煽動者

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  • 文藝春秋 (2016年10月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784163905402

みんなの感想まとめ

人間の心理や行動を読み解く天才、キャサリン・ダンスが織り成すミステリーは、緊迫した状況と意外な展開が魅力です。シリーズ第四作となる本作では、彼女が民事部に異動し、捜査の自由を奪われる中で思わぬ事件に巻...

感想・レビュー・書評

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  • ええええええええ!なんかキャサリン・ダンスシリーズこれが最終巻みたい

    そりゃないよ!あ、でもめちゃめちゃハッピーエンドだったからいいか
    うんそうよそうなのよミステリーも二転三転、ロマンスも二転三転、家族の問題も二転三転

    Σ(゚Д゚)

    合計十五転ってことか!(そういうことでない)
    それにしても男の引き際が格好良すぎて
    泣けた!

    それにしても文藝春秋社よ…
    「ニ度読み必至、読者に背負投げを食わせる好評シリーズ第四弾!」て…背負投げて…他にもなんかあったやろ…巴投げとか(変わらんわ!)

    • ひまわりめろんさん
      片岡鶴太郎「こんどぉ〜です(パサァ)」
      片岡鶴太郎「こんどぉ〜です(パサァ)」
      2024/02/11
    • 土瓶さん
      そら「柔道一直線」やなぁ。
      そら「柔道一直線」やなぁ。
      2024/02/11
    • みんみんさん
      桜木健一は何⁇
      桜木健一は何⁇
      2024/02/11
  • キャサリン・ダンスのシリーズも4作目。
    「スリーピング・ドール」「ロードサイド・クロス」「シャドウ・ストーカー」に次ぐ作品です(タイトル忘れたので~調べました)。
    大人の女性の人生模様が描かれていてリンカーン・ライムものとは一味違いますが、そこはやはりジェフリー・ディーヴァー。
    どんでん返しでも楽しませてくれます。

    人の動作や表情で本心を読み取るキネシクスの天才、キャサリン・ダンス。
    人間嘘発見器のはずが、思わぬミスをしてしまい、拳銃も持てない民事担当に左遷されることに。
    事故の後調査に出向いたところ‥

    会場で火事が発生して群衆が非常口へと向かいパニックになり将棋倒しになった事件。
    じつは仕組まれたものだった‥
    自らは手をくださず人を動かす犯人とは、どんな人物なのか?

    未亡人のダンスには今では恋人もいるのだが、仕事仲間で信頼している刑事マイケル・オニールと、実はタイミングがかけちがっていたという。
    しかも、素直に育っていたはずの息子のウェスに不審な行動があり、何か事件に関わっている‥?
    視点を変えて描かれる出来事に、ハラハラ。
    ‥な、なぁるほど?
    う、う~~ん♪
    面白く読めました!

  • いやぁ、ジェフリー・ディーヴァー、いつもながらにやってくれます。

    イキナリ冒頭で、キャサリン・ダンスが民事部に異動になってしまい、捜査したくても操作できない立場に追い込まれてしまうのですが、なんとなんと、どんでん返しもいいところで、思いっきり天地がひっくり返って、事件を解決に導きます。読者をだます、前提が覆るというのは、ミステリーとしては如何なものかと思いますが、読み物としては非常に面白いです。

    それと、リンカーン・ライムシリーズしかり、キャサリン・ダンスシリーズしかり、日常生活でありそうな出来事や物を事件の『凶器』にしてしまうのですね。この作品の場合は、群衆ですが、人ごみに行くのが怖くなりました(苦笑)

  • キャサリン・ダンスシリーズの第四作。

    途中でキャサリンの恋人が狙われるが、
    殺されてしまうかと思った。
    いや、殺されてほしかったのかもしれない。
    キャサリンの恋愛関係が、
    いつまでもうだうだしていたから。

    そのキャサリンの恋愛問題も、
    息子と娘の問題も、
    もちろん事件も予想外の決着がついて良かった。

    作者お得意のひねりのきいた解決も面白かったし、
    犯人が人ごみでパニックを起こす手口が、
    かなり真に迫っていたのも面白かった。
    二つの囮捜査も。

  • キャサリン・ダンスシリーズ。容疑者の嘘を見抜けず、みすみす逃走させてしまったせいで左遷されたキャサリン。それでも内密に捜査に関わり続け、犯人を追う彼女の活躍にははらはらさせられます。
    そして同時に、群集心理を操りパニックを凶器とする恐るべき犯人も追うことに。こっちもこっちではらはらどきどき。さらにキャサリンの子供たちや、マイケルやジョンとの微妙な関係にも危惧すべきことが次々浮上したりして。どこをとってもこれからどうなる! と展開から目が離せません。
    でも今回の「未詳」、特に素性に隠された何かがあるわけでもないし。その目的もそれほど意外というわけでもなく。いつもほどの「どんでん返し」が物足りないような……と思っていましたが。
    そこかいっ!!!
    うわー、これはやられた。まさかそこで仕掛けられていただなんて。完全敗北、今回もまんまと騙されました。そしてすべての事柄に、読後感はすっきりです

  • これぞエンターテインメント! 楽しませてくれますねえ。今年のディーヴァーはキャサリン・ダンスもの。今回は、ダンスがキネシクスを駆使する姿はあまり出てこない。その代わり…、いやこれ以上はやめておこう。うーん、そう来ましたか!ともう一度読み返したくなること必至。逆手にとる、とはこのことだなあ。

    前作の最後で、あらら、どうするの?と思ったダンスのプライベートもたっぷり出てきて、これがまた…、いやいやこれもやめておく。あれもこれも、ツイストに次ぐツイスト。え?と思わせたり、ハラハラさせたり、でも最後は「あ~おもしろかった!」と本を閉じることができる、信頼のディーバー印なのだった。

  • 二度読み必至❗️
    と書いてあった通り、今私は2度目を飛ばし読みしています。
    ラストまで読むと、読み返したくなるのだわぁ。あ〜、面白い‼️

    尋問の天才、キャサリン・ダンス・シリーズの4作目です。
    私は2作目を飛ばしてしまってますが、これで、1、3、4、と読了。
    なんだか、勝手にキャサリンにはシンパシーを感じていて(勝手にです)
    キネシクスという心理的な武器を使う捜査官としての有能さと、父親を亡くし難しい年頃になっている子供たちを思う丁寧さ、同僚や男友達とのことに悩む女性としての率直さ。孤独や悲しみを感じても、捜査のためには、それを頭から払い除け頑張る姿は、素直に魅力的です。

    それにしても、今作で、なんといっても怖かったのは『パニックのさなかにある群衆心理』と、それをわざと起こさせる犯罪者!こんな形での、パニックを武器とする犯罪小説って、私は初めて読んだ気がします。
    ー 集団になると人は別の生き物に変わる。
    ー 人々は恐怖から理性を失った獣の群れと化していた。自分が助かることしか考えない。

    実際に世の中ではたくさん起きている事件なのでしょうね…。
    しかしその、パニックのきっかけを巧みに作る手口。それがものすごく怖いと思いながら読みました。

    アナと雪の女王や、デスノートのコミックの話題が出たのが、ちょっと身近に感じました。
    『let it go 気にしない』と訳してあったのが良かったな。キャサリンが時々呟いていました。

  • ダンスより
    ライムのほうが好きかな
    面白かったけど

  • キャサリン・ダンスシリーズ第4弾。

    冒頭は、コンサート会場で起こった、パニックによる将棋倒しのシーン。
    一方、犯罪組織を追う特別チームに加わっていたキャサリンだが、判断ミスで組織の暗殺者を取り逃がしてしまう。
    結果としてチームから外されたキャサリンは、銃の携帯も許されない民事事件の担当者として、丸腰ながら将棋倒し事件の犯人を追う。


    悲惨な事件、狡猾な犯人、キャサリンと犯人の頭脳戦といういつものスリルに加え、今回は夫を亡くして以来恋愛から遠ざかっていたキャサリンが、恋人ジョンとの距離を少しずつ縮めようとする戸惑いや、ティーンエイジャーの子供たちの悩みを汲み取れず悩む場面も。

    そしてまた、バラバラに見えた出来事の全てが、それも?そんなことまでも?!という完璧さでピタリとハマる快感!
    警戒していたはずなのに、得意技を綺麗に決められた感じ。

    リンカーン・ライムシリーズも面白いけれど、女性・母・プロとして、悩み、楽しみ、いくつもの顔を見せるキャサリンの人間的な魅力が、さらにストーリーを面白くしている。
    あまりに魅力的なせいで、犯罪者にまで興味を持たれてしまうほど。

    そしてそしてラストには、ようやくキャサリンが心の底から求めていた相手、マイケルからのプロポーズ‼︎
    ジョン、ついに恋人らしいところまでいったのに、そのまま勢いでキャサリンを縛りつけたりせずに、きっぱり身を引くとは。いい男だ…

  • 冒頭からパニックで人々が圧死する凄惨な描写が続きます。ディーヴァー作品にも関わらず読み進めるのに躊躇するのは初めて。でも、やはり裏切られませんでした。というか、やはり裏切られました。凄惨な描写にも、ダンスの左遷にも、ウェスの行動にも、全てに意味がありました。大小合わせて5つ以上のどんでん返しに、文字通り二度読み必至です。ディーヴァー恐るべし。

  • やはりジェフリー・ディーヴァーは凄い!なんかそんなに読書意欲のなかった時に読んだのだけど、あれよあれよという間に読み終わってしまった。どんでん返しにはいつもおどろかされる。今回は家族にも不穏な動きがあって、その面でもドキドキしたし、キャサリン自身の恋愛面でもどうなるのかハラハラさせられた。
    全体の大団円な感じはとてもいいんだけど、でも、ジョン、いい人すぎるよ。
    あー。ちょっと早く借りすぎたかなぁ。2017年の最初の本にすれば良かったなあ。

  • 毎年恒例、文春からのクリスマスプレゼント。今年はダンスシリーズでシリーズ最高傑作と呼んでも差し支えのない1冊。ただ1点、カリフォルニア州モントレー郡を「モンテレー」と訳すのには違和感ありまくりです。

  • 待っていたキャサリン・ダンスシリーズ。
    リンカーン・ライムシリーズより、同じ女性としてという理由もあってかこちらのシリーズの方が楽しみ。

    今回のストーリーも挫折、恐怖、愛情、信頼、疑惑様々な感情が様々な人間模様と絡み合って展開されてゆく。
    母親として、一人の女性としてのキャサリンを見てゆくと
    歯がゆさを感じるシーンもあるけれどか哀しくなるほど感情移入してしまう。

    まさかのどんでん返しは、ディーバの得意技とは知りながらも毎度毎度、驚かされる。

  • パニック利用の殺人面白かった。容疑者の暴力傾向などが面白かったし、社会問題としてもいい。ゲームや映画などの暴力描写の影響についての見解が素晴らしい。カルテル捜査において最初から仕組まれてたのは素晴らしいどんでん返し、キャサリンがあんなにあっさり降格されれるのはやっぱり裏があったと思ってたがしっかり伏線回収されてるしめちゃくちゃ良かった。キャサリンのロマンスもいいわ、ついに再婚!?

  • キャサリン・ダンスシリーズ。
    コンサート会場でパニックがおこり将棋倒しとなり、死傷者がでた。現場を調べて見ると何者かが故意にパニックを引き起こしたと思われる形跡があり、またもや同じような事件がおこった。恐怖を兇器に事件を巻き起こす犯人をダンスが追いかける。また並行して麻薬組織の殺し屋にヘイトクライム、そしてダンスとジョンの関係が語られる。 
    暴力表現という社会問題にもふれていて、十分面白いが
    このスピンオフシリーズはこれで終わりにすべき。キネシクスはほとんど使われず。そもそも尋問することがない。
    本作で一区切りついているので今ならスピンオフとしてきれいに終わりにできるでしょう

  • この作家の本はほとんど読んでゐると思ふけど、馬齢を加へると読むスピードが極度に落ちてしまつて一冊の読了までに半月は要してしまふ。それでも年に数冊しか執筆しない作家さんなのでこの先も腰を据えてじつくり対峙してゐくしかないなあ。

  • 捜査の第一線から外されたキャサリン・ダンス、パニックを凶器に無差別殺人をくりかえす卑劣な犯人を追う。
    〝人間嘘発見器〟キャサリン・ダンス捜査官が「無実だ」と太鼓判を押した男が、実は麻薬組織の殺し屋だとする情報が入った。殺し屋を取り逃がしたとして、ダンスは麻薬組織合同捜査班から外され、民間のトラブルを担当する民事部に異動させられた。そこは拳銃の携帯も許されない窓際――彼女に割り当てられたのは満員のコンサート会場で観客がパニックを起こして将棋倒しとなり、多数の死傷者が出た一件だった。だが、現場には不可解なことが多すぎた。観客は会場の外で炊かれた炎の煙で火事だと誤解し、殺到した非常口はトラックに塞がれていたのだ。この惨事は仕組まれたものではないか? 人々を煽動し、死へと走らせる何者かがいる。独自の捜査を開始したダンスだったが、犯人はまたもや死の煽動工作を実行した! 卑劣きわまりない愉快犯。そして麻薬組織の殺し屋をめぐる捜査。尋問の天才キャサリン・ダンスを二つの難題が追いつめる。二度読み必至、読者に背負い投げを食わせる好評シリーズ第四弾!
    原題:SOLITUDE CREEK
    (2015年)
    --- 目次 ---
    四月四日 火曜日 パニック
    四月五日 水曜日 ベースライン
    四月六日 木曜日 ゲット
    四月七日 金曜日 予防線
    四月八日 土曜日 フラッシュモブ
    四月九日 日曜日 シークレット・クラブ
    四月十日 月曜日 すべての者の血
    四月十一日 火曜日 最後の挑戦
    謝辞
    訳者あとがき

  • キャサリン・ダンスシリーズ#4。

    「キネシクス」という科学的手法で、相手の嘘や動揺などの心の動きを見抜く女性捜査官。群集心理を操って目標とする人物を殺害する犯人との渡り合いである。

    恋愛沙汰、子育て沙汰がお話の軸線になっていてちょっとな・・・。専らキネシクスで犯人を追い詰めるという設定の限界を感じる。

    レリゴー(Let It Go:アナと雪の女王の歌で、普通は「ありのままに」と訳されている)を、「気にしないこと」と訳したのが秀逸だと思った。それだけでなく、訳者(池田真紀子さん)、いい。

  • 何にも考えたくない時のジェフリー・ディーヴァー、「煽動者」
    リンカーン・ライムシリーズじゃなくて、キャサリン・ダンスの方。
    犯人が操るのはSNSで拡散する「恐怖」と「群集心理」
    これを読むと人が多い閉鎖された場所が怖くなる。

  • 息子の行状にドキドキ、娘の悩みも、わかってみれば・・・。ラストが素敵じゃないの。面白かった!

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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