晴れの日には 藍千堂菓子噺

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 173
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904733

作品紹介・あらすじ

晴太郎が恋をした!? 江戸の菓子所「藍千堂」シリーズ第2弾穏やかで実直、菓子づくりのことばかり考えている兄・晴太郎が惚れたのは、訳ありの女画師だった。店を守るため、弟・幸次郎は兄を止めるのだが――。煉羊羹に柏餅、金平糖など、晴太郎が工夫を凝らして丁寧に作り上げる季節のお菓子も色を添える、江戸人情小説。

感想・レビュー・書評

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  • 人の暖かさが心にしみて、もぉ~涙が出ちゃう(T-T)晴太郎が前途多難な恋に落ちちゃったぞ!(゜゜;)でも晴太郎もやるときゃやるんだね~(*^^*)皆が晴太郎のために一肌脱ごうとする気持ちも解るわ~( ̄ー ̄)そんなこんなで、次回は幸次郎の恋の話が読みたいな~♪

  • シリーズ第2弾。
    ちょっと情けない菓子職人の晴太郎の成長記のようなストーリー。
    お菓子の腕もそうだけど、諍いのあった叔父や、苦手としている人への接し方が少しずつ大人になっていく。
    そして、晴太郎がとうとう恋をした話から、いろいろな菓子を絡めたトラブルを解決し、少しずつ大人になっていくストーリーは、感情移入もできるし、面白い。

  • お人よし故に困ってる人を助けずにはいられないのは、主人公の属性とは
    判っていても、今回の晴太朗のはちょっと・・・

    和菓子を作るモチベーション=お客様の喜んでくれる顔がみたい
    だと今迄散々言って来たんなら、自分の都合はどうあれ、作る物は
    一定のレベルを保持するべきで

    ここで彼女を見捨てたら、自分の作る菓子の味が濁ると言うのは
    職人として最低で、周りへの脅し文句としか受け取れない

    困ってるのがお年寄りや子供なら、未だ共感出来る部分も有るかも
    しれないけど、相手が惚れた女性となると、ただの色ボケにしか見えない

    それでも何とかしたいなら、賭ける物ば自分の物にしろと言いたい
    自分の腕や命なら文句は言わないけど、危うくなるのは茂吉が
    譲ってくれた店でしょう?

    ・・・ないわぁ

  • 菓子づくりのことばかり考えている兄・晴太郎が惚れたのは、子供のいる訳ありの女画師だった。店を守るため、弟・幸次郎は兄を止めるのだが…藍千堂シリーズ第二弾。「羊羹比べ」「母と似た女」「青の星川」「思い出話」「ひいなの祝い」収録。

    「あなたのためなら」を読もうとしたら二作目を読みそこなっていたことに気づいて慌てて読みました。やはりこのシリーズ大好きです。頼りないけど、優しい晴太郎としっかり者の幸次郎。そして兄弟二人を見守る茂市っつあんがまた良い…

    晴太郎の性根がわかっているからこそ、大切な藍千堂が危くするとわかっている、訳ありな親子への想いの為にみんなが協力を惜しまない…人情満載で読み終わった後「あ~いい話だ…」と言いたくなってしまう。

    一巻目の装幀がとても凝っていて好きだったのですが、なくなってしまっていて残念…

  • いやー、面白い。
    しつこくないし、くどくない。
    読んだあとに嫌なものが残らない。
    続き出ないかなぁ。

  • 前作『甘いもんでもおひとつ』を読んでから4年もたってましたので、どういう話の流れで終わってたっけ?と忘れているところもあったのですが、楽しくおいしく読めました。とっても大雑把に言うと晴太郎の恋の話なんですが、一筋縄ではいかない所縁のある女性で…。晴太郎の人柄なんでしょうけど、みんなが晴太郎のために一生懸命になるんです。もちろん本人も一生懸命ですよ。あったかいな。今回もいろんなおいしそうなお菓子が出てきたんですが、味噌餡の柏餅がおいしそうだなと思ってたら、前作の感想も同じように書いてました。今回は章ごとの扉が千代紙みたいなのじゃなくて残念でした。

  • シリーズものとは知らず

  • 藍千堂シリーズ2弾。菓子司藍千堂の晴太郎が恋をする。が、その相手は子持ちの訳ありの女性で…。
    すんなり行かない恋模様に菓子作りの問題も絡んで、晴太郎が成長していく。恋の相手のややこしい問題があまり現実味がない感じで、いまいち。

  • 何気に我儘な晴太郎が愛されているなぁとまず思う。
    周りの人が大変そうだけど、ほっこりできる内容になっていて読後感が良いです。
    作られる菓子はどれも繊細で美味しそう。

  • 図書館より。

    じっくりと読了。じっとくるね~。
    無事、お嫁さんに出来たのだろうか。そして女の子に目尻が下がる爺が沢山(笑)。幸せな気持ちになった。
    いいね~。

  • おお、第二弾!
    残念ながら一巻時にあった各話ごとの千代紙的ページがなくなっているが、まあ、手間もお金かかることでしょうし、しょうがないよなあー。

    和菓子屋さん兄弟のお話。
    人情満載で、だいすきだわー。
    今回は兄の恋話。関連して、ご両親の、かなーり劇的ななれそめ話もありで、常連客がまさかの身内だったりと、
    てんこもりなおもしろさ。
    想い人の元夫がヤバイお人だったので、
    ほんわり話にドキドキがつきまとい、どう決着をつけるのかと心配していたのだが、嘘みたいにまーるくおさまって大変よかった。
    うん、あとあといつ横やりがはいるのか、という心配が
    いったんは残ったのだけれど、その後そーくるかーっという解決をみた。
    あの兄弟にもサチあれ~。

    第三弾も希望♪

  • 菓子職人の兄・晴太郎が訳ありの女画師に恋をした。
    弟・幸次郎は店を守るために兄を止めるが…。
    「羊羹比べ」をはじめ全5編の時代小説を収録。
    「藍千堂」シリーズ第2弾。

  • 続きだーと喜び読み出したのですが、前回程面白くなかったような。
    ただのわがまま。
    好きになった気持ちが分からなかったからかなぁ?

  • 江戸菓子屋人情譚。藍千堂菓子噺シリーズ2冊目。
    ほのぼのに見えて、その裏に流れる一本線は全然ほのぼのでないのに、それを念頭に入れてすらほのぼのとかいうすごい話でした。
    恐怖だけで人を支配するのは簡単ですが、一度流れが途切れると一瞬のうちに手のひらを返される。
    人生に必要なのはコネですなー。うん。

    外堀を埋められるというか、自分から内堀を埋めてるのにそれに気付いていないあたりがほのぼの。

  • シリーズ2作目。読んでたら、どうしてもおいしい和菓子を食べたくなって、思わず買いに走ってしまった。(^^ゞ みんながそれぞれの持つ力で、晴太郎たちを助けようとし、それが良いようになっていく様子は、読んでて気持ちがよかったです。次作も楽しみだけど、次は幸次郎の話かしら?

  • 2017年3月西宮図書館

  •  叔父さんとの確執もなくなり、幸次郎の結婚問題くらいかと思っていたら、とんだ強敵を持ってきましたね。どう太刀打ちするのか。


     最後はちょっと力業かな。

  • 晴太郎の恋の話。
    ちょっとハラハラしたものの、光があふれるような締めくくりで読了後はほっこりしました♪
    続きも出るかなぁ、出たら読みたいなぁ。

  • 藍千堂シリーズ二作目。今作も読後はほっこり。久利庵いい味出していて好きだな。前作よりヒヤヒヤしたが、とても暖かい気持ちになれた。まだ続き書いてくれるかな。各話の扉絵がなくなったのが悲しかったな。

  • “菓子莫迦”の兄・晴太郎が恋をした。しかし、そのお相手は―おっとりした菓子職人の晴太郎と、商才に長けたしっかり者の幸次郎。兄弟が営む江戸の菓子司「藍千堂」に今日も難問が降りかかる。

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著者プロフィール

田牧 大和(たまき やまと)
1966年、東京都生まれの小説家。明星大学人文学部英語英文学科卒業。市場調査会社に勤務しながら、ウェブ上で時代小説を発表していた。2007年『色には出でじ、風に牽牛』(『花合せ』)で第2回小説現代長編新人賞を受賞。
代表作に、『花合せ 濱次お役者双六』などの「濱次シリーズ」、『鯖猫長屋ふしぎ草紙』の「鯖猫長屋シリーズ」などがある。

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