ぷろぼの

  • 文藝春秋 (2017年5月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784163906515

作品紹介・あらすじ

業界大手のパシフィック電器は、人事部労務担当部長の江間を中心に大規模なリストラを進めていた。実務を担う大岡の担当リストラ対象社員が、ある日首吊り自殺をしてしまう。大岡は心身ともに疲弊しきって、三国が代表を務めるNPOで「プロボノ」として社会貢献活動をすることに救いを求める。ひょんなことから三国に江間の社内での悪辣な行状を打ち明けたところ、義憤にかられた三国は、江間を「嵌める」べく罠をしかける……。



「ぷろぼの」とは、「公共の利益のために(pro bono publico プロボノ プーブリコ)」という意味のラテン語。大企業のえげつないリストラと、それに立ち向かうNPOのボランティアたちを、軽妙かつコミカルに活写する。

みんなの感想まとめ

企業のリストラをテーマにした物語は、主人公が人事部での厳しい現実に直面し、心身ともに疲弊する様子を描いています。大岡は自らの担当した社員の悲劇を受け、NPO法人のプロボノに助けを求めることで、義憤に燃...

感想・レビュー・書評

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  • 電機業界大手のパシフィック電器にて、人事部長の江間の卑劣な策による大規模なリストラが進められていた。人事部の大岡は自ら担当していた社員が自殺したことを受け、精神的にも疲弊してしまう。しかしながら、江間は経費を他部署に回し毎晩豪遊。大岡はNPO法人のプロボノに現状を打ち明けると、NPOの面々が義憤にかられ立ち上がる。
    江間はやりすぎの感はあるものの、かなり分かり易い現代版必殺仕置人風のエンターテイメント小説。プロボノという言葉は初めて聞いたが、「公共の利益のために」というラテン語の省略形とのこと。

  • なぜかスカッとしない。

    一流電機メーカーの人事部で嫌な上司にリストラをさせられる主人公。
    その上司のアイデアで作った吊るし部屋で自殺する社員が出た。
    自殺事件までも利用し、更なるリストラを嬉々として進める上司を懲らしめるため、ボランティア集団と上司を嵌める計画を練る……

    嫌な上司への復讐劇なのに読み終わってもスカッとしない。
    楡周平がこんなテーマを書いて失敗するばずがないのに……

    なぜか爽快感はありませんので、
    あまり期待しないほうがいいと思います。

    まぁまぁです。

    • nagasakafujioさん
      わたしも 同意見です。
      なんか すっきり しないんですよね。
      よくわかりませんが。
      わたしも 同意見です。
      なんか すっきり しないんですよね。
      よくわかりませんが。
      2019/09/20
  • 248スカッとするけど設定が平凡。結末も早くにバレるし。まあ今でもこれに近いことはありますが。

  • えげつないリストラ担当部長を懲らしめるのが、メインストーリー。プロボノの持つ潜在的な意義に焦点を当てた話だった。

  • プロボノ
    本業の仕事のスキルを活用したボランティア活動

    大手家電メーカーで行われた非道なリストラに、プロボノで集まった人々が天誅を与える

    天網恢恢疎にして漏らさず

  • リストラする会社の問題をプロボノで解決するという話。
    プロボノは今の仕事を通して社会の役に立っていないという人にとってやりがいを感じられる場になる。
    生活がある中で、仕事をやめられない、そのような社会環境の中でのものだと思った。

  • プロボノ→職務の専門的な知識や経験を調べるのは社会貢献のために無償や僅かな報酬で提供するボランティア活動。確かにホステスも専門的で、江間を懲らしめるのもボランティアかも知れないがタイトルから期待していた内容ではなかった。リストラもやり方の是非はあるが企業が生き残るためには必要だし果たして人事部長一人が悪いのだろうか?上司に逆らえないサラリーマンの悲哀もわかるが、それが欧米と違う日本の会社組織。リストラに変わる代替案でなる程という結末にして欲しかった。

  • この後続く話の序章、だよね?ぷろぼの会員さんたちの様々な活躍、楽しみなんですけどw

  • 仕事人?
    なにかリアリティがなくて共感出来なかった。
    コメディでもない。
    それなりには面白いけど。
    中途半端ですね。

  • 業界大手パシフィック電器の大リストラ。首切り人事部長の悪辣なやり口に憤慨して、NPO「ぷろぼの」の特殊技能者達が立ち上がる! 痛快企業エンターテインメント小説。

    楡周平の作品を読むのは初めて。エンタメ小説らしく読みやすいのでスイスイ読め、人気作家であることはよくわかる。でも本作に関して言えば「マンガより軽い」「現実離れも甚だしい」という感想しか抱けなかった。
    (Ⅽ)

  • さらっと読んで、前半に憤って後半で痛快。
    でも根底は追求されていない、人事リストラしか業績回復できない状態に舵取りした社長の出番が無かった。もっと踏み込んで欲しかった。

  • 題名は「公共の利益のために」というラテン語の省略形。大手電機メーカー人事部でリストラを担当する主人公が非道な上司のやり方に耐えきれず精神的な救いを求めてぷろぼのに参加…。サラリーマン界の勧善懲悪物語でサラッと読めるけど展開がちょっと非現実的で無理があるなあ。

  • ふむ

  • 痛快な結末でスッキリ
    楡周平さんの本はどれも面白い

  • リストラを傘に着て甘い汁を吸いまくる悪。
    読んでいてずっと虫酸が走っていたし、プロボノをもっての対峙が醍醐味なのだろうけどそこまでが長すぎたかな。
    悪はどこまでいっても悪すぎて後味も最悪。もっと爽快感味わえると思ったのに肩透かし。だけどプロボノの続編はあったら読んでみたい。

  • 楡周平さん、初読みです。「ぷろぼの」、2017.5発行。「ぷろぼの」とは、ラテン語で「公共の利益のために」という意味だそうです。血も涙もないリストラ部長に「天誅」を与えるボランティアの「ぷろぼの」メンバーたちの話です。この一冊だけでは、楡さんとの相性の良し悪しは決めかねますw。もう一冊何かを読んでみます。

  • いわゆる上司の不正を暴いてギャフンといわせる、勧善懲悪ものです。
    あまりぷろぼのという団体は関係ない感じではありますが、最終的にスッキリするお話で良かったです。

  • リストラ
    現代版 仕置き人ですね。

    続編は ないのでしょうか。

  • 非常識なリストラに「ぷろぼの(pro bono publico)」が対抗する。
    ホステスが店を変わってまで世直しに加担するのか?
    月数百万を私的流用する人事部長を告発できないなんて。
    いくら何でも自浄能力のない会社。
    トンデモ話。エンタメとして流し読み。

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著者プロフィール

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『国士』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2023年 『日本ゲートウェイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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