晴れの日には 藍千堂菓子噺

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 237
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904733

感想・レビュー・書評

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  • 息子達も継母を守ろうとしていたと伏線なしに語られて脅威はなし崩しに去ってしまう最後の展開に少々びっくりした。
    強引に大団円へもっていかれた感は強いけど、ハッピーエンドでよかったのではないでしょうか。

  • ちょっと軽いかな。
    色々うまく行きすぎて、わりとありがちな展開のようです。もう少し、お菓子に対する真剣な姿勢を主題にしてもいいような気がしました。

  • 2冊目。
    途中から、話を思い出しました。
    晴太郎もすっかり成長したのねぇ。
    うれしいような、寂しいような。

  • このシリーズで、こんなにはらはらさせられるとは思わなかったけれど。
    晴太郎さん、実は最強。
    しみじみ嬉しいラストでした。

  • シリーズ第二弾。

    今回は兄・晴太郎が、訳ありの女性(娘あり)に心惹かれる様がメインになっています。
    朴訥とはいえ、かなり頑固な晴太郎兄さん。
    弟・幸次郎の苦労人っぷりに、“お察しします”と言ってあげたいです(笑)。
    ラストは幸せな感じにまとまってホッとしましたが、続編があれば、今度は幸次郎に幸せになって頂きたいです。

  • L 藍千堂菓子噺2

    どうもイライラ募る晴太郎。それがウリなんでしょうけどね。内容も特に重厚さもないので、やっぱり「噺」ってことなんだろうな。同心岡さんは是非この兄弟から脱して単独での活躍を望む。
    諸々都合が良すぎてお腹いっぱい。ほっこりホンワカも兄のキャラに頼りすぎている。兄と弟の対比もあまりいい具合になっていない予感。
    本当にびっくりするほど都合が良くて、そりゃ幸せになるわと思いましたとさ。

  • 2016/8/13(土曜日)

  • 上菓子司「藍千堂」を舞台にした、シリーズ第2弾。全くもう。最高かよ。笑いあり涙あり。あの晴太郎が大人になりました(笑)。茂市さん笑いすぎ^^。総左衛門の思い出話もよかった。前回以上に恐ろしい敵も現れるけれど、「チーム藍千堂」団結の勝利で大団円。さて、次は幸次郎の番だな。

  • 藍千堂シリーズ第2弾。
    本作では兄・晴太郎の不器用な恋模様が大きな流れとなっている。
    藍千堂を取り巻く人々の優しさにホッコリさせられた。

  • 皆が優しい。
    とっても良かったです。

  • 藍千堂菓子噺シリーズ第2巻。

    1巻読んで、続き読みたいと思ってたところにタイミングよく刊行されて嬉しい。

    1巻で親戚の理不尽な仕打ちの理由もわかり、ひとまず決着がついた藍千堂。
    2巻では、兄で菓子職人の晴太郎に新たな出会いが…。

    のんびりしているが、生粋の菓子職人である晴太郎の作る和菓子は美味しそう。
    実際に売ってほしい。
    食べたい。

    このシリーズ、私はお兄ちゃん派だったのですが、お兄ちゃん派か弟派か分かれそう。
    あ、茂市派か岡派という場合もあるかな。


    収録作品:羊羹比べ 母と似た女 青の星川 思い出話 ひいなの祝い

  • 待ってましたの「藍千堂」シリーズ。          相変わらず書かれている和菓子はおいしそうで、特段和菓子が好きじゃなくても、食べたくなる。
    藍千堂の主、晴太郎の恋が微笑ましく可愛かった。
    私は次男の幸次郎のほうが好きなので、今回はいまいち出番が少なくちょっとだけ残念。
    「藍千堂」に降りかかる火の粉を払いのける術は、爽快でとてもよかった。

  • 【晴太郎が恋をした!? 江戸の菓子所「藍千堂」シリーズ第2弾】菓子職人の兄・晴太郎が訳ありの女画師に恋をした。弟・幸次郎は店を守るために兄を止めるが。美しい季節の和菓子が彩る江戸人情話。

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著者プロフィール

作家

「2022年 『鯖猫長屋ふしぎ草紙(十) 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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