ITSUKI 死神と呼ばれた女

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163905877

作品紹介・あらすじ

脚本界の名匠、入魂のエンタテインメント巨編「年上の女が憧れなんスよ。駄目ですか。ラブしてくれませんか」 周囲の大事な人が次々と死んでいったことから、死神と呼ばれてきた人妻、斎(いつき)。冷え切った夫との生活に倦んでいた時、しなやかでいて荒々しい筋骨と濃密な体臭をまとった男・志田に出会う。 思いがけず落ちた年下男との恋、そして第三の男の登場。天国とはかくやと酔いしれる斎。しかしその恋と性愛が巻き起こしたさざなみは、次第に大波となって、裕福な病院長一家に集う女たちを巻き込んでいく――。その果てに惨劇と憎悪の宴が幕を開けた! 氾濫する美意識と諧謔で描く、生と性、死と詩のジェットコースター・ロマンス小説。週刊文春連載で読者を唖然とさせた作品が大幅改稿のうえ満を持して登場!第一章万引き青年「年上の女が憧れなんっスよ。駄目ですか。ラブしてくれませんか」第二章病棟の魔女「わたしたち親子の絆は誰が断ち切ろうとしたって、ぶっちぎれやしない」第三章天国へ行きたい「奥さん、天国に行こう。おれたちもあっちの世界へ行こう」第四章喪服の似合う女「わたしは愛する人を食い殺してしまう死神なのよ」第五章黄金のペンダント「こっちのオッパイは潮のもの、こっちのオッパイはおれのもの」第六章血の婚礼「結婚しても、もうぼくは誰ともセックスはしない」第七章超常現象「恐ろしいばかりの因縁の符号。これは尋常のことではございません」第八章棺の中の天国「お殺しになるんなら、斎じゃありませんの。全ての元凶はあの死神女なんですから」第九章万引き青年ら天上に達す「あんまりじゃないの。これが霊力の正体だとでも言うの」

感想・レビュー・書評

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  • 【昼ドラの巨匠によるジェットコースター・メロドラマ】どうして私の大事な人は死んでしまうの? 死神と呼ばれた人妻・斎(いつき)と獣のような若い男の出会いから、惨劇の幕が開く!

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