篠田桃紅、金子兜太、樹木希林詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これはすごい! そうそうたる面々の食に関する思い、思い出を平松さんが聞いている。ただの対談集ではなく、対話になるよう気をつけたと平松さんがいうように、会話が続くだけでなく平松さんの文章もところどころ混じる。それがまた、ご本人の言葉以上にその人の食に対するスタンスをうまく表現しているような気がするのだ。
「この人は食に縁が深い」といったことを書いているんだけど、そうでない人っているだろうか。いや、いるのかもしれない。食に関心がない人っているもの。
一方で、この本に出ているような一門の人たちは、そんなに関心がないと言っている人も語っているうちに、それなりにいいなと思えるような食に関する思い出をもっている。みんな自分の家のごはんって何てことない普通のものだと思っているっぽいけど、そうじゃないことも見えてくる。根拠のないことだけど、やはり食に対する、ごはんに関する育ちって人生を左右するのではないかと思わせる。
対話の相手は以下のような方々。こんな面々をそろえることができたのは、文芸から芸能までカバーできる文藝春秋ならではということか。そう考えると「食」ってある意味、俗の極みともいうべきものであるせいか、女性向け出版社の専売特許のようになっていて、なかなかこういった世界の人々がこれだけディープに食に語る本って稀有。そういった意味でも意欲的な一冊。政治家が一人も入ってないのもちょっといい感じ。
デーブ・スペクター、林家正蔵、ハルノ宵子、黒田征太郎、ヤン・ヨンヒ、伊藤比呂美、ギャル曽根、美木良介、土井善晴、辻芳樹、松井今朝子、安藤優子、ジェーン・スー、渡部建、光浦靖子、堀江貴文、大宮エリー、高橋尚子、吉田秀彦、髙橋大輔、田部井淳子、山崎直子、畑正憲、小泉武夫、服部文祥、宇能鴻一郎、篠田桃紅、金子兜太、樹木希林
髙橋大輔、田部井淳子、山崎直子といった人たちが、探検の地や高山、宇宙といった極限の地でわさびが効果的だったというのも覚えておきたいマメ知識。 -
You Are What You Eat.
食べることは生きること。各界著名人に聞く食にまつわる思い出。
食に関するエッセイの多い筆者。本書は珍しく対談。食にまつわる思い出、好きな料理、行きつけの店などの話を聞いているうちに、その人の人となりを見抜いてしまう。食のエッセイストはまた稀代の人間観察家でもあり優秀な聞き手である。
筆者の他の著作に見られる食への純粋な感動と同様なピュアな姿勢が対談者の緊張をほぐし、本人も気づかなかった嗜好や思い出に気付いていく。作家にありがちな冷徹な視点ではなく、筆者の視点はどこまでも優しい。
「オール讀物」に連載された「この人のいまの味」をまとめた一冊。 -
「食べることは生きること」この本を読みながら何度もこの言葉が頭の中で流れた。
しかし食べ物のことを思うとき、語るとき、自然と美食について話そうとしてしまう。自分の体やその時の気持ち、ライフスタイルに合っている食べ物なら、それは「食べることは生きること」に違いないのに。
思い出の食べ物、いま好きな食べ物、誰かと食べたい食べ物などを通して見えてくる確立したその人の人間性。食べ物ひとつを語っただけでこんなに見えてくるものなのかととても驚いた。
365日、人と食は寄り添っている。毎日の食事は美食でなくていい。ただもちろん美食でもいい。自分を作ってくれている食べ物や食事と、いま一度向き合ってみたいと思う一冊だった。 -
食べ物と生き方を巡る対談集
ものすごく対談相手が豪華な顔ぶれでした
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文学
食 -
久しぶりの平松さんだ。
父母と静岡のクレマチスの丘に行き、須田悦弘さんの作品を鑑賞した。
3人で行けて、嬉しかった。
その帰りのミュージアムショップで、スイカの絵が素敵だと思い購入。
わたし、笑っちゃったのが、ジェーン・スーさんのインタビュー。いや、そんなに笑うところはないのだけど、
「普通だったらその食材で2,3品できるところを、君は一気にまとめて炒めてしまう。」
的なことをパートナーに言われたという内容の件を読んで、
「あ、これ、うちのお母さん!」って、思ったの。
お母さん、何でもかんでも一緒に炒めて、結局全部同じ味。
でも、今となれば思うのね。
この人はきっと、お料理なんてほんとは好きではないだろうし、食にもそんなに興味がないのだろうけれど、私や兄弟を育てるために、一生懸命になってくれてたんだなぁって。感謝しかなく、愛おしく思える。
人を通して気づく、私に届いた母のやさしさと、愛おしい不器用さ。
ありがとう。 -
食を語れば、人間の核心が見えてくる。デーブ・スペクター、林家正蔵、土井善晴、堀江貴文、高橋尚子、樹木希林など各界の著名人29人との「食」をめぐる対話を収録。『オール讀物』掲載を書籍化。
食べ物にまつわる物語は楽しい♪ -
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人それぞれの食のこだわり,対談の中でそれはその人を表し人生を規定する.平松洋子氏の話を引き出す力にも感服です.たくさん登場した食材調理法,私も読みながら自分にとって大事な食べ物って何だろうと考えました.話の中で,心惹かれたのは海苔とわさびでした.
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最近好きになった平松さんのインタビューはうまい!
と思う。
食べることもある意味教養が出る。
インタビュー相手への準備に加えて
もともとある食の教養がインタビュー時に
すごくするするいろんな話を引き出してて
面白いなぁ!と読んだ。
もちろん、なんのてらいもなく語るいろんな食は
それ自体その人たちを表していて
著名人が多いのに、
知らなかった一面を沢山知れた気がする。
なんかみんなを好きになるな〜!
(嫌いだったホリエモンすら可愛く思えた)
宇能鴻一郎かっこよす‼︎
メモ・多く食べる胃は食べ胃ではなく多べ胃では
切り干し大根、甲高い甘み→共感覚?
長野刑務所はごはんおいしいほう -
2017/02/09
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とても面白かった。
「食べものについて語れば、人間の核心が見えてくる。」 あとがきより
食べものについて、魅力的に描かれている小説も好きだ。すぐ思い浮かぶのは、武田百合子の富士日記。
もちろん、本書の著者、平松洋子さんも大好き。 -
食を語れば、人間の核心が見えてくる
↑は、帯に書かれているコピー
ギャル曽根、田部井淳子、宇野鴻一郎など、食へのアテンション高き著名人との対談。
話の内容が興味深い。平松洋子氏の筆力にぐいぐい引かれるように、僕は読み進んだ。 -
平松洋子さんの「食べる私」(2016.4)2013年3月号から足掛3年「オール読物」に掲載された「この人のいまの味」をまとめたものだそうです。29人の方々の食体験、食へのこだわり、考え方などが紹介されています。平松さんの取材力が存分に生かされてると感じました!①土井善晴「世界一美味しい料理は? お母さんの料理w」②安藤優子「遠出の時は焼きおにぎり」③畑正憲「何でも食べるルーレット人生w」④田部井淳子「酒のつまみ(干し貝柱、帆立のヒモ、タラ、トバ、スルメなど)は、しゃぶってると唾液が出るのでのどが渇かない」
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食べ物に関わると人間性が正直に表れる。何となくそんな感じがした。
一人ひとりのインタビュー量もちょうどで、すっきりと読めた。これまでとは、ちょっと見方が変わった登場人物も。
著者プロフィール
平松洋子の作品
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