ゲバラ漂流 ポーラースター

  • 文藝春秋 (2017年10月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784163907291

作品紹介・あらすじ

没後50年、稀代の革命家チェ・ゲバラの生涯を描く大長編の第二部です。前作『ポーラースター ゲバラ覚醒』では、若き医学生のゲバラが南米を巡るうち、独裁者の圧政、社会的弱者の困窮など、世の不条理に対する怒りに目覚めていく様が描かれました。本作では、医師となったゲバラが「ラテンアメリカの統一」という大志を抱き、パナマ、コスタリカ、ニカラグア、グアテマラ……と中米諸国を〝漂流〟します。そこで大国アメリカに事実上、支配されている小国の現実に直面し、反米の炎を燃やすようになります。それが後の革命家としての原動力となったのでした。

みんなの感想まとめ

テーマは、革命家チェ・ゲバラの成長と彼の旅を通じたラテンアメリカの歴史の探求です。物語は、医師としての視点から彼が中米を巡り、各国の現実に触れながら反米感情を高めていく様子を描いています。読者は、ゲバ...

感想・レビュー・書評

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  • 私自身はかなり南米好きで、革命やゲバラに関しての知識もある方だと思うのですが、物語として読むには説明が多くなってしまう分、かなりキツいように感じました。カストロに会うまでは仕方ないのかも。途中まで作者が医師だということを忘れておりましたが、その視点から読むとまた興味深いものとなりました。

  • 待ちに待った第2弾!
    ラテンアメリカ各国で革命の色がより濃くなっていた!
    共有主義という言葉は初めて聞いて、
    興味が出てきた!
    エルネストは相変わらず人誑しで、
    旅先で女性も虜にしてしまうから憧れる!
    医者、吟遊詩人、考古学者を志すポテンシャルは
    見習って生活に活かしたい!
    キューバの出来事もどんどん出てきて、
    カストロの名前が多く見えてきて興奮が高まる!
    ついにチェと呼ばれる用になったけど、
    ボリビアやCIAという言葉が並ぶと
    終わりも近づいているようで切なくなってくる!
    読み進めていくとラテンアメリカの歴史を
    知ることができるから教科書としてもあり!
    武装革命の時代は終わったと思うけど、
    国を変えようとした情熱は受け取りたい!

  • 【没後五十年。稀代の革命家を描くシリーズ第二弾】パナマ運河を越え中米を“漂流”するゲバラ。太平洋戦争や軍事干渉されるカリブ諸国の現実に直面し、反米の炎を燃やしていく――。

  • ポーラースターシリーズ第2弾。
    ゲバラが中南米を旅し、様々な人との運命的な出会いと別れを繰り返す。
    中南米に行ってみたくなりました。

  • 没後50年をむかえ、ラテンアメリカ統一の夢を胸に革命への狼煙を上げる?医師となったゲバラは母国アルゼンチンを離れ、中南米諸国を漂流しながら、大国アメリカに蹂躙される小国の苦悩を目の当たりにする。義憤に燃えた彼は、やがて革命家としての道を歩み始めることに。

  • ゲバラシリーズ #2

  • ダレ場なのは解るが各国の歴史の説明が多すぎて疲れた。まあ、ラテンアメリカの概要説明の回ということで仕方がないか。
    ロホが白鳥に見えて、ゲバラが世良に見えるのは桜宮サーガに毒され過ぎだろうか?

  • ポーラースター第二部。

    まさに起承転結の“承”という印象。
    今回は中米諸国を中心に渡り歩くゲバラ君。
    各所にラテンアメリカの政治背景が、ダーっと語られる場面がありますが、入ってこなくて難渋しつつ読みました。
    (インカやマヤ・アステカ文明系、インディオの歴史は興味深く読めたのですが。)
    革命家への道を進みつつ、またもやラストで大切な人を失うゲバラ。
    次作では、ついにフィデルと出会うのでしょうか。(名前は、ちょいちょい登場していたので。)

  • 第2巻。今回はボリビアからペルー、パナマ、コスタリカ、ニカラグア、グアテマラと辿る。時は1953年(日本では昭和28年)。中南米の歴史をほとんど知らない私には初耳の話ばかり。ある意味、悪の根元はあの国であることが明々白々に語られる。そして、ゲバラと並ぶあの人が、ようやく名前だけ登場。

  • 没後50年、稀代の革命家チェ・ゲバラの生涯を描く大長編の第二部。

    医師となったゲバラは、母国アルゼンチンを離れ、中米にたどり着く。
    軍人養成学校生、夜間救急医、街頭カメラマンなどをしながら、パナマ、コスタリカ、ニカラグア、グアテマラ…とカリブ諸国を“漂流”するうち、大国アメリカに蹂躙される小国の苦悩を目の当たりにする。

    義憤に燃えた彼は、やがて革命家としての道を歩みはじめるわけだけれども、いやはや難しい・・・。

    後半はわりとするする読めたけど、歴史と人々の感情とは、立ち位置によって変わるのでホント難しいっす。。。

    チェ・ゲバラの生涯に触れる機会となってよかったなとは思うけど、先はまだまだ長そうだなぁ・・・w

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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