Number 甲子園ベストセレクション 9人の怪物を巡る物語 (1)
- 文藝春秋 (2017年7月27日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784163906898
作品紹介・あらすじ
PL学園とKK伝説、怪物・松坂大輔の快投、松井秀喜への連続5敬遠、“ハンカチ王子”斎藤佑樹と早実の覚醒、現代の怪物・清宮幸太郎の将来性--甲子園で生まれた歴史に残る名勝負と9人の怪物を巡る物語が、ここに蘇る!
【甲子園の怪物たちを巡る26編】
① 松坂大輔を巡る物語
■松坂大輔”怪物”の原点
■延長17回のエピローグ 1998年夏 横浜vs.PL学園
■球審は見た! 怪物投手の真骨頂
② 斎藤佑樹を巡る物語
■死闘の結末を飾ったエースのナルシズム 2006年夏決勝 早稲田実業vs.駒大苫小牧
■中田翔を変えた斎藤佑樹の17球 2006年夏 早稲田実業vs.大阪桐蔭
■斎藤佑樹を追い詰めた都立の意地 2006年西東京大会 早稲田実業vs.都立昭和
③ KKを巡る物語--桑田真澄・清原和博
■怪物が覚醒させた怪物 1985年春 PL学園vs.伊野商
■対戦相手が語るKK、戦慄の記憶 1983年 高知商・1984年 享栄・1985年 宇部商
■桑田真澄 王者を撃った15歳 1983年夏 池田vs.PL学園
■KKの背中を追え 春夏連覇組の1985年と1987年
■「清原と勝負」を命じた幻の伝令 1984年大阪大会決勝 大産大高vs.PL学園
■”甲子園20勝投手”の栄光と孤独
■KKドラフト 運命の一日 1985.11.20
④ 松井秀喜を巡る物語
■名将が明かす「5連続敬遠の痛恨」
■総力を挙げて挑んだ5番打者との勝負 1992年夏 星稜vs.明徳義塾
■ゴジラと勝負した3人の男たち 1991年 竜ヶ崎一・1992年 宮古・1992年 堀越
■怪物が怪物になった日
⑤ ダルビッシュ有を巡る物語
■知られざる18歳の葛藤
■「ダルを言わしたれ!」燃えた闘将の”想定外” 2003年夏 平安vs.東北
⑥ 大谷翔平を巡る物語
■160km右腕と夏の続きを
⑦ 清宮幸太郎を巡る物語
■愉しく険しい聖地への道
■新主将としての決意 あの打席を忘れない
■帰ってきた怪物 新たな歴史を創りたい
■怪物スラッガー比較 清宮とゴジラの共通点
⑧ 江川卓を巡る物語
■甲子園は幻のように 1973年 作新学院vs.柳川商
■怪物・江川卓に挑んだ男たち
感想・レビュー・書評
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高校時代に甲子園で怪物ぶりを発揮した球児たちの物語。
野球好きの人なら当時の興奮が蘇ってきますね。
鈴木一朗は甲子園では活躍していないので出てきません。
大谷翔平も甲子園での活躍は目立っていないので少しだけ。
甲子園ベストセレクションと言うなら、田中将大と島袋洋奨の物語を入れて欲しかった。
みんな怪物だが投手では江川が別格。あの浮き上がる直球は当時プロ野球でも見たことがなかった。
バッターでは清原と松井が双璧。打席から睨みつける顔にも凄みがあった。
凄い奴らばかりの中で、どれだけ凄いのか限界が見えない怪物球児たち。
これからも新しい物語を作ってください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かつてNumberに掲載されたコラムから、松阪大輔、斎藤祐樹、桑田真澄、清原和博、松井秀喜、ダルビッシュ有、大谷翔平、清宮幸太郎、江川卓(すべて敬称略)に関する22編を選んだオムニバス。掲載されている記事の大部分が、各選手が自分の高校時代を思い出しつつ取材を受けるという形式のものが多く、プロ野球で様々な経験を積んだ後に改めて甲子園がどういう位置づけであったかという視点で描かれています。また、これら当事者だけではなく、彼らと対戦して敗れ去った人たちからの貴重な証言も多数取材されており、中でもテレビ等で放映されていなかった地方大会でのエピソードはより彼らの人物像を深く描いている印象です。春、夏の甲子園でのエピソードについては「あー、あの試合のあの場面か」と思い至ることが多いのではないでしょうか。
江川氏が甲子園について「高校野球の甲子園は春と夏にだけ幻のように現れるもので、プロ野球の阪神戦とは全く異質のもの」と表現されているのが印象的でした。野球好きな人なら、どこから読んでもどっぷりと浸ることができる内容充実の1冊です。 -
甲子園の懐かしい話でとても面白かった。。
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現在進行形な清宮の4編を除く22編のうち、その出来事の直後に書かれたものは2編しかない。残り20編は、それぞれの登場人物(証言者)がその出来事を相当程度は自分なりに消化できている状態になってから取材を受け、それを基に書かれたもの。
アンソロジーを編纂する上では前者にも後者にも一長一短はある。ただし、この偏りっぷりをみるだけでも高校野球が如何にノスタルジーを呼び起こすものであるかがハッキリと分かる。
(関わりのある選手が何人も取り上げられ、でも、彼らから聞いたのとはちょっと違うものがあったりして)ファクトチェックの難しさが残るとは思いつつ、ノンフィクションとしては後者の方が好みではある。
中でも1編を選ぶなら『KKドラフト 運命の1日』かな。これは、まあ、甲子園・高校野球の話題じゃないけども。厳密に言えば。 -
【甲子園を沸かせた怪物たちの名勝負列伝】PL学園とKK伝説、松井秀喜への5敬遠秘話、怪物・松坂大輔の快投、斎藤佑樹と早実の覚醒……。甲子園の怪物を巡る名勝負が蘇る!
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