こちら文学少女になります

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163905273

感想・レビュー・書評

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  • 初めての作家さん。主人公も、周りのキャラクターも、何だかいい味出しててよかった。いい出逢いだった

  • 漫画を読んだことのない友梨が漫画家や編集者と関わり合いながら、徐々に漫画編集者として成長していく物語。

    漫画家にも編集者にもそれぞれ仕事に懸ける思いがあって、どの登場人物もしっかりと内面が描かれていた。

    でも、それ以上の思うところがあまりなくて、並のお仕事小説の域を出ない。

    漫画家なら柳沼先生が好き。
    編集者は……誰も好きになれなさそう。
    登場人物みんなクセ強い!

  • 青年漫画誌に配属された新人編集者の成長物語。
    なんか不思議な感じも有るが楽し。2018.1.17

  • 小説を愛し、文芸誌を希望していたのに、配属先は青年漫画誌。しかもいきなり大御所を怒らせてしまい……。
    誰もかれも口が悪く、激しいセリフの応酬と、青年誌ならではの濃さで、テンポよく楽しめる。自分で考えたり、努力しない前半は共感しづらいが、後半はよく、じーんとくるところも。
    『重版出来!』と『校閲ガール』を連想させる。

著者プロフィール

1991年長野県生まれ。信州大学人文学部中退。2014年『気障でけっこうです』で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『今夜、きみは火星にもどる』『おとめの流儀。』『こちら文学少女になります』『ぼくのとなりにきみ』『ぼくらはその日まで』『悲しい話は終わりにしよう』『放課後ひとり同盟』『友情だねって感動してよ』がある。

「2019年 『行きたくない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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