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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784163906775
作品紹介・あらすじ
舞台は文政13年(1830年)の京都。年若くして活花の名手と評判の高い少年僧・胤舜(いんしゅん)は、ある理由から父母と別れ、大覚寺で修行に励む。
「昔を忘れる花を活けてほしい」「亡くなった弟のような花を」「闇の中で花を活けよ」……次から次へと出される難題に、胤舜は、少年のまっすぐな心で挑んでいく。
歴史、能、和歌にまつわる、あるいは生まれたままの、さまざまな花の姿を追い求め、繊細な感受性を持つ少年僧が、母を想い、父と対決していくうちに成長をとげていく、美しい物語。
感想・レビュー・書評
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江戸時代の京都が 舞台の
少年僧が 花を活けるお話でした。
父親不在の生活から
ある日 母親もいなくなり。。
そんな中でも 僧になり 心穏やかに お花を活けていくかと思いきや 色々な ドラマが 展開しました。
京都の風情ある 雰囲気をかもし出して
話が進みます。
悲しいけど 読み終って なんとなく 心が 温かくなるような本でした。
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こんなに死は、身近かなのか。
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2022.01.10
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老中 水野忠邦の子 胤舜
訳あって、京都の大覚寺の花務である未生流の不濁斎広甫に預けられ、僧形で華道への精進の日々を過ごしている。
彼の父、母への思いを軸に、花を活ける事で心を成長させていく・・・かな
其々の花に掛けたエピソードがとても素敵。
心で活ける・・・アレンジメントにも通用しそうです。 -
雑誌に連載されている時から読んでいたが、途中抜けているので1冊の本として読んでみたかった。しかし、なんか物足りない。
主人公がまだ若いからだろうか。もう少し主人公の行動範囲が広かったら話が広がっただろうに。
このところずいぶんたくさん時代小説をよんでいるから、もったいないと感じてしまうのかもしれない。 -
お花のことをもっと知りたいと思いました
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時は江戸後期、文政。京の大覚寺の若き僧で活花の名手である胤瞬の成長を10話で綴る連続短編集。
装丁の絵もすてきですが、各話の前にその花をイメージする挿画があり、それもすてきです。
大覚寺のいけばなといえば嵯峨御流ですが、たぶんそのいけばなをモチーフとしたであろう表現が出てきます。池坊もチョロッと出てきますよ。
水野忠邦の話も出てきて、江戸時代はこんなに大変だったんだなと改めて思いました。本音と建て前に苦しむのはやはり男の性なのでしょうか。
葉室さんの本らしく、虚実がうまく融合して面白い本に仕上がっています。
おすすめ。いけばなが好き、興味があればぜひ読んでください。 -
【私はまだ、悲しみも喜びも知らない…少年は花を活け、生きることを学ぶ】若くして活花の名手と評判の高い少年僧・胤舜は、ある理由から父母と別れ、京都大覚寺で華の道、人の道を学びつつ成長を遂げていく。
著者プロフィール
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