十二人の死にたい子どもたち

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1530
レビュー : 259
  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163905419

感想・レビュー・書評

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  • なかなか読むのに時間がかかった。
    登場人物が多く、また会話のやり取りで進んでいくので、誰が誰で何をやって何を言って、、、ということが混乱した。

    何とか読み進めて、最後の最後で「なるほどな」という感じ。この小説の意義がやっとわかった。
    でもそれまでが長過ぎるし、分かりにくかった。

  • んー。
    設定は良いんだけど、
    会話とか諸々が浅いかんじ。

  • 面白かった。
    最初は本格ものかと思い注意深く読んでいたが、途中でお手上げ。頭追い付かなかった。空気を読まず疑問を連発する登場人物に「うん、俺もそれわかんない!」なんて心のなかで答えてた。結果本格ではなかったし良かったよ。
    十二人の死にたい子どもが集まる。そこに十三人目の死体が見つかる。その事をきっかけにお話をしていく物語。お話っていうのがポイントだね。目標を明確にしない点で議論ではない。この辺が取っつきづらさでもあるし、面白さでもある。僕なんかは今なんの話ししてんの?なんて思うこともあったけど、各々の隠し事や背景やキャラクターによって実は細かな目標や理想が違っていて、だからこそ子どもたちなりの深謀遠慮が三人称で描かれて、そこがにやりとしたり、なるほどと思ったり、こんなやついたわー、みたいなエンターテイメントになってると思う。
    果たして子どもたちはどんな話をし、どこに行き着くのか。個人的にはハッピーエンドともアンハッピーエンドとも言える終幕に本を閉じため息をつき思いを馳せる。そんな読後も好きでした。
    文庫版で読んだけど解説はいまいちかなぁ。ちょっと説教臭かったかなぁと。

  • よいグループワーク

  • 読む前から、展開やラストが予想できた、その通りだったけど、
    今や、ネットで、どんな人々とも繋がれる社会になって、
    そのネットで繋がった人たちが一堂に会して直接コミュニケーションし合うと、そこでどんな化学反応が起きるのか〜、それを小説という形で見せてもらえたな〜〜と読直後に思いました。

  • ちょっと頭の中で整理するのが難しかった。
    これを映像化するのは難しかったんじゃないのかな?

    結論としては、誰も死なない。
    12人しかいないはずが、13人目がいた。なぜ?ってところを解明していく。ツッコミどころは多々あった。

    タイトルのせいで読んでない人もいるんじゃないかな?

  • 胸がかき乱されるようなストーリーとサスペンス性。
    ドキドキしながら一ページ一ページをめくった。
    一人一人が、毎日の生活に絶望していようと、第三者からみるとそんな大した内容ではない。一人で抱え込むことはない、一人で解決できないこともみんなに相談したら解決できたり、悩みが悩みでなくなっちゃうこともある。今のパートナーは、私を私として受け止め、許し、私が私らしくいられるようにともに生きてくれる。今、自分自身のそばにいて、支えてくれる人のありがたさを痛感させてくれた一冊。

  • 微妙だ。

    12人の死にたい子供たちが一緒に死のうと廃病院に集まるが、そこにはすでに死体が…
    死体の正体や、誰が殺したのか、集団自殺は叶うのか…

    情景やキャラの書き分けが足りないせいか、
    名前を言われても誰のことやら…
    建物の構造もいまいちピンとこないし…

    中盤以降でやっとキャラが把握できましたが、
    もう誰が犯人でもいいよ(興味なし)状態でした。

    沖方丁ってもう少し読みやすい作家だと思ってたけど、
    ドラマ化ありきの脚本みたいで、
    小説としてはイマイチという感じです。

    ミステリーとしても、若者の自殺物ものとしても
    どっちも中途半端になってしまった印象です。

    あまりオススメしません。


  • なるほど…
    冲方丁さんっぽい、クローズドだ。

    ちゃんと伏線は回収されてるし
    終わり方も綺麗だし
    途中ちょっと、読み進めるのが大変だったけど
    面白かった!

    アンリさんの理由が最後に語られたからこそ、この回の集団自殺は無しになった。長々と話してきた13人目がきっかけではあるけど、そこがメインじゃなかったっておちはなかなか面白い。

    12人もいたのに、ちゃんと名前と動機が覚えられたのは、しっかりと作り込んであるからだなと思って、流石だなと思いました!

  • タイトル的に怖そうなので、読むか迷っていたけど、怖い話じゃないと聞いて読み始めました。映画も観てみたいです。

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著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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