- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163904504
作品紹介・あらすじ
洒脱な文章、洗練された会話、万華鏡のように混ざり合う虚構と現実……。「文學界」に掲載された6つの短篇と、書下ろし2篇からなる、片岡義男のスタイリッシュな世界を堪能できる、魅惑の作品集。
感想・レビュー・書評
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面白いのか、おもしろくないのかさえよく分からない読後感。人生の連続性みたいなの。
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ゆくゆくは幸せに暮らす
って物語が入ってる。
是非ともあの人に読んで欲しいものだ。
はじめて片岡義男の世界が自分と重なったのかな。
何十年にもわたって読んでたけど -
相変わらず独特の世界観と描写。さらりとエロティック。
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非現実的な乾いた男女の恋物語りは、片岡さんらしいけど、これらの短篇はあまりにもありえないよ。けどこの装丁の50年ほど前のNY写真がとてもすてき。
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短編集,8編.
恋愛小説というより,恋愛も含めて人間の微妙な距離感を,スタイリッシュな雰囲気の中でさらりと描いている.思わせぶりで意味のあるようで意味のない会話が,絶妙な味わいで面白い. -
初片岡かな。行間抜け過ぎとの感もあるが、日常的な割にありえない展開。しかし、高すぎでは?図書館本だから良いが。
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片岡義男は行間を読ませる作家。
物語の空気感を伝える、と言ってもいいのかな。
不思議な作家だと思う。
感動するストーリーとか、驚きの展開はなく、
描かれている日常に引き込まれてしまう。 -
短編集。人生はいろんな関係に成立つということを実感する。自分の外側に人生があるという発想に驚く。
なんかおしゃれな小説。
短編集の一つ「五月最後の金曜日」は舞台が京都。覚えておこう… -
ありそうには無い日常。
シチュエーションとキャラクターの掛け算の試行錯誤。