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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163905617
作品紹介・あらすじ
歴史に名を刻んだ名剣士と、現代に生きる各流派の伝説的な武人。その壮絶な技量と圧倒的な人生を通して、日本人の武を考え抜いた作品です。著者の津本陽氏は、日本を代表する歴史、時代作家であるだけでなく、自ら剣道三段、抜刀道五段の腕前であり、武芸への造詣も大変深い作家です。本書には、津本氏本人の剣術修行の様子も詳細に描かれ、氏の「体験的武道入門」ともいえる内容です。
われわれの先人がいかに武を磨き、乱世を生き抜いてきたのか。津本氏は、戦中、戦後直後の殺伐とした空気のなかで、日本人の攻撃性は維持されたと書きますが、いま、テロに代表されるような「暴力の時代」が、再び訪れようとする嫌な予兆があります。武の心得とは何か、と問うときに、本書の持つ意味は大きいと思います。
[本書の目次]
第一話 近藤勇と比肩した男
第二話 永倉新八の竜尾の剣
第三話 明治政府の剣豪
第四話 江戸幕府最後の侍と明治維新
第五話 薩摩隼人と示現流
第六話 龍馬暗殺現場の試斬
第七話 見事の死にざま
第八話 柳生新陰流の極意
第九話 大東流・佐川先生の俤
第十話 夜半の素振り
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
歴史に名を刻んだ剣豪たちの物語を通じて、日本の武道の深さと魅力を探求する作品です。著者の体験や取材を交えながら、戦時中の厳しい状況の中で武道がどのように影響を与えたのかが描かれています。特に、先人たち...
感想・レビュー・書評
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剣豪の話……ではあるのだが、著者の体験や取材の話のほうが多い。
どちらかというと剣豪よりも戦時中の話のほうが興味がそそられた。
中学時代に(実質的に)徴兵されそうになったときに先輩から言われた、
”自分の部屋で猫を抱いて庭の季節の変化を楽しむこともできん。”
という表現が何か好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幕末、明治、大正、昭和と実在した剣豪の逸話と、実際に見て、体験した剣技について語られている。刃自体の出来も去ることながら、使い手の日々の鍛錬と生き様によって、心技体が鍛えられたうえでの技はとてつもないものだと改めて思い知った。戦国時代は如何程だったのかと思わず考えてしまう。
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武道のエッセイ。作者の武道の関わり、先人の凄さ。世にでない、知らなかった武人のなんと多い事か。これからもどんどん忘れ去られていくのだろう。
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存外面白かった。
久し振りに小説家の文章読んだら、やっぱり途切れないね。基本的に津本陽の文体は嫌いなんだけど。
色々自分の自慢で臭いのだけど、実際すごい。
武術家の皆さんの凄まじさが伝わる。
同じような本で、菊池秀行のもあったけど、随分違う感じ。 -
挫折
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【剣道三段、抜刀道五段の著者が描く武人の魂】歴史に名を刻んだ剣豪、現代に生きる伝説的な武人。その壮絶な技と人生を通じて、日本人の武とは何かを考える、著者渾身の意欲作。
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