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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784163905914
みんなの感想まとめ
人間関係の複雑さと夢の挫折を描いた作品は、主人公の新山深雪が直面する恋愛と自己実現の葛藤を通じて、読者に深い感情を呼び起こします。深雪は、夢見ていたアイドルの道を諦めた後、マネージャーとして再出発しま...
感想・レビュー・書評
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最近読み始めた秋吉理香子さん。
普通のミステリーだとばかり思っていたら謎はありましたが、この作品では殺人事件は起こりません。
軽く読める恋愛ミステリーとでも言ったらいいのでしょうか。
子供の頃歌手になるのが夢だった、新山深雪34歳。
20年前暮らしていた雪之島、一番の美少女でアイドルのオーディションに合格しますが父親に上京を反対されてあきらめます。
東京の大学に合格するのと同時に芸能界への未練がつのり、バイトをしたりしてきましたが、年齢的に無理があり、芸能プロダクションでアイドルの宮原かおりのマネージャーの仕事をしています。
深雪には広告代理店に勤める恋人の藤崎俊亜貴がいますが、6年間つきあっても結婚しないので、周りの先輩女性から注意され「この年末年始に実家に一緒に行ってくれなければ別れましょう」と言ったら、俊亜貴はなんとOKで、島に行くフェリーの中で結婚指輪まで渡されます。
俊亜貴はなんか胡散臭いなあ、地元の幼なじみの達也の方がずっといい男だよなあと思って読んでいたら、やっぱり。
俊亜貴は1000万円以上の借金の返済のために深雪が必要だったのです。しかも本命の女性までいて、深雪とはカモフラージュのために付き合っていたのがずるずると。そして深雪の預金をあてにした借金返済のための結婚。
以下ネタバレです。ご注意ください。
大丈夫です。深雪は深雪のことが大好きな島の女の子風花ちゃんが、島の守り神「しまたまさん」に一生懸命お願いしてくれたおかげで幸せをつかむことができます。
島の生活は濃い人間関係など厳しいところもありますが、スマホだけでつながっている都会の生活は怖いということを実感しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新潟本土からフェリーに乗って二時間の雪之島で生まれ育った深雪。
島では評判の美少女で芸能界に憧がれるが、オーディション最終審査まで残るも、両親は上京を認めない。
しかしその後も東京に強い憧れを抱き、大学に通いながら芸能界を目指す。
夢は叶わなかったがアイドルのマネージャーとして再出発する。
そんな中大手広告代理店のクリエイティブプロデューサーの俊亜貴からアプローチを受け付き合うことに。
俊亜貴との婚約が決まり、島の両親に会いにいくのだが、、、
本の装丁と、「わたしは絶対、この島を出るのだ。」のコピー。
サスペンスかホラーなのだろうと予想し、読み進めていった。
あー、しかしこれは何というジャンルなんだろう?私も田舎育ちだが、ここまでの田舎ではない。この田舎の世界観が自分には衝撃的だった。
文章はとても心地よく、すーっと頭の中に入ってくる。適度な情景描写と、人物の心理描写がしつこくなく、とても読みやすい文体。
読んでいる間は、自分も吹雪の中を歩いているような、そんな不安がつきまといつつも、あっという間に読めてしまった。
私はなかなか好きな作品だ(*^^*) -
最後がぞっとする展開。なんで俊亜貴みたいな人を好きになってしまうだろうな…。俊亜貴が深雪のことを、好きではないけど必要なんだと。要は都合のいい女と言っているくだりが、本当に嫌になった。それに対して、地元の竜也はいい。ようやくその良さがわかって良かった。この平和が続くといいが…。
怖さの余韻が残る小説だった。 -
決して直接的な描写はないものの、そういうことなのか・・・と理解する瞬間のゾクリ感がたまりませんでした!
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新潟の離島で生まれ育ち、田舎が嫌で上京し、東京に固執し、東京生まれの男性と結婚を夢見る深雪。相手を想うというより自分の理想を叶えてくれる俊亜貴に尽くす深雪にも、都合のいい女の深雪ととりあえず結婚し、他所で好きな女と楽しもうという俊亜貴にも共感できず、前半はイマイチかなぁと読み進めてたけど、スーツやスマホの下りでゾッとしました。そういえばイヤミスだったわ。それにしても、知らないうちに疎ましく思う生まれ育った環境やらに強く影響って受けてるものなんですね。
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読みやすいミステリーだった。こういう感覚って都会生まれ、都会育ちの人にはイマイチピンとこないのかな?
地方出身者にとっては、あー!あるある!と共感させられました。そう!ほんと煩わしい笑笑 そして必ず生まれ故郷の呪縛からのがれられないのもアルアル! -
こんな島は嫌だ。新潟地方にある、人口300人程度の『雪之島』。浜風で吹雪吹きすさぶ、田舎の閉鎖的な島。島出身の深雪は、都会へ憧れて上京し、婚約者トシアキを連れて帰省する。トシアキはどう見てもクズ男だが、深雪は彼に執着するー。はっきり言って、クズ男のトシアキよりも深雪の方が好きになれなかった。トシアキはクズだが、田舎独特の風習に付き合わされる場面には同情した。深雪は大層ウェットな女で、重い。美人でも不幸になる典型である。物語としてはミステリーというよりはサスペンスか?よくわからない部分もあったがイッキ読み。
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2019.03.19
初めての著者。ささっと読めた。まどろっこしいけど、こんな女性もこんな田舎もあるでしょう。よく調べたのか自分の経験からか。凍ったスマホがあるのに幸せになれるのかねえ?そこが引っかかるわ。みんな「しまたまさん」のせいにしてるのかな? -
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はー、、久しぶりに途中でやめられなくてイッキ読みです
人口300人の北口の離島出身の主人公深雪
評判の美少女で芸能界に憧れ遂に道が拓けたその時、親の反対にあい島から出ることが出来ず、ようやく島を出た18の時には、旬を逃してしまったことをイヤという程知らされる
島のせいで何もかも犠牲になってしまった
芸能界の裏方で必死に生きる深雪は彼氏はいるものの都合のいい34才になっていて、煮え切らない俊亜貴に別れる覚悟でぶつかり、何年か振りに田舎に結婚の挨拶にするため暗く重い雪に覆われた島に帰省したが、、、
………
いやー怖かったですね
まぁでも俊亜貴はひどすぎますからね
途中匂わせるから先が見え隠れするんですが、おもしろかったです
ドラマになったらよさそうです
映像もきれいで迫力なんじゃないでしょうか
田舎のしきたりとか芸能界の裏方さん事情も興味深く読みました
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しまたまさんに護られた島育ちで、芸能界を目指していた美しい女性が主人公のお話。
親が許さずにアイドルになれるチャンスを失ってしまったその後。美人薄命じゃないけど、なかなか幸せをつかむのは難しいのね。
前半からかなりストーリーに引きこまれていきます。サスペンスらしいぞくぞく感も味わえてなかなかおもしろいっ!
がしかし、後半の終わり方がちょっとあれれって感じな気がしたな。3人の視点が描かれた後、最後に4人目の弥生ちゃんがでてきて、それで物語終了って。
だったら、もっとストーリーを膨らませちゃっても良かったかな。なんかここで終えちゃうのもったいない気がしました。登場人物のもう少し先まで知りたかったな~。特に俊亜貴のその後もね。 -
島1番の美人さんがアイドルになりそうだったのに親に反対され断念したが、諦めきれずプロダクションの社員となりマネージャーとして東京で暮らす。彼氏はクズでどうしようもない奴だからこそ、冬に島に連れてた帰って来る。島の神様、しまたまさんとは村の人々の事なんだろう。結局彼氏は雪下で凍っていると思われる。弥生ちゃんの彼氏も東京から連れてきて、ダメ奴なら埋められちゃう!と思った。村とか島とかの恐ろしいさである。
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怖い、真相もあかされない、面白い。
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怖いよ
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これサスペンス?って思ってたら、ちゃんとサスペンスでしたー!きっとそうだろうな〜という所に落ち着き、これが正解かどうかは別として、こうやってみんな島の一員として生きていくんだな〜。事実、深雪も朋子も不幸を回避できたんだけどねー。けどねー、だけど。
寝る前に読むと、夢中になって目が冴えてしまうので注意〜。
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著者プロフィール
秋吉理香子の作品
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