晴れの日には 藍千堂菓子噺

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 173
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904733

感想・レビュー・書評

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  • お人よし故に困ってる人を助けずにはいられないのは、主人公の属性とは
    判っていても、今回の晴太朗のはちょっと・・・

    和菓子を作るモチベーション=お客様の喜んでくれる顔がみたい
    だと今迄散々言って来たんなら、自分の都合はどうあれ、作る物は
    一定のレベルを保持するべきで

    ここで彼女を見捨てたら、自分の作る菓子の味が濁ると言うのは
    職人として最低で、周りへの脅し文句としか受け取れない

    困ってるのがお年寄りや子供なら、未だ共感出来る部分も有るかも
    しれないけど、相手が惚れた女性となると、ただの色ボケにしか見えない

    それでも何とかしたいなら、賭ける物ば自分の物にしろと言いたい
    自分の腕や命なら文句は言わないけど、危うくなるのは茂吉が
    譲ってくれた店でしょう?

    ・・・ないわぁ

著者プロフィール

田牧 大和(たまき やまと)
1966年、東京都生まれの小説家。明星大学人文学部英語英文学科卒業。市場調査会社に勤務しながら、ウェブ上で時代小説を発表していた。2007年『色には出でじ、風に牽牛』(『花合せ』)で第2回小説現代長編新人賞を受賞。
代表作に、『花合せ 濱次お役者双六』などの「濱次シリーズ」、『鯖猫長屋ふしぎ草紙』の「鯖猫長屋シリーズ」などがある。

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