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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784163905129
作品紹介・あらすじ
もしかして、東京を「大都会」だと思っていませんか……?
気鋭の社会学者が、地上2.3メートルの
“ちょっとだけ上から目線”で綴る、東京=日本論。
バスの窓から見つけた、東京の秘密100。
小池百合子都知事との対談も収録
【東京には、こんな秘密が隠されていた!】
六本木はまるでスラム街/セーラームーンの舞台は、麻布十番/スカイツリーにはお墓が似合う/ポケモンGOが伝える悲惨な東京史/池袋は埼玉の植民地である/浅草も千住も「下町」ではなかった/高齢者だけが使える秘密の都バス年間パスポートがある/地方出身者が西東京に住む理由/新宿はかつて上野にバカにされていた/心霊を気にしていたら東京には住めない/東京の街の色は、ほとんどが看板の色だった/等
僕は数々の都バスに乗ることで、東京を「ちょっとだけ上から目線」で堪能してきた。その記録が、本書ということになる。(中略)結果、たどり着いたのが「東京のほとんどが田舎である」という仮説だ。「田舎」というのには二つの意味がある。一つは、見た目としての「田舎」。二つ目は気質や制度とし ての「田舎」だ。
(はじめにより)
◯著者プロフィール
1985年東京都生まれ。専攻は社会学。日本学術振興会「育志賞」受賞。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。内閣官房「クールジャパン推進会議」メンバー、朝日新聞信頼回復と再生のための委員会外部委員などを歴任。著書に『希望難民ご一行様』(光文社新書)、『絶望の国の幸福な若者たち』『誰も戦争を教えられない』(講談社)、『だから日本はズレている』(新潮新書)、『保育園義務教育化』(小学館)など多数。
みんなの感想まとめ
東京の意外な一面を、都バスの旅を通じて描き出す作品です。著者は、華やかなイメージだけではない東京の「田舎的」側面を鋭く指摘し、読者に新たな視点を提供します。都内に住む人々や地方からの視点を持つ人々が共...
感想・レビュー・書評
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全くの衝動買い。
タイトルと著者名で含み笑いw
別に俺自身が地方在住なので「ザマーミロ」と思った
訳でもなく
都内23区に住む「普通」の人なら薄々感じてる事なのではと思った。
それをどう表現して良いか解らなかった所を
見事に古市さんが鋭く指摘してくれたというのが
正直な所か。
この感覚は23区の永住者でもダメ。
そして「東京なんか住むところじゃない」と思ってる人でもダメ。
23区と地方を行ったり来たりしてる転勤族の人だと
内容に納得出来る人が多いのではないだろうか。
かくいう自分もガキの頃から
行ったり来たりである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者はテレビの露出度が高い古市憲寿氏である。よくコメントでも他の人とは少し異なった視点から物事を捉えているからか、ありきたりではない意見を述べることが多いように窺える。その人が書いている作品なので、東京のことを書いているのだけれども、単純に〝東京すごいぜ〟とはならない。
華やかさだけが東京の顔じゃないよ、田舎みたいなところもある、都バスに乗ってみると、いろいろな東京が見えてくる。
そんなことが伝わってくる一冊である。 -
2017年6月発行☆職場部署異動後テンパって時期 路線図・地図なし→場所がイメージできない 見どころ・必見箇所紹介なし→本を読んで実践、行きたくなる感覚なし
地上2.3メートル 車窓の高さ BRUTUSで連載
東京に住む圧倒的多数の人 普通の生活(スーパー、コンビニ、学校、病院、介護施設…)さすがに入居者向け墓地完備のマンションは登場していない
都バスの路線図 ネットでみんくるガイド☆データ量多くカラーでないと見ずらい・東京に行ったらもらってくること
都01 170ある都バスルートでもっとも有名なルートのひとつ(新橋、虎ノ門、六本木、青山、渋谷)
六本木ヒルズ 最上階53階、52階→少額で入れる美術館と展望台 その下51階が入会金100万を超える高級会員制レストラン
春日駅前 文京区役所(1999年、地上28階、142メートル、816億円)
最高裁の隣 電通が創立50周年で建てた広告記念像(さずがこの国を牛耳る会社)
セーラームーン 十番街→麻布十番商店街がモデル 麻布氷川神社
豊洲に住む友人はららぽーとしかない辛さを語っていた。映画館・飲食店、一見すると何でもあるモール空間→昔ながらの名店、こだわりの強い書店もない。歴史と共に培われてきた文化がないのだ。
スカイツリー駅 豊洲と大きく変わらないモール都市
辰巳 皇居から見て南東(辰巳)の方向
東京都近代美術館 地下鉄清澄白河からは徒歩で10分以上・東20(東京駅発)
西葛西 リトルインディア ネットバブル時代に優秀なインド人エンジニア、入居可能なUR、荒川がガンジス河に見えるから説
日暮里駅 ステーションガーデンタワー153メートル・荒川区で最高
どこからが東京?→セブンイレブンの駐車場がない地域
都営地下鉄新宿線東大島駅 プラットフォームは旧中川の真上、駅は江東区と江戸川区に跨る。
荒川と中川を四ツ木橋で越えていく 関東大震災時の朝鮮人虐殺事件(荒川放水路工事に従事するために朝鮮人多く住むエリアだった)
駿河台 学生街にあった質屋が楽器、スポーツ用品の買い入れを行っていたことが起源 1972年札幌五輪スキーブーム
東電千住火力発電所おばけ煙突 1964年撤去 東電足立営業センター
王78 新宿駅と王子駅18キロ・1時間 新宿西口→副都心ビル→中野(文化の街のイメージあるがもはや六本木の方が文化度は高い)→高円寺陸橋、環七通り→高円寺駅(中央線文化、フォークの聖地)→練馬区→板橋区
AOKI、ファミレス…ファスト風土 三浦展造語
クリエーターからスカイツリーが絵的に好まれてないんだよねとある映画プロデューサーが話してくれた。
新橋と渋谷駅 3路線
東京シャンゼリゼプロジェクト 名前負け 六本木の首都高、超高層ビル、雑居ビル、古くからの民家→カオスなアジアな大田舎そのもの
杉並和泉名店街 ひとつ屋根の下のロケ地 2005年からは沖縄タウン
堀ノ内2丁目 立正佼成会の大聖堂・4,000人収容できるホール・1964年建設☆海外向けのガイドブックに記載あるか?票に関係ないか?
オリンピック 重要事項はほとんどおじいちゃんによって決められる→オリンピック後も続く生活の東京の危機(少子高齢化)
昔、フロリダの写真美術館で偶然見かけた特別展「この街はもうすぐ閉鎖されてしまいます。だからあなたがこの街で一番好きなものを写真で撮って来てください」
→多くの写真が、家族や友人といった人物の写真
ブックデザインは佐野研二郎(世紀のお蔵入りとなったあのマーク)☆Tと〇が似ている。 -
都バスで巡る東京。
山の手から湾岸まで、それぞれの路線から東京の風景を語る。
都心の「キラキラした場所」を走る路線を巡りながら、「キラキラじゃない」ところを見出すのは、著者の著者たる所以か。新しい視点。 -
社会学者の古市憲寿さんが本書でも鋭い。
東京に生活する自分としても、メディアが盛んに叫ぶ2020TOKYOに胡散臭さを感じている。古市さんは生身の人間が暮らす東京をしっかりレポートし、幻想夢のTOKYOの矛盾を指摘する。政治家はこういった生身の東京をしっかり見て働いてほしいものです。 -
1/18は
都バスの日
バスの窓から見つけた東京の秘密を通じて、東京=日本論を語る! -
社会学者として若者目線で現代社会の矛盾点をズバズバ突いている著者が、
子供の頃から親しんでいる都バスに乗って車窓をレポートするという。
最近は毒舌キャラが目立っていますが、ちょっと意外な感じです。
都バス好きとして無邪気に目に入った風景を語るだけではないです。
社会学の観点から、現代のそして未来の東京が抱える都市としての危機を
車窓から導き出しています。 -
30歳前後の頃、2年間、通勤で都バスを利用したことがあります。それ以外はほとんど利用しないです。たまに乗ると面食らってます(^-^) 古市憲寿 著「大田舎・東京」2017.6発行。乗り慣れてくると安くて便利で楽しそうですが、この年齢からスタートするとなると、かなりテンションを上げなくては敷居が高そうです(^-^) でも、一日乗車券が500円だそうですから、1ヶ月、都バス利用楽しむ期間を設定してチャレンジするのもいいのかもしれません(^-^)路線図を入手し王子あたりからやってみますかw!
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2018 2/3
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東京に住む圧倒的多数の人々の生活は、タワーマンションの中だけでは完結しない。表向きの東京の裏側には1300万人分の生活の東京が広がっている。それらをつなぐのが都営バスなのだ。
観光客にとって電車はアクセスしやすいけれど、バスは敷居が高い。知ってる人同志のあるあるっぽいけど、知らない人には奥深さを楽しめるのでは。よくも悪くもニッポンな東京。 -
知っている5路線を読む
でも、都バスの路線はどういう いきさつで できたのだろう -
確かに都バスは面白い。紹介されている何路線かは乗ったことがあるが、少し上から目線で、かつ電車と違い建物や人がゆっくり観察できる。この本はその魅力を紹介しているが、あまりにも一路線の内容が陳腐で総花的に過ぎ、少し興醒めだった。付録的に書かれた大田舎論も昔からある東京田舎説の後追いの域を出ておらず退屈。とはいえ「都バス極私的超小旅行のススメ」を説いていることは全く共感出来るので評価3。
都バス未経験者は是非ガイドブックとしてご使用あれ。「書を捨てよ、都バスに乗ろう」 -
コンクリートジャングルを田舎と呼ぶかはさておき、目線をかえて東京をみると思った以上に田舎に見えるということに共感します
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【気鋭の社会学者が見つけた、東京と日本の秘密】オリンピック開催都市・東京はただの大田舎だった!? バスの車窓から見つけた日本の本当の姿とは。小池都知事との対談も収録。
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