女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。

  • 文藝春秋
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本棚登録 : 584
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904610

作品紹介・あらすじ

いつの間にか心のクローゼットは甲冑だらけ。断捨離? ミニマリスト? そんなのしらんがな!!!敵から身を守るためなのか、世間に認めてもらうためなのか、それとも自らの欲望なのか、今日も女は心身ともにさまざまな「甲冑」を着たり脱いだり大忙し。いつの間にか心のクローゼットは、女の気持ちをやたらザワザワさせる甲冑だらけなのです。「CREA」連載に大幅加筆し、書き下ろしもたっぷり加えた、ジェーン・スー最新エッセイ集!

感想・レビュー・書評

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  • 自虐的で自意識過剰で、食わず嫌いなだけで本当は好奇心旺盛で、女である事に敏感で、でもちゃんと楽しんでいて、冷静に自己分析が出来て、自分の事をこれっぽっちもおばちゃんだなんて本当は思っていない。とても頭が良くて抜群に文章が上手で面白く、何より本音が言えてプライドが高く若々しい。

    共感する事しない事、真似したい事、出来ない事もあるけれど、自分の甲冑を使いこなし、要らない甲冑はいつか捨てられる時が来たら捨てればいいし、捨てられなくて取って置いてもいい。あれこれと気になるのは向上心やプライドが高い証拠。満足するまで試してみれば合うものと合わないものとが、今はもう合わないもの、今はまだ合わないけれど将来的には合うかもしれないもの、大好きなのにどうしても合わないものなど、その時々でわかってくるはず。思い込みもいいし、時間が経ち思い込んでいた事に笑える時が来たら笑えばいい。早々と頑なに決めてしまう必要はないし、誰にも迷惑を掛けない自分の中での変更はいつでもOKなのだから。

    心のクローゼットは一生をかけて、ゆっくり整理して行けばいいのだと、心を軽くしてくれる本。

  • 面白かったー!!すっかりファンです。マイベストはプロポーズのやつですが、これも好き。こっちはわりと嗜好やスタンスや、表題のとおり「甲冑」についての話。

    かっこ悪いことを、それも特に女性のことを書くのがほんとうにお上手だなーと思う。綺麗にしすぎず、自虐しすぎず、公正でユーモアもある言葉選びはどこで手に入れられたんだろう。読書を余りしないというエピソードに本気でびっくりしました。すごいなー!ということは、この文章力というか表現力?は、ご本人の心の中から出たものが多いということだよね。めちゃくちゃ頭が良いのだなあ。

    えーわたしはこうは思わないなあ、でも、ここは共感する、でもどちらでも読んで盛り上がれること間違いなしというか。全部に共感しなくてもいいけど、この本で盛り上がれず気を悪くする女とは絶対に友達になれないなあ、と思う、本当の女友達見極め本かもしれない。逆にこれを読んで分かるよ〜っていう男とは付き合いたくないけど。
    ジェーン・スーさんの本を読むと、どんなキラキラな雑誌や自己啓発本より、わたしは女だなあと感じる。好きです。

  • 私たちが~で面白かったジェーン・スー

    同年代だからか(笑)読んでて
    分かるー!な部分が多い

    私は意外とこの少し図々しくなって
    自分らしく生きていけるようになった今が好き。
    作者も色々と大変!と言いながらも
    この年齢を楽しんでいるように見えるのは私だけかしら?

  • 初ジェーン・スー。読了後に再度表紙を見るとまた笑っちゃいます。ちゃんと内容が盛り込まれてる!松田奈緒子さんは流石です。
    それにしてもまあ可愛らしく(と敢えて書く)世の中を享受するにはプライドが許さない、でも誰よりも可愛らしい女がふんだんに盛り込まれていて、読んでて本当に楽しかった。甲冑とは何とまあ言い得て妙なのか。
    前髪一つで、額を語るのに「時代という客観と、意思という主観の掛け合わせが毛量となってクロスするスクランブル交差点」なぞと考えたことは過去一度もなかったのに妙に納得させられるこのクドクドしさ(笑)。ディズニーへの背を向け続ける姿勢はもう崇拝に値します。詳細は伏せるが、壮大な下克上に噴き出さない信心深さて。これで察した人間は絶対にこの本を読んだ方がいい。ちょっと楽にならんでもない。
    一番好きなのは日本の世間様が他人を測る物差しの単位についての一考。ため息しか出なかった。でも最後はクスっと誰も傷つかないオチで一つ一つ締めてくれている。あぁ、いいなぁ。

  • 怒濤のジェーン・スーさん祭り最新刊。『貴様女子』よりライトかな?、各論との事ですが、読みやすかったです。
    赤い口紅などの外見的な所からココロの話まで。
    七分丈スパッ…レギンス!わかる!なんでいなくなった?と思いながらも履いてます。。
    ヨガ、手を出しましたねぇ…
    オーガニックにはまだ偏見を持っているファッションオーガニック。
    驚いたのはこんなに言葉を綴る事に長けているジェーン・スーさんが読書嫌いであったということ。
    人としての自立に対する拘りがジェーンスーさんより中途半端にあり、永遠に女子魂はくすぶりつづけているので、より一層面倒な自分を再確認。
    何かが残るって感じではないけど、楽しく読める!
    リリーの自転車、が良かったです。

  • 個人的には、
    「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」
    の方が、パンチ効いててグッときたんだけど、
    切り口の鋭さは、あっぱれ。
    オシャレに、フードに、自分磨き。
    男と女、人づきあいのアレやコレやも。
    年を重ねると、まとわなきゃならない甲冑 増え続け。
    その分、気合いも覚悟も のしかかる…
    印象深かった章は、この3つ。
    *不自然さのない 幸せ感漂う『山田明子について』
    *「彼女かっつーの」の考え方で斬りこむ『恋愛なんてさ』
    *SNSに載せるものがまるでない『最高の日曜日』

  • 早く40代になりたい!と思わせてくれる本第2弾。
    日曜日に買って読んだせいか、「最高の日曜日」が沁みた。バスソルト入れてるのすごいです。
    それから、「山田明子について」。
    読む雑誌のジャンルが異なったせいで存じ上げなかったのだが、この本を読み終わって山田明子さんのファンになり、Twitterをフォローした。ブログも読み漁りに行こうと思う。

  • リリーの自転車にはジーンとし、夜のお茶請けにはわかる〜と共感し、最高の日曜日には同志!と安心する。

    仲の良い友人と何時間も雑談したあとのような、充実感…のような読後感⁈ がありました。

    無意識にさらけ出すモデルさんのファンだというけれど、ラジオで相談に乗り、さらけ出している姿を私もおなじようにカッコいい!と思っています。

    いつか安住さんとの共演に期待!

  • 【鎧を着込んだ女性たちへ贈る、『わたプロ』『貴様女子』に続く最新作!】レギンスが消えた日、喪服でわかる見た目年齢、自撮りで迷宮入りなど、「CREA」連載を大胆加筆し、書き下ろしも多数収録!

  • ものすごく面白かったんだけど、
    何も残ってない。

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