空に咲く恋

  • 文藝春秋 (2017年7月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784163906799

作品紹介・あらすじ

イケメンなのに、女性に触れると呼吸困難に陥る重度の女性アレルギー(おばあちゃん世代なら大丈夫)の三輪由紀。実家の花火屋を継げというプレッシャーと、やたら自分を追いかけ回す女の子たちから逃れるため放浪の旅に出た。流れ着いたのは新潟県山古志。そこでは生来のヘタレぶりを発揮し、村の人に世話になって現実逃避していることを自覚しつつも、それなりに平穏な毎日を送っていた。

しかしある日、由紀の人生を変える出来事が起こる。由紀が街に出ようとしたとき、交通事故に遭遇したのだ。事故自体は小さかったものの、なんと花火を積んだ軽トラックが巻き込まれていた。花火に引火すれば大惨事を招きかねない。慌てた由紀はすぐさま積荷を下すため手伝いに走り、事なきをえた。その軽トラックに乗っていたは、清倉花火店の跡取り娘清倉ぼたん。男勝りでずけずけものを言うぼたんに、気の弱い由紀は圧倒されてしまう。だが、なぜかぼたんに対してだけは女性アレルギーが出ず、不思議と親近感を抱く。

後日、事故で助けてもらったお礼にと、由紀は清倉花火店が参加する長岡の花火大会に招待される。これまで花火から目を背けてきた由紀だったが、久しぶりに見た花火の美しさ、それを見上げる人々の姿に心を打たれる。そして自分の中にある花火への憧れに気づく。由紀は花火師になろうと決意するが、ぼたんを女性として意識した途端、彼女に対してもアレルギーが発症してしまう。おまけにぼたんにアプローチするライバルも出現。さらにせっかく帰った実家では、家出に激怒していた父親に邪魔者扱いされる始末……。由紀は花火師として独り立ちできるのか? 恋のゆくえは?

ヘタレ男子と元気女子が、溢れる思いを空に打ち上げる! 夏を彩る青春ボーイミーツガール物語!

みんなの感想まとめ

女性アレルギーを抱える主人公が、花火師を目指す過程を描いた爽やかなラブコメディです。物語は、平穏な日常から一転、交通事故をきっかけに花火屋の娘・ぼたんと出会い、彼女に影響を受けるところから始まります。...

感想・レビュー・書評

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  • 作家の名前で即購入する作家さんなので届いて表紙を見てビックリ国家の陰謀でもなく犯罪の一つも出てこない爽やかラブコメでした
    とっても新鮮でした、その上読み終わってすぐに長岡の花火大会があり、この花火を打ち上げている方々にもドラマがあるんだなあといつも以上に楽しめました
    夏にピッタリのお話でした

  • 花火師に焦点を当てたのはいいかもしれないが、女性アレルギーの原因は何なのかよく分からないままで果たして必要だったのかと首を傾げた。
    登場人物の設定にしてもたくさん詰まってはいるが物語に出てくるのは表面上でしかなく、深いところまで入り込めなかった。
    一番目についたのは主人公のダメさ加減。モラトリアム期やその後には色々と考えたり迷ったりする期間はもちろん必要だが、立ち向かう事を先延ばしにしているのはゴールから逃げているのと同じ。ドラマも平坦で楽しいとは思えなかった。

  • 女性に触れると呼吸困難に陥る重度の女性アレルギー主人公が花火師を目指す物語。

    花火師がテーマの小説って珍しい。
    内容もテンポよくて読みやすい1冊。

  • sg

  • ちょっとそんな気分じゃないなぁと思いつつ読む。
    家業って最初から目の前にあるから避けたくなるのかもしれない。ないものねだりだもんなぁ、人間って。
    ちょっとしたことで、興味を持ったらまっしぐらというのは、本当に好きということなんだろう。
    そういや、土浦の花火大会には行ったことがあるなぁと思い出しながら読んだ。
    一瞬の芸術ね。

  • この作品は、少女マンガのストリーだ。最後の落ちもまた途中から簡単に予測できた。程の少女マンガ的展開だった。でもネタが花火師と言うのは、職業としてもなかなか面白かったと思う。

  • 昔、花火師のドラマがあったけれど、それ以来の花火師の話。爽やかな読後感です。

  •  なんかふわふわした話です。

     女子アレルギーは必要だったのか?挿絵にイラっと来ます。

  • 花火師を目指す2人のラブストーリー。設定がマンガっぽいけど、さわやかですっと読めました。花火のウンチクもわかるし、読んでいて楽しかったです。

  • 福田和代さんの小説を読むのは初めてだけど、面白かったです。読みやすい文章で挿画もあり、ライトノベル感覚で一気に読みきってしまいました。
    主人公の三輪由紀(よしき)くん、あんな雄々しい姉が居たらヘタレ気味になっても仕方ないな、と同情しました。でも、最終的には花火師として情熱を持って成長していけてホッとしました。女性アレルギーも治った事だし。

    姉の京(みやこ)さんの逞しさには脱帽です。

    【ネタバレ?】
    書名の『空に咲く恋』は「空に咲くコイ(鯉)」とのダブル・ミーニングかな?

  • もしかすると、こういう作品の方が良いかもしれない福田和代(^^)。でも、どうしてこうも意味の分からない新潟弁をわざわざ使うんでしょうね(*_*)。きっと作者だって空でわサッパリと解ってなんかいないだろうに。あ、それで題名は『空』かいw お跡がよろしいいようで。。。

  • 子供向け?
    挿絵の漫画いらない。

  • 重度の女性アレルギーで日常生活がままならない由紀が主人公
    放浪先で居場所をみつけそこから踏ん張るお話

    花火屋さんのことがちょっぴりわかって新鮮

  • 【夏を彩る青春ボーイミーツガール物語!】現実逃避気味のヘタレ男子・三輪由紀は、花火屋の娘・ぼたんに触発され、共に花火師を目指す。二人の溢れる思いは打ち上がるのか?

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著者プロフィール

福田和代一九六七年、兵庫県生まれ。金融機関のシステムエンジニアとしての勤務を経て、二〇〇七年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビュー。主な著作に『TOKYO BLACKOUT』『ハイ・アラート』『怪物』『迎撃せよ』『潜航せよ』『生還せよ』『繭の季節が始まる』『梟の一族』など。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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