チャップリン暗殺指令

著者 :
  • 文藝春秋
3.29
  • (1)
  • (7)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 49
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163906690

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • この作家は最近のお気に入り。超高速参勤交代の作家。ライトノベル風(?)な書き方で、テンポが速い。電子書籍向きな感じかと思い、しかも感動する話を描こうとしているところが気に入ったので、本書も読む気になった。結末は想像できたが、いわゆるハッピーエンドではなかったところがマイナス。でも面白かった。

    余談だが、戦後首相になった鳩山一郎のことが書いてあったので記す。(小説とは関係がない。)
    鳩山一郎は戦後フリーメーソンであることを公言し誇っていた。彼が戦前には対立する立憲民正党政府を苦しめるためだけに統帥権問題を持ち出し、政府の軍縮を批判。浜口内閣は浜口首相の襲撃を受け、五か月後に死亡。その死因は傷の言えぬ首相に対する、鳩山一郎の執拗な登院要請。
    その後軍部は統帥権干犯論を持ち出し政府に従わなくなる。(:44)
    鳩山がきっかけで日本は戦争に持ち込まれたとも解釈でき、グローバリストの(或いはコミンテルン?)計画がすでに及んでいたように感じた。

  • 貧しい農村の生まれの新吉は陸軍の予科にいた。母は貧しい小作人となり死んでいった。新吉はこんな世の中は腐敗した政治によるものだと先輩達に聴かされ傾倒していく。
    そして、犬養毅暗殺とチャップリンの来日の際に暗殺し
    世界にその名を轟かせるというものであった。新吉はチャップリン暗殺の任を受けたが一緒に過ごす内にその活動に感銘を受け殺せなくなる。
    そして、チャップリン暗殺を食い止め死亡する。

  • 「超高速!参勤交代」が軽く楽しめたので、「マラソン大名」「引っ越し大名」と手に取ってきたわけだが、これは今一つ。

  • チャップリンが美化され過ぎに感じました。
    ラストもありきたり。
    それならハッピーエンドにしてほしかった。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

土橋章宏
1969年、大阪府豊中市生まれの脚本家、小説家。関西大学工学部卒業。『超高速! 参勤交代』で第三十七回城戸賞を受賞し、2013年に同作小説『超高速! 参勤交代』で作家デビュー。同名映画に原作・脚本で関わり、第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。作品も第57回ブルーリボン賞に輝く。2015年9月にはシリーズ二作目の『超高速! 参勤交代 老中の逆襲』を刊行。同作は2016年9月「超高速! 参勤交代リターンズ」として映画公開された。他の著書に『幕末マラソン侍』『引っ越し大名三千里』『駄犬道中こんぴら埋蔵金』『身代わり忠臣蔵』など。

土橋章宏の作品

ツイートする