牛天神 損料屋喜八郎始末控え

著者 : 山本一力
  • 文藝春秋 (2018年1月11日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163907338

作品紹介・あらすじ

人情の町・深川に巨大安売り市場がやってくる!?不況の嵐が吹き荒れる江戸。同心を辞し、庶民相手に鍋釜や小銭を貸す「損料屋」として暮らす喜八郎。ある日、地元の広大な空き地に大掛かりな作事が始まる。どうやら巨大安売り市場が建てられるらしい。このままでは地元の店が打撃を受け、人の繋がりも断ち切られてしまう。大切な故郷を守るため、頭脳と人脈を駆使して、喜八郎が動き出す-ー目次 うしお汁 つけのぼせ 仲町のおぼろ月 にごり酒 春仕込み 牛天神時代小説に新風を吹き込んだ累計65万部の人気シリーズ最新刊!

牛天神 損料屋喜八郎始末控えの感想・レビュー・書評

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  • 損料屋喜八郎シリーズの最新作でしたが、今回の作品も良かったですね!
    深川の団結力の強さで難局を一丸となって乗り切る姿や鬼右衛門と喜八郎の対峙が良かったです!また喜八郎と江戸屋の秀弥との仲睦まじさもさることながら、対峙していた鬼右衛門が江戸屋の仲居頭であるすずよとのやり取りで改心して故郷である深川に想いを寄せる姿が最高でした!
    知恵を絞って難局を乗り越える喜八郎チームの面々の活躍をまた続編で見てみたいと思います!

  • 山本一力 著「牛天神」、2018.1発行。久しぶりに山本一力さんの作品を読みました。自分たちの地元を大事にする、こんなあたり前のことを、江戸中でたった一ヶ所だけ守り通した「深川」の物語。かつて北町奉行所与力秋山久蔵に一代限り同心として勤務した損料屋喜八郎の始末控えです。処々に珠玉の言葉が散りばめられ、読み応えがありました。ただひとつだけ、欲を言わせていただければ、躍動感が欲しかったです。

  • 何だかモヤモヤが残る。

  • 初出 2015〜17年「オール讀物」

    棄捐令後の不況を高利貸の検校と組んで阿漕な商売をしてきた檜問屋妻籠屋の鬼右衛門が、他の土地でもやった利益度外視の安売市場を作って深川の地元商店を潰しにかかって来た。
    この危機を察知した喜八郎は深川の人々に呼びかけ、結束して安売市場をボイコットすることで跳ね除けたため、鬼右衛門は意趣返しとして江戸屋に害を成そうと企む。
    ここまでの展開は非常にスリリングで一力節も滑らかなのだが、いつもなら相手にギャフンと言わせる喜八郎の活躍はなく、江戸屋の女中頭の行いによって鬼右衛門が改心して終わるという、まことに尻すぼみで終わってしまい、一力ファンは物足りなさを覚えてしまう。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    不況の嵐が吹き荒れる江戸―同心を辞し、庶民相手に鍋釜や小銭を貸す「損料屋」として暮らす喜八郎。与力や仲間たちと力を合わせ、巨大な敵と渡り合う!二千坪の土地を牛耳る黒幕の目的は?危機感をつのらせる深川の住人たち。

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