無敵の二人

  • 文藝春秋 (2017年8月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784163907130

みんなの感想まとめ

成長と挑戦をテーマにした物語が展開され、主人公たちの青春やボクシングへの情熱が描かれています。実話を基にしたストーリーは、時に予測可能な展開があるものの、キャラクターの成長や葛藤が心に響きます。クラス...

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    けどストーリーに意外性は無かったですね。
    想定内という感じ。
    実話なんですよね。

  • 表紙にはボクシングのグローブの写真で一目でボクシングの小説である事は理解でき、痛々しい描写に耐えられるか不安だったけど、そんな不安は序盤からテンポよく読み進んでいるうちに吹き飛んだ。控えめに言って最高!これがノンフィクションっていうのが最高すぎる!!

  • 「成長する少女」
    クラス替えによって。
    まだ意味を理解出来ない年頃だというのに、簡潔に説明し了承を得るのは流石に良くないだろ。
    理由もなく叱るのではなく、普段の行いを見ての行動ならば理不尽だと嫌うこともないだろう。

    「迷走する青春」
    行き当たりばったり。
    これだけ簡単に自分の行先を決めているというのに、躓く事無く歩けるのは天性の才能かもな。
    少し経てば治るからといって無視し続ければ、身体を蝕むものは猛威を奮うだけだけだろうに。

    「ボクシング教えます」
    本格的な指導者へと。
    努力だけでは難しいこともあったろうに、半独学で駆け上がった階段は気合いの賜物だろうな。
    ただ見ているなら誰でも出来るが、一人一人の様子から次のメニューを考えるのは大変だろう。

    「デビュー」
    アウェイな空間での。
    勝手な想像で選手のレベルを決めているからこそ、酷いヤジを簡単に口に出来るのだろう。
    今まで積み上げてきた経験値を実感しているからこそ、冷静に闘い抜くことが出来たのかもな。

    「駆け抜けろ!」
    勝ち星が増えていき。
    常にチャレンジャーとして挑んでいるからこそ、どこまでも強くなる事ができるのだろうな。
    勝敗関係なく試合を見直すことにより、客観的に足りなかったことに気付けるのはいい事だな。

    「二度の勝負」
    誤審によるドローは。
    抗議すべきことだったとしても、その場では何故が頭の中を支配して何も言えないのかもな。
    何事においても信頼しているからこそ、どんな事を言われても素直に受け入れられるのだろう。

    「二つのジム」
    引退の日は突然訪れ。
    どれだけ体調に気を使っていたとしても、病気から確実に身体を護る方法なんてないもんな。
    まだまだこれからだと思っていた矢先の出来事だが、本人が冷静に受け入れたら泣けないよな。

  • ボクシング経験ゼロの女性トレーナーが、父が倒れたあとボクシングジムを継ぐ

    個性的でなにをやっても続かない彼女が、畠山選手と出会うことで指導に目覚め、北海道初の日本チャンピオンを育て上げる

    爽やかな青春スポーツ小説

  • オードリー番組出ていたのを見て購入。昔ジムでお世話になったのもあり、とても興味を持ったまま読めた。
    赤川さんと畠山さんの人柄と努力が伝わってきた。普通に楽しかったです。

  • ずっとホームを作ってきたひかるとアウェイで戦ってきた畠山の対照的ながら相性のよい関係がよかった。欲を言うと練習や試合以外での畠山の生活も書いてほしかった。あと、終盤の章で畠山の心の内の描写が書かれていたんですができれば本筋のなかにいれてほしかったかな。寡黙で台詞の少ない畠山だけにどんな思いでボクシングに取り組んでいるのかというのは現在の時間軸のなかで書いてあった方が感情移入しやすかったかな。

  • 淡々と。

  • 激レアさんを連れてきた、で紹介されていたボクシング日本チャンピオンを育てた女性トレーナーの実話に基づいた小説。バラエティで面白おかしく見ていたせいか淡々とドキュメントを見せられた読了感。

  • 20これまでとは違うストイックさが混じった作風に気持ちいい北海道の風を感じる。ライバル同士が育てたチャンピオンのお話しも読みたいです(๑˃̵ᴗ˂̵)

  • 久しぶりの中村航。結構長めの本で、ちょっと退屈した。中村航はこういう路線じゃないんだよな……

  • 中村航の作品は変ったなぁ・・ほのぼの、曖昧、なれど個性的な雰囲気に新鮮さがあった。芯は青春、恋愛だったんだけど・・何となく面白味が薄れていった感じ。トリガールなんて、映画化されたけど全く共感がなかった。まぁ、僕が推理物とかアニメ原作に傾いたせいもあるかも・・
    「無敵の二人」は実話で映画化を意識した作品みたい。結構面白かった。ただ、主人公の個性を決めつけた感じで、膨らませが少ないような・・仕方ないんだろうなぁ~

  • 北海道初のとか、女性初のとか、実話とか、帯にいっぱい書いてあると、手に取らずにはいられない。常に挑戦者。もっと、もっと。前に、前へ。ボクシングはまったく観ないのに、小説で読むのは好き。ストイックさとか、ちゃんと努力に裏打ちされた逆転とかが、今の自分を後押ししてくれるんだと思う。
    清々しい、良い小説でした。
    2017/10/29読了

  • ボクシングのことは全然わからなくてもこんなに熱く傾倒して読みこめるとは。
    トレーナーさんと同世代であったり、北海道が舞台になっていることもあって
    面白さが倍増。
    コアな魅力があちこちにちりばめられいたのも絶妙。

    無敵の二人が恋愛モードに突入しなかったのがホント不思議だったなぁ。

  • 86-10-11

  • 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/207088

  • 実話なんですね。テンポがあって面白かった。

  • 雪が多くロードワークが難しい・競技人口やジム数が少なくて練習相手が不足気味・アウェイでの戦いばかりが強いられる・・・・ハンデの多い「北海道」のジムから初めて誕生したボクシングチャンピオン畠山と、初めて「女性」でチャンピオンのトレーナーになった赤坂の物語だ。

    実在の人物を主役にした、とは読む前から知っていたけれど、ドキュメンタリーやルポルタージュの雰囲気はまったくなく、ひかるの小学校時代の思い出やキャラクターはしっかり中村航の小説になっていて、完全フィクションと言われても違和感がない。

    角田光代や百田尚樹のボクシング小説は読んだことがあったけれど、タイトルマッチに出られるようになるためにどういうステップアップが必要か、とか、試合を組むのにどういう苦労や戦略や経費があるのか、ということは改めて知った。
    畠山のキャラが朴訥としていてとぼけた感じがなんともよく、実際のモデルになった畠山氏を検索して動画を見たら普通に見た目はちょっと怖めのお兄さんで動揺してしまった。よくこのイメージから作中のキャラへ引っ張れたな。
    自分のようにボクシングの前知識がなくても楽しめる一冊だと思う。

  • 【ボクシングの感動実話を、完全小説化!】北海道のボクシングジムから、はじめて日本チャンピオンを育てた唯一の女性トレーナーがいた。奇跡の実話が小説に。

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著者プロフィール

中村 航:1978年東京都生まれ。2002年日本大学卒業、2005年早稲田大学大学院修了。2011年博士(建築学)取得、Mosaic Design設立。2024年〜チュラロンコン大学INDA講師。2025年〜日本大学理工学部建築学科准教授。屋台から都市計画まで、いろいろな領域・スケールでデザイン・リサーチを行う。

「2025年 『海外・多拠点で働く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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